奇想庵@goo

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攻略的ガンパレード・オーケストラ~白の章リプレイその1

2006年01月12日 03時04分21秒 | アニメ・コミック・ゲーム
設定資料集に心惹かれる思いもあったが、通常版を購入。

アルファ・システムのゲームにしては取説が薄いと感じつつ、最初に末尾のスタッフリストに目を通すあたりが毒されている証拠か(何にかは知らない。ちなみに、声優欄に前作から、青の厚志(石田彰)、瀬戸口隆之(梅津秀行)、東原希望[原文まま](こおろぎさとみ)、壬生屋未央(佐久間純子)の名を発見。

続いて、同梱のDVDを鑑賞。ガンオケ初心者向きというより、あくまでもアニメ版の番外編的作り。村田彩華のキャラがちょっと違うっぽいが、まあアニメを見た人ならそれなりに楽しめたかな?

そして、いよいよプレイ開始。オープニングムービーは悪くない。歌は・・・。
1周目から選べるストーリーはひとつだけ。しかし、プレイヤーキャラは16人から選べる。そのリストがこちら。とりあえずヒロイン?の石田咲良を選んで開始。

最初に、1日で他のクラスメイトらと会うようにというミッションみたいなものを受ける。クラスメイトは、16人からプレイヤーキャラを除く15人のうち、戦闘4人整備4人の計8人が選ばれ、他の7人は登場しない(クラスメイトが死亡すると補充として登場するらしい)。ちなみに2周目からはプレイヤーが選択できるそうだ。
私のクラスメイトは、戦闘系に小島航、村田彩華、横山亜美、山口葉月、整備に鈴木真央、佐藤尚也、渡部愛梨沙、吉田遥。1周目メンバーが固定かランダムかはまだ確認していない。

教師の小島空に案内されて教室に行き、すぐに授業開始。真面目に授業を受けると、体力・気力が20も減ってしまう。4時限目まではほとんど休みなく受け続け、昼休みになったときにはへとへと状態(笑)。腹ごしらえに食堂へと思ったら、先生から食事に行こうの提案が。OKしたのに、そこに横山亜美が割り込んできて、提案はうやむやに・・・(泣。仕方なく一人で食堂に行く。セレクトボタンを押すと地図が表示されるので迷わずに済む。
最初の所持金は2000円。しかし、体力・気力を回復させようと思っても値段が高めで手が出ない。アイテムリストはこちら。牛丼あたりを食べたいところだが、コストを考えラーメンで我慢。そのあと購買でいろいろ購入。

5時間目の授業を終え、ようやく放課後。ゆっくりと自由行動ができるのはここからだ。8人のクラスメイトとの顔合わせは済んだが、あと一人・・・もといあと一匹会ってない奴がいる。ハードボイルドペンギンを探しつつ、通信室でいろいろとチェック。ヤヴァネットは・・・・・・・・・ガンパレファンなら喜ぶだろうね・・・・・・・・・ネット通販なら万引きの心配しなくていいんだろうねなどと余計なことを考える(ぉぃ。そのあと、会議室でチュートリアルのビデオを見る。

で、プレイより先にサイトを作っちゃいました(爆)。

http://f49.aaa.livedoor.jp/~kiten/gpo1/

キャラクターリスト、能力・技能について、販売アイテム一覧、陳情アイテム一覧、勲章一覧などを掲載。当然ランダム要素などあればこのリストはあんまり役に立たないかもだけどね。プレイ開始してけっこう経つのに、メモばっかりして全然進みません(汗)。さあ、我らが石田咲良の運命やいかに(なんか違う


攻略的ガンパレード・オーケストラ~設定編

2006年01月11日 01時30分47秒 | アニメ・コミック・ゲーム
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000BX7XRE&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000A85PK2&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

いよいよ発売目前となったガンパレード・オーケストラ。発売前に抑えておきたいポイントを見てみよう。
PS2用ソフト『ガンパレード・オーケストラ白の章 青森ペンギン伝説』は通常版と限定版の2種類が発売される。ゲーム版公式サイトによると、価格差は実に6000円(苦笑)。限定設定資料集冊子、ゲーム楽曲CD、部隊章型金属プレート盾飾の3点が通常版と異なる点だ。プラス2000円くらいで設定資料集付きくらいならともかく、ここまでするとちょっとどうかなとは思うが、まあ好きにすればというところか(笑)。
アニメDVD同梱は、通常版・限定版共通。そんなの無しにしてもっと値段を下げろというのは思っていても言っちゃいけませんか・・・。

発売を前にアルファ・システムにもサイトが立ち上がった。
整理すると、

SCEI版公式サイト:http://www.playstation.jp/scej/title/gpa/
公式ブログ:http://blog.so-net.ne.jp/gunparade_orchestra/
アニメ版公式サイト:http://www.gpo-anime.jp/
アルファ・システム版公式サイト:http://www.alfasystem.net/game/gpo/

となる。アニメ版はすでに緑の章に突入。ブログはリプレイが掲載中。ゲーム公式サイトは、基本的な情報はSCEI、掲示板中心(というかそれしかまだない)がアルファ・システムとなっている。

ガンパレード・オーケストラ三部作は、白の章、緑の章、青の章の三部作として発売予定であり、PSソフト『高機動幻想ガンパレード・マーチ』のシナリオ的続編とアナウンスされている。前作にあたるガンパレード・マーチ(以下ガンパレ)は、一部に高い評価を得た作品だが、ゲーム内外の問題から真っ当に喧伝されなかった側面もある。メディアミックス展開がなされているガンパレード・オーケストラにしても、ガンパレファン以外への広い周知が十分に行われなかったのは残念だ。
本来、ガンパレの最も斬新だった点はそのゲームシステムだった。AIによるNPCの意外な行動や様々なプレイスタイルを許容した自由度。プレイヤーの行動によって世界が変化していく様が如実に現れるそのバランスの妙味。その中で、キャラクターの魅力が増幅され、キャラクターゲーム的に見られる要因を生み出した。一方、公式サイトでのやりとりの中から、その世界設定がクローズアップされ、そこが強調される結果ともなった。常人にはついていけないような複雑な設定と、キャラ萌え要素の混在が、ファン以外の敷居を高くすることとなる。
このうち、キャラ萌え要素に関しては、同一世界観(セブンスパイラル)のゲームとして、シューティングゲームの『式神の城』シリーズは別として、『絢爛舞踏祭』やこの『ガンパレード・オーケストラ~白の章(以下ガンオケ)』ではむしろ後退している感じがする。絢爛はゴツゴツしたポリゴンの印象が強いし、このガンオケでも流行のキャラっぽくは見えない。
やはり、ガンオケに手を出しにくく感じさせるのは、設定上の問題だろう。アルファ・システムの公式サイトの掲示板を覗いたら、訳の分からぬ単語が飛び交ったりしている。ガンパレ発売から5年半の間に、一部ファンによるムラ化が進行し、新規組の参加を困難にしているのは確かだ。でも、実際には、ガンパレはほとんど設定を気にせずとも十分に楽しめるゲームだった。発売後から最も盛り上がった時期にかけて楽しんだ多くのプレイヤーは、設定とは無縁に楽しんだ。

ガンパレ及び同一世界観のゲームの設定自体は複雑ではあるが全く理解不能というほどじゃない。ただガンパレの場合、二重三重に仕掛けが施され、更にネット上での遊び「ガンパレ23」との絡みがあるせいで訳が分からないような状況となってしまった。まず、ガンパレの場合、ゲーム中に表示される表面上の設定のところどころに綻びが用意されており、そうした綻びを紡ぎ合わせることで、ガンパレの真の姿が浮かび上がるようになっていた。更に、アルファ・システムの公式掲示板上で、それをゲームとして開催した。それが「ガンパレ23」である。あくまで初期購入者に対するサービス特典のような遊びだった「ガンパレ23」だったが、そこに提示されたゲーム内では明らかにされなかった数々の設定に対し、一部ファンの反発も呼んだ。やがて、「ガンパレ23」終了後も世界設定を探求する者たちが活動し続ける一方、キャラクターなどに魅せられたプレイヤーは時間と共に減少し、ガンパレの設定面がより強調される流れを生み出した。

ガンパレの最も基本的な世界設定は、1945年黒い月が出現し、それとともに「幻獣」と呼ばれる人類の敵が現れるようになったというもの。そして、人類はユーラシア大陸から撤退。幻獣の日本上陸に対し、自衛軍は勝利を収めるも壊滅的打撃を受け、その建て直しのための時間稼ぎとして「学兵」を召集した。学生でありながら兵士という立場の彼らの活躍を描いたものがガンパレだった。
ガンパレは1999年3月~5月の熊本を舞台にしたが、ガンオケ白の章はその年の冬の青森が舞台。石田咲良が中隊長として赴任することからスタートだが、1周目から主人公の選択が可能だそうで、どんな物語を紡ぎだすかはプレイヤー次第となる。電撃プレイステーションVol.337のキャラクター紹介で、石田咲良を「じつは成体クローンでブルーヘクサである」なんて書くあたりが、世界を閉ざしている感じを受ける。ガンパレを普通にプレイしていると、彼らがみなクローンであることは知ることができる。それが彼らの世界の常識であり、クローンが普通の世界だと分かる。クローンとはいえ、当然赤ん坊から育てる。しかし、戦争による人口不足により、成長したまま生み出すクローン、それが成体クローンだ。これもゲーム内で語られていた。一方、クローンは遺伝子操作により強化されている。今風に言えばコーディネイター(笑)。その第6世代がヘクサであり、そのうちラボで特殊な処理がなされた者がブルーヘクサである。これはゲーム内で語られず、ゲーム外(公式掲示板)で知られた情報だ。
ガンパレファンの多くは、成体クローンは分かっても、ブルーヘクサについてはよく知らなかっただろう。それでもみな大いに楽しんだ。少なくともガンパレは、設定にのめり込んでも遊べるが、設定に興味なくても十二分に遊べるゲームだった。

私自身まだプレイしていないのに、ガンオケを人に薦めることはできない。ただガンパレのプレイ経験や、設定のせいで躊躇する必要はないと思う。


NFL Wild Card Playoffs Review Part II

2006年01月09日 18時28分23秒 | アメリカンフットボール
☆Carolina Panthers 23-0 New York Giants

Carolinaが用意したゲームプランが完璧に機能した試合だった。ラン主体の非常に保守的なオフェンスと、RB Tiki Barberのランを封じ込めるディフェンス。ドライブの継続以上に、ボールコントロールに徹した攻撃は忍耐力が必要だが、それを見事にやってのけた。ケガをおしての出場となったRB DeShaun Fosterが攻撃の軸となり、151ヤードのランを稼いだ。また、序盤はWR Steve Smithへのスクリーンパスを多用するなど、リスクの少ないプレイコールが目に付いた。
こうしたCarolinaの保守的な攻撃を可能にしたのは、守備陣がGiantsの攻撃を封じたからだ。特に注目していたTiki Barberをほぼ完全に止めたことは賞賛に値する。Giantsの攻撃は彼のランやレシーヴの中からリズムを作るスタイル。彼のキャリーが少なければ少ないほど攻撃は機能しなくなる。
第一クォーターはある意味単調な展開。Carolinaのボールコントロールに徐々にGiantsディフェンスが焦れていき、第二クォーターにCarolinaに先制TDを許す。それでもまだGiantsにチャンスはあったが、前半終了間際スペシャルチームのミスでターンオーバーを許し、楽にFGを決められてしまう。これでツーポゼッション差。こうなるとますますCarolinaのボールコントロールが生きてくる。
後半、ついにQB Eli Manningがインターセプトを喫す。プレッシャーを受けながら無理して投げ込んだのが原因だった。Carolinaはこれを一気にTDに結び付け、事実上試合を決した。Giantsは続く2回のドライブをインターセプトで失い、最後はManningのファンブルロストで完封負けとなった。Giantsはトータルヤード132ヤードという惨憺たる結果で、タイムオブポゼッションでは、実に25分30秒の差が付いた。またエースWR Plaxico Burressはレシーブ回数ゼロだった。
HC John Foxの作戦勝ちの一言で片付けられる試合だが、Giants側のゲームプランが機能しなかったとも言える。正直、現時点でのManningのQBとしての能力はお世辞にも高いとは言えない。確かにチームの好成績を導いたのはオフェンスであったが、その中心は彼でなくRB Tiki Barberだった。Barberを軸とした攻撃をプランしていれば、ロースコアの展開でも十分戦えたのではなかったか。
CarolinaはQB Jake Delhommeが忍耐強いプレイを見せた。ボールセキュリティが重要な試合だったが、その課題をきっちりとこなした。次の対戦はChicago。Carolinaと同じフットボールを目指しているチームだ。タフで厳しい試合になるだろう。Delhommeはこの試合以上にしぶとく戦えるかが鍵を握る。


☆Pittsburgh Steelers 31-17 Cincinnati Bengals

Cincinnatiのわずか2プレイ目、QB Carson Palmerの負傷でこの試合は本来の展開から全く別のものとなってしまった。代わったQB Jon Kitnaは健闘したものの、Pittsburgh守備陣とのパワーバランスで不利となり、Pittsburgh攻撃陣に余裕が生まれ、無理なパスをする状況とならず、狙っていたCincinnatiのターンオーバーが不発に終わった。
いきなりのロングパスを通して、Palmerの面目躍如を見せ付けた途端の負傷で、来シーズン開始までアウト。勝ち負けに関わらず、彼がBradyやManningと並ぶようなQBと成長する可能性を引き出す経験を積む舞台となると思われただけに、非常に残念だ。膝の負傷と長いリハビリは、若い天才QBの将来にも影を落としかねない。
エースQBの負傷の中でもCincinnatiはよく戦った。特に前半はPittsburghの守備がプレッシャーをあまり与えなかったこともあり、いいドライブを見せリードして折り返した。ただ、QB Ben Roethlisbergerに対してプレッシャーを与えられなかったことが、Pittsburghのオフェンスに余裕を与えた。RB Willie Parkerのランはヤードはさほど出ていないもののボディブローのようにCincinnatiディフェンスを苦しめた。
後半、いいドライブからFGのチャンスを得たCincinnatiだが、スナップミスで追加点を奪えず、ついに逆転を許す。こうなるとモメンタムはPittsburghのものとなり、スペシャルプレイまで飛び出してどんどん点差が広がっていった。焦るKitnaはこのあと二つのインターセプトを喫し、試合を決した。
返す返すもPalmerの負傷が全てだった。それだけ彼の存在が大きかったとも言える。ゲームプランの上でも、精神的な面でも、彼の不在が両チームに計り知れない影響を与えることとなった。彼がいれば、Pittsburghも余裕を持てず、攻守両面でもっと厳しい状況が生じただろう。彼がいれば、Cincinnatiも苦しい場面でも希望を持って戦えただろう。Roethlisbergerが無理してパスを投げざるを得ない場面をついに作ることができなかったのも、Palmerの不在が原因だった。モメンタムを引き寄せるビッグプレイもPalmerなら成し遂げたかもしれない。そんな思いを残す試合となってしまった。
Pittsburghは次戦Indianapolisと。優勝候補本命ではあるが、付け入る隙がないわけでもない。Roethlisbergerの真価が問われる一戦となるだろう。


NFL Wild Card Playoffs Review Part I

2006年01月08日 21時42分20秒 | アメリカンフットボール
☆Washington Redskins 17-10 Tampa Bay Buccaneers

一Bucsファンからすると、敗因は審判のミスジャッジ。Tampa Bayの二つのチャレンジはどちらも覆るべきものだった。ビデオを見て「Call Stands」の判定をしたのには、節穴かよ!と叫びまくることとなったが、とりあえず冷静に試合を振り返ってみよう。
この試合の中心となったのは良くも悪くもBucsのQB Chris Sims。試合は彼がインターセプトをされるところから始まった。これで一気にモメンタムはWashingtonへ。更に、RB Cadillac WilliamsのファンブルをリターンTDされ(疑惑の判定その1)、14-0という試合展開となった。
それでも、Tampa Bayディフェンスが踏ん張り、Washingtonの攻撃をFG1本に押さえ込んだ。オフェンスはSimsのパスは通るものの、10ヤード以内のパスばかりで流れに乗り切れない。後半1TDを返したものの、フォースダウンコンバージョンの失敗などもあって追いつけないまま時間が過ぎていった。そして、いよいよ土壇場、SimsのロングパスはエンドゾーンのWR Edell Shepherdに通したものの、判定はインコンプリートとなった。残り時間1分を切った最後のドライブは、Simsがインターセプトされジ・エンド。
最初と最後のインターセプトが試合を決めたわけだが、どちらもDLにディフレクトされ、LBにインターセプトされたもの。もちろんSimsのミスだが、この試合の彼はかなりの成長を感じさせる出来だった。何度か判断の遅さからサックを喫したりもしたが、かなり落ち着いて精度の高いパスも投げていたし、TDを奪った場面では、彼の勇敢なダイヴも見られた。
むしろ最大の敗因はHC John Grudenにあるだろう。若いQBということもあるだろうが、明らかな準備不足。14-0というTampa Bayにとって最も避けなければならない局面になった後も、保守的なプレイコールを出し続けた。もちろん守備力の高さに期待してということもあろうが、もっと早くSimsのパスを軸とした展開に変えるべきだっただろう。接戦とはなったが、仕掛ける場面が最後までないままの試合にフラストレーションが募った。
WashingtonはRB Clinton Portisが本調子ではないこともあって、攻撃はほとんどドライブできなかった。守備も二つのインターセプトはともかく、あのファンブルリカバーリターンTDはかなりのラッキー。ツキを味方にできたことが勝因となった。次の対戦はSeattle Seahawks。付け込む隙はなくもないが、Washingtonの実力では厳しいと言わざるを得ない。


☆Jacksonville Jaguars 3-28 New England Patriots

予想より大差が付いたのは、Jacksonville QB Byron Leftwichの出来が悪かったため。レシーバー陣の落球やRBのファンブルなど、周りもLeftwichの足を引っ張ったが、ケガ明けのLeftwichは相変わらず決めるべきところを決め損ね、最終的にTD無しの結果となった。
試合はNew Englandが、さすがにポストシーズンゲームに慣れていると思わせる試合運びでロースコアの展開に。その中で、Jacksonvilleディフェンスはその実力を発揮し、QB Tom Bradyにプレッシャーをかなり与えることに成功していた。しかし、オフェンスがリズムを作れないうちに失点し、更にリズムを悪くしてしまった。
本来、Jacksonvilleはリードを奪って、常に優位に戦わなければならなかった。そうしたゲームプランを果たせぬままリードを許し、追い上げようとあがくうちにリードを広げられてしまった。その最大の要因は、Leftwichが試合勘の戻るのに時間が掛かった点であり、ゲーム中盤ある程度復調したとはいえ、ゲームを支配するまでに至らなかった点である。
QBに求められるものは、パスヤードではなく、パス成功率でもなく、TDを決め切る力だ。それが、モメンタムを奪い、試合を支配する力へと繋がる。数多くのNFLのQBの中でも、その力を持つ者は少ない。QBとしてのポテンシャルは高くても、この力が無ければ大成はしない。残念ながら、LeftwichやGarrardはこの力を持たない。Tom Bradyは持っている。この差が試合の明暗を分けた。
New Englandの次戦の相手はまだ決まっていない。IndianapolisとDenverのどちらが相手でもアウェイの厳しい戦いが待ち受けている。しかし、チャンスがないわけではない。この苦境を乗り切る力を、特にTom Bradyは有している。Divisional Playoffを勝てば、その勢いで史上初の三連覇の夢も一気に実現可能なものとなるだろう。注目だ。


ビビキー湾(昨日のヴァナ)

2006年01月08日 19時58分11秒 | FF11
復帰後初めてのレベル上げPT。
数ヶ月ぶりとなるので、最も楽そうな白魔道士で(ぉぃ。

場所はビビキー湾。実はここでのレベル上げは初体験。構成は、ナ竜モ白黒赤。2時間弱の狩りで6000程の経験値(女帝込み)。ゴブ狙いだったけど、取り合いになったので時給はこんなものか。最初はペースの早さについていけずに、かなり悪戦苦闘。復帰して、マクロの大幅な変更をしたことも動きの悪さに繋がったか。敵が少なく、ペースが落ち着いてようやく慣れてきたけど、かなりいっぱいいっぱいな感じのレベル上げだった。
当面の目標に白75があるけど、死者を出さない程度に頑張らないと(ぉ。


NFL Wild Card Playoffs Preview 【AFC編】

2006年01月07日 17時37分38秒 | アメリカンフットボール
続いて、AFCの2試合。

★Jacksonville Jaguars at New England Patriots
Key Player:Byron Leftwich(Jax)

Jacksonville Jaguars(12-4) Offense:#15 Defense:#6 TO:+11
New England Patriots(10-6) Offense:#7 Defense:#26 TO:-6

躍進のJacksonvilleに、NFL史上初の三連覇を目指すNew Englandの対決。JacksonvilleはIndianapolisに2敗した分を除くと12-2と高勝率を誇る。負けたのはDenverとSt.Louisのみ。だが、スケジュールに恵まれた感もある。一方、三連覇を期待されながら苦しみ抜いたシーズンを送ったNew England。スケジュールは厳しかったが、同地区の他の3チームが不振を極め、それに助けられた地区優勝とも言える。
Jacksonvilleは、攻撃はパス19位、ラン10位と目立った成績は残せなかった。QB Byron Leftwichの負傷により、シーズン終盤を控えのDavid Garrardで戦ったことも一因だ。RBはベテランFred Taylor。ケガがちで、全盛期のスピードは衰えたが、相手ディフェンスの脅威であることは確か。Leftwichが戻ってくるが、ハイスコアは望めないだろう。守備は、パス7位、ラン14位。サック数47はSeattle、Miamiに次ぐ3位タイ。プロボウラーDT Marcus Stroud中心のDL陣が非常に強力だ。
New Englandは6敗のうち5敗が今シーズン勝ち越しとなったチームに喫した敗戦(残る1敗はシード順が確定した後の最終戦)。期待され、注目され、苦しみ、もう三連覇は絶望とも思われたチームだったが、ここまでたどり着いた。非常にハードなスケジュールの中のこの成績は実はもっと評価されていい。攻撃は、パス2位、ラン24位。特にOLの不安定さが苦しんだ最大の要因。これにRB Corey Dillonのケガや不調が重なり、QB Tom Bradyのパスに頼るしかないチーム状況を生んだ。本来パサーとして引っ張るというより、ランパスのバランスやショートパスでゲームを作るQBであるBradyが、リーグ1位のパス獲得ヤードと成らざるをえないところが今シーズンの苦闘の結果だが、それでもそれができるところが史上最高のQBとなりつつある彼の力の証だ。守備は、パス31位、ラン8位。ただ失点では17位とそこまでひどい成績ではない。第13週から15週にかけて3試合連続一桁失点とシーズン後半になって徐々に本来の力を発揮しつつはある。LB Tedy Bruschiの復帰によってなんとか立て直しつつある状況だが、プレイオフ進出12チーム中唯一ターンオーバーレシオがマイナスなのが気になる点だ。
接戦になれば、QBの差が勝敗を決める。New Englandはロースコアに持ち込み、地の利とBradyの能力によって勝機を見出す狙いだろう。Jacksonvilleが大量失点を許すことは考えにくいものの、接戦では経験の差なども影響してくる。Jacksonvilleはチャンスを得点にキチンと結び付けていかねばならない。できれば後半は2ポゼッション差をキープしたい。Jacksonvilleが勝つには28-17くらいのスコアが必要だ。ケガ明けのLeftwichがこれまでのようなプレイをしていては恐らく無理。これまで以上の力を発揮することがプレイオフを戦う絶対条件となる。
予想は、17-14でNew England。決めるべき時に決めきれるかという部分でやはりNew Englandに一日の長があるだろう。


★Pittsburgh Steelers at Cincinnati Bengals
Key Player: Deltha O'Neal(Cin)

Pittsburgh Steelers(11-5) Offense:#16 Defense:#4 TO:+7
Cincinnati Bengals(11-5) Offense:#6 Defense:#28 TO:+24

同地区対決。直接対決は1勝1敗だが、共にホームで敗戦。昨シーズン、QB Ben Roethlisbergerと共に大躍進したPittsburghだったが、今シーズンは彼のケガもあって苦しんだシーズンだった。それでも彼がスターターだった試合は9-3と実力の程を見せた(3敗はNew England、Indianapolis、Cincinnati)。長期の低迷から脱したCincinnatiは1990年以来の勝ち越しシーズンで、地区優勝、プレイオフ出場もその時からずっと遠ざかっていた。当時のエースQBはBoomer Esiason。チームが待ち望んだ、彼以来のパサーがようやく誕生した。QB Carson Palmerは若手No.1の呼び声高い。シーズン終盤2連敗で終わったのが気になるところだが・・・。
Pittsburghの攻撃は、ラン5位、パス24位。昨シーズン活躍したRB Duce Staley、Jerome Bettisを故障で欠く中、2年目のWillie Parkerが1202ヤードを獲得する活躍でチームの窮地を救った。Roethlisbergerはケガで苦しみながらもレイティング3位の98.6。WR Hines Wardも故障で苦しんだシーズンだった。守備はパス16位、ラン3位。スコアリングで3位を誇る。プロボウルに選出されたLB Joey Porter、SS Troy Polamaluらの活躍が目立った。
Cincinnatiは、パス攻撃が5位、ランが11位。PalmerはRoethlisbergerを上回るレイティング101.1でリーグ2位。WR Chad JohnsonとT.J. Houshmandzadehのコンビがターゲットとして非常に目立つ働きをした。RB Rudi Johnsonは1458ヤード獲得。守備はパス26位、ラン20位とひどい数字だが、Takeaway 44はリーグトップ。特にインターセプト31は2位の24を大きく引き離してトップ。守備力は高くないが、ビッグプレイでモメンタムを掴めるディフェンス。全盛期のSt.Louisを髣髴とさせるチームに成長した。
今シーズンのこのカード、初戦はFGで先制したもののチャンスをTDに結びつけれず、流れをつかめないままCincinnatiが敗戦。2戦目は先制されるものの第2クォーターに逆転し、その後リードを守り切ってCincinnatiが勝利した。また、初戦はTOが共に2つずつなのに対し、2戦目はPittsburghが4つのTOを喫し、Cincinnatiは0。乱戦になってモメンタムをつかむとCincinnatiが実力を発揮する。逆にPittsburghは相手にモメンタムを渡さなければ優位に戦えるだろう。鍵を握るのはCincinnatiのDB陣。特に今シーズンリーグ1位タイの10個のインターセプトを奪ったDeltha O'Neal。Cincinnatiの攻撃力を考えれば、Pittsburghもある程度パスを使わざるをえない。そのパスを奪えるかどうかが試合の鍵となる。ターンオーバーからリズムをつかんできた今シーズン、むしろどのタイミングで奪えるかが重要となる。Roethlisbergerがパスを投げる状況を上手く作れるかどうかがゲームプランの要となってくる。Pittsburghから見れば、Cincinnatiにモメンタムを渡さないため、ミスの許されないタフな試合になる。集中力を切らさずに相手を追い込んでしまえるかどうか。
予想は28-20でPittsburgh。Cincinnatiが勝つには35-28くらいのスコアが欲しいところだが、シーズン終盤の戦い方が気になる。主力温存は分かるが、勢いを削ぐ結果に繋がりかねず、ギアチェンジを上手く出来るか心もとない。


NFL Wild Card Playoffs Preview 【NFC編】

2006年01月07日 14時11分15秒 | アメリカンフットボール
2005-06シーズンもポストシーズンに突入した。エキサイティングなプレイオフの戦いが始まる。試合前に予想して楽しむところから始めよう。

★Washington Redskins at Tampa Bay Buccaneers
Key Player: Chris Sims(TB)

Washington Redskins(10-6) Offense:#11 Defense:#9 TO:+1
Tampa Bay Buccaneers(11-5) Offense:#23 Defense:#1 TO:+7

共に激戦の地区を勝ち抜いたチーム。そして、両チーム共、シーズン前の評判は高くなかった。スケジュールにも助けられて勝ち上がったという側面もある。
Washingtonは攻撃がNFL11位。ラン7位、パス21位で、RB Clinton Portisがリーグ4位となる1516ヤード獲得。QBはベテランMark Brunellがレイティング85.9と安定した力を見せた。また、Jetsから移籍したWR Santana Mossがプロボウルに選ばれる活躍。守備は、パス10位、ラン13位とバランス良く、特にLB陣の成長が目立った。
Tampa Bayは守備力が復活を果たした。スーパーボウル制覇後、翳りの見えたディフェンスだったが、今シーズンはリーグ1位に返り咲いた。ラン、パス共に6位の成績。攻撃は、IR入りしたQB Brian Grieseに代わって、Chris Simsがスターターとして成長した。ルーキーRB Carnell Williamsは期待通りの活躍で、中盤負傷欠場もあったものの1178ヤードを走り、勝利に貢献した。
試合の見所は、Washingtonの攻撃対Tampa Bayの守備。OLの強いWashingtonから、Tampa BayがいかにQBにプレッシャーを与えられるか。Portisのランを止めることも重要だが、それ以上にMossへのロングパスを許さないのが大前提となる。ただベテラン揃いのこのマッチアップはある程度予想の範囲内の戦いになりそう。むしろ鍵を握るのは、Simsの出来。彼が落ち着いたクォーターバッキングを見せることができるかどうかが勝敗の行方を左右しそう。New England戦で完封負けしたように、リズムを崩せば大敗もありうる。それでも、シーズン終盤の厳しい接戦を戦い抜いた経験は買える。彼がQBとして大成できるか否かを見極める戦いともなりそうだ。
予想は、TBファンということで公平性を欠くかもしれないが、20-14でTampa Bayの勝利。


★Carolina Panthers at New York Giants
Key Player: Tiki Barber(NYG)

Carolina Panthers(11-5) Offense:#22 Defense:#3 TO:+16
New York Giants(11-5) Offense:#4 Defense:#24 TO:+11

これも昨シーズンは低迷した両チームの対戦。と言うか、NFCはSeattle以外昨シーズンと顔触れが違うという状況。この2チームはスタッツを見ても明らかなように、守備のCarolina、攻撃のGiantsと特徴がはっきり分かれている。先のWas@TB同様、東地区対南地区の構図だが、これはこの両地区が激戦区だったという証でもある。
Carolinaは、ランディフェンス4位を誇る(パスは9位)。Tiki Barberを攻撃の軸とするGiantsにとって脅威となるだろう。Carolinaディフェンスの中核はDL陣だ。プロボウル選出のDE Julius Peppersを中心に、Mike Rucker、Brentson Buckner、Jordan Carstensが名を連ねる。攻撃に目を転じれば、ラン19位、パス17位と目立った成績は残していない。ただ、QB Jake Delhomme、WR Steve Smithがプロボウルに選ばれたように、この二人のホットラインは対戦相手の脅威となる。また、シーズン終盤、RB DeShaun Fosterがいい走りを見せた。
Giantsの攻撃は、ラン6位、パス11位。特に、RB Tiki BarberはランでNFL2位の1860ヤードを稼ぐだけでなく、レシーヴでもチームに貢献した。レシーバー陣は新加入のWR Plaxico Burress、プロボウルTE Jeremy Shockey、長くチームのエースだったWR Amani Toomerと高レベルな選手が名を揃える。注目されるQB Eli Manningだが、強いラインとこれだけのバックス&レシーバーを擁している中でのレイティング75.9は物足りないようにも映る。守備はラン12位、パス27位と、特にパスディフェンスに脆さを感じさせる。DE Michael Strahan、Osi Umenyioraと二人のプロボウラーがいて、サック数は稼いでいるものの、セカンダリーに不安を残す。
試合は、Tiki Barber次第。彼が止められれば、Eli Manningの力だけでは勝利に結びつけるのは難しい。彼を止められなければ、Carolinaのゲームプランは崩れ去る。Carolinaには彼を止めるだけの戦力と作戦能力はある。ただTiki Barberにも地の利がある。Carolinaは先制して常にリードする展開で、Barberのランの機会を減らせればかなり優位に戦える。序盤に大胆なプレイコールをする可能性が高いが、それをきっちり決められるかどうかも試合展開に大きな影響を与えるだろう。
試合は、31-24でCarolinaの勝利を予想。むしろロースコアの方がTiki Barberの活躍が生きてきそうだ。


ローズボウル―全米チャンピオンシップゲーム

2006年01月06日 21時55分20秒 | スポーツ
BCSランキング1位と2位の直接対決であることはもちろん、NCAAディビジョン1Aで全勝はこの2校のみ、USC(南カリフォルニア大)は今シーズンと昨シーズンのハイズマンウィナーを揃え、テキサス大には今シーズンのハイズマンの次点となった選手がいる。まさに最強対決。全米が最も熱く注目した一戦。

前日のオレンジボウルはビデオに撮っていたら、放送時間4時間に1時間余裕を持たせていたにも関わらず、試合終了には全然足りないという事態で開いた口が塞がらない思いだった。まあトリプルオーバータイムまで突入し、試合時間だけで5時間をゆうに越えていたので、仕方ないのだが。ローズボウルも録画して見たが、最後までちゃんと見れて一安心(笑)。

試合はまさに二転三転の好ゲーム。平均50点を越えるハイパワーオフェンスのUSCと、バランスの取れたテキサス大。前半は、USCのオフェンスをコントロールしたテキサス大が16-10とリードして折り返した。
後半に入りランキング1位、現在34連勝中というUSCが猛攻に出る。昨シーズンのハイズマン受賞者QBマット・ライナートの安定したパスと、RBレンデイル・ホワイトのランが冴えた。後半最初の4ポゼッションを全てタッチダウンに結びつけた。対するテキサス大は、イージーなフィールドゴールを外すなどもあって、第4クォーター残り6分42秒の時点で26-38とこの試合最大の12点差をつけられてしまう。
ここからハイズマン次点となったQBヴィンス・ヤングが獅子奮迅の活躍を見せる。鋭いパスを決めたかと思えば、スピード溢れるラッシングでディフェンスを切り裂いた。一気にタッチダウンを奪い、5点差に迫る。
ここで、後半全くUSCの攻撃を止められなかったディフェンス陣が意地を見せた。ファーストダウン1つは取られたものの、2分13秒を残してフォースダウンに持ち込む。しかし、思いもよらないチョイスをUSCが行う。テキサス大陣45ヤード、フォースダウン2ヤードで”ゴー”の選択。セオリーではパント。確かにここまでRBホワイトのランがショートヤーディジを確実に奪ってきたが、あまりにも危険な賭け。USCのヘッドコーチはNFLでもその職に就いていたピート・キャロル。成功すれば、勝利はほぼ手中にできるが、失敗すれば逆転への道筋を許すことになる。このリスキーな判断の結果は、テキサス大の、南部のフットボールの、意地と誇りが制することとなった。
テキサス大はパスを主体にUSCのレッドゾーンに侵入し、USC陣8ヤード、フォースダウン5ヤードから、QBヴィンス・ヤングのスクランブルでタッチダウン。ちょうど乗っている時のマイケル・ヴィックばりの大活躍でついに逆転となった。このあと2点コンバージョン時に、USCが慌てて最後のタイムアウトを使ってしまい、残り19秒での反撃はならなかった。

MVPとなったテキサス大QBヴィンス・ヤングは、パスで30/40、267ヤード、ランで19回のキャリー、200ヤード、3つのラッシングタッチダウンを奪った。プレイスタイルは先にも述べたように、マイケル・ヴィックを髣髴とさせる。スピードは彼に劣るが、サイズがあり、パワフル。パスも安定度があった。USCディフェンスは最後まで彼のランに苦しみ、アジャストできずに終わってしまった。
USC攻撃陣も事前の評価を裏切らない活躍を見せた。特にQBマット・ライナートは、29/40、365ヤード、1TD、1INTと大舞台でしっかりとプレーして見せた。特に後半の落ち着いたプレイ振りは、NFLに行ってもすぐに通用しそうな内容だった。
ハイズマンウィナーのRBレジー・ブッシュは、13回82ヤードのラン、6回95ヤードのレシーヴとやや精彩を欠いたが、いくつかのプレイで大器の片鱗を見ることができた。RBとしては3TDを奪ったレンデイル・ホワイトが目立った。20回124ヤードの数字以上に、テキサス大を苦しめた。ビッグゲインはないが、確実に5ヤード前後を取れる走りは、派手ではないがUSCが勝利すれば最も貢献度の高いプレイヤーだったと言えるだろう。

疑惑の判定などもあり、ヘッドコーチの判断やプレイコールの是非など、話題に欠かない試合だった。その中でも両QBのプレイ振りは印象に強く残るものだった。普段はカレッジの試合はほとんど見ないが、見ると楽しいと思わせる内容。しかし、NFLの方もいよいよポストシーズン突入。気持ちを切り替え、プロの熱く激しい試合を楽しみに待とう。


ヴァナの変化

2006年01月04日 22時42分45秒 | FF11
MyフェローのYarga-Umigaくんは、Lv32、親密度10に。

まだPTとか組んでないから戦闘関連は別として、ジュノにいて気が付いた変化。それはバタリア出たところにバザーがたくさんいること。ジュノ郊外バザーは鯖によって特徴があるようだけど、鞄鯖はずっと下層ばかりって感じだったのにね。
あと、リンバス関係のシャウトとかあるけど、全然理解してなかったり(汗)。ENMも名前を覚えてないから、どれのことかさっぱり分からないし・・・。
ウラシマ状態だけど、徐々に感覚を取り戻せたらいいなぁ。


5連覇成らず(今日のスポーツ)

2006年01月03日 17時35分10秒 | スポーツ
◎箱根駅伝(第82回東京箱根間往復大学駅伝競走)
ダークホースというより、完全に無印の亜細亜大学が初の総合優勝を飾った。昨日の往路は6位。優勝候補の各校を抑えての見事な勝利。
この波乱の最大の要因は、優勝候補に挙げられたチームにブレーキがあったこと。往路では、日大、東海大、復路では順調に首位をキープしていた順天堂に大ブレーキがあり、駅伝の恐さをまざまざと見せ付けられた。
復路の5区間の区間賞が、専修、法政、中央学院、亜細亜、城西と、すべて有力校以外から出たことが象徴的なように、強豪校が予想通りの力を発揮できなかった点も今年の特徴だった。そして、復路の優勝は初タイトルとなる法政が飾り、復路順位も、法政、亜細亜、日体大、東海、城西、山梨学院、日大、中央学院、専修、順天堂となり、本来強豪校が強いとされる復路の常識が大きく崩れる結果となった。
特に5連覇を目指した駒澤は、途中首位に立ちながら、最後は5位に沈んだ。結果的に復路順位は11位とまさに予想外の結果となった。また、復路に強いと言われた順天堂も大ブレーキもあって復路10位。
この背景は、もちろん強豪校以外のレベルアップが考えられる。途中区間での繰り上げスタートもなく、最終区まで混戦の駅伝となった。強豪校でもブレーキがあると下位に低迷する結果となり、大きなブレーキのなかった亜細亜、山梨学院が1位2位を占めることとなった。
TVやラジオの放送でも、どうしても取り上げられるのは強豪校ばかりで、特に亜細亜は2位の時もほとんど注目されることなく、そのあたりも波乱の大会を象徴する部分だが、法政の復路優勝など下位校の活躍にもっと目を向けて欲しかった。
駒澤の5連覇成るかが注目された大会だったが、今大会は次々に展開が変わっていく非常に面白いものとなった。このような力の拮抗した大会が続くことが一ファンからすると期待されるところだ。その意味でも亜細亜大の優勝に大いに拍手を贈りたい。

◎高校ラグビー(第85回全国高校ラグビー大会)
準々決勝4試合が行われた。スカパーのセットのシステムが変更されたせいで、J-スポーツの契約が切れ、再契約しようか迷ったが、高校ラグビーのためだけにというのももったいないかと思って、例年同様にラジオで楽しむつもりがラジオ放送が無く、仕方なく2ちゃんの実況スレと公式サイトのライブ中継(でも画像は見れずに音声だけ(涙))でチェック。

・茗溪学園 8-27 桐蔭学園
関東勢同士の対決なので興味なし(ぉ。

・大阪工業大学 29-12 啓光学園
大阪勢同士の対決。5連覇の大偉業を目指す啓光だが、これまでの試合内容はやや精彩に欠けるものだった。大工大は例年フォワードは強いものの、それにこだわるあまり、力を十分に出し切れないで姿を消すことが多かった。だが、今年はフォワードだけにこだわらず、非常にバランスの取れた戦いを見せていた。試合は、前半から大工大が優位に戦い、啓光がミスで自滅する形に。4連覇中、他の高校とはひとつ次元の違う戦いを見せていた啓光だったが、今年はそれを目指す姿勢こそ見られたもののそれを発揮できぬままに大会を終えてしまった。啓光を目標に、上位校のレベルの向上が感じられる大会だが、その目標たる啓光を破った大工大は、これからは啓光に代わって目標とされるべきプレイを見せて欲しいところだ。それができるだけの力は十分にあると思う。

・長崎北陽台 20-24 伏見工
親の田舎ということで長崎は思い入れのある土地。最近長崎勢は全国レベルでいい試合をしているので今年も応援してきた。関西勢の伏見工ももちろん期待のチーム。ということで、どちらにも勝って欲しいところだが、地元関西の伏見工を応援する感じでチェックしていた。
共にこれまで非常にいい内容で勝ち上がってきたチーム同士だが、この試合でもお互いに実力を出し合い接戦に。伏見工リードで戦うも、長崎も守備が健闘し引き離されない。そして、ついに逆転のペナルティゴールを決め、流れ的にはこれで逃げ切るかと思われた。しかし、土壇場で伏見工の攻めに長崎が相次いで反則を犯し、ついにロスタイムに逆転のトライを許してしまう。力の差というより運の差と言えるほどの接戦で、両校の健闘を大いに称えたい。

・大分舞鶴 7-55 東海大仰星
仰星が完勝。ミスもあったが、地力では最も高いレベルと思われるほど。最も優勝に近いと思われるが、ここから先は対戦相手は強豪ばかり。この地力をキチンと得点に結び付けられるかだけが不安材料と言えるだろう。

◎高校サッカー(第84回全国高校サッカー選手権大会)
注目の対決、国見-大阪朝鮮戦を観戦。優勝候補であり、私の大好きな国見と、地元大阪ということで、どちらを応援するか迷うところだったが、やや国見乗りで観戦(笑)。
前半、風上の国見がかなりボールを支配。遠目からでもどんどんとシュートを撃つも、大阪朝鮮のゴールキーパーの思い切りのいいプレーに阻まれる。後半、風下となった国見に対し、風上の大阪朝鮮が優位に試合を運ぶ。共にフィジカルが強く、スタミナも豊富。強い風の中、お互いシュートを思い切りよく打ち合う展開だったが、終盤に右からの決定的なクロスを国見が外してしまい、嫌な流れを感じたところで、大阪朝鮮のシュートのこぼれ球を押し込まれる形で失点。決めるところで決められないと、どうしても流れを相手に渡してしまう。そうした流れをつかめるかどうかが勝敗の岐路となった。
大阪勢としては、久々のベスト8。他の7校が、広島観音、鹿児島実、野洲、滝川第二、鹿島学園、遠野、多々良学園と、鹿実を除くと優勝経験のない高校ばかりとなった。連覇を狙う鹿実が安定した戦い振りを見せているが、連覇を阻むチームが現れるかどうかが見所となりそうだ。

◎フィエスタボウル
NCAA(全米カレッジアメリカンフットボール)の試合はほとんど見ないのだが、年明けに全米が熱狂する4大ボウルの生中継ということで珍しく観戦。ノートルダム大vsオハイオ州立大とNFLに多くの選手を輩出する両校の対戦であり、特にノートルダム大ヘッドコーチは、昨年までスーパーボウルを連覇したニューイングランドのオフェンシヴ・コーディネイターだったチャーリー・ワイズということも注目の的だった。
試合は、開始間もなくはノートルダムのランが効果的だったが、徐々にオハイオステイトの守備が試合を支配し始め、結果的にはモメンタムを渡すことなくオハイオステイトが勝利した。面白かったのが、ESPNの放送で何度も注目された、ノートルダムのエースQBの姉で、オハイオステイトの守備の中心選手の恋人の存在(笑)。彼女の観戦している姿を何度も放映しているあたりに、アメリカっぽさを感じた。結局、弟より恋人の方が活躍したけど、彼女の胸中はどんなもんだろうね。

◎ライスボウル
社会人のオービック・シーガルズと法政大学の対戦。関東勢同士ということでイマイチどころかイマサンくらいに盛り上がりに欠ける。関東勢同士は1998年以来。ライスボウルが日本選手権となってから23回目だが、4回目の出来事。法政は3回目の出場だが、過去2回大敗を喫していたので、今回も厳しい予想をしていた。昨年の松下電工の勝利まで3年連続大学側が勝っていたが、社会人を凌駕する大学チームは、圧倒的な力がないと無理。法政ではそれだけの力がないと予想したが、残念ながらその通りの結果となった。法政も完敗というよりは善戦した印象だが、勝つだけの力は全く感じられなかった。かなりギャンブル的なプレイコールだったが、全体的な試合のレベルは低かった。結局、今シーズンは大学、社会人ともに完成度の高いチームは現れず、ほんの少しの差で勝ち上がったチーム同士の対戦だったと言えるだろう。最終スコアは17-47。来シーズンはもう少しレベルアップしたチームの出現を期待したいところだ。