私のプロフィールや主張、著書、連絡先は、ここをクリック
持続可能な国づくりの会<緑と福祉の国・日本>のブログは、ここをクリック
昨日のブログで、内閣府の有識者会議「景気動向指数研究会」が景気動向指数の発表方式を2008年4月から変更する方針を決めたと報じた記事を紹介しました。
今日は、この有識者会議の座長を務められた吉川洋・東大大学院教授が、「第6回経済活性化戦略会議」(平成14年2月26日)で鈴木基之・中央環境審議会会長とかわした質疑を通して、日本の経済政策決定に深くかかわっておられる経済学者と同じく日本の環境政策に深くかかわっておられる工学者の見解の相違を探ってみましょう。
用いる材料は 第6回 経済活性化戦略会合 議事要旨 (インターネット上に公開)です。
なお、吉川さんの発言に出てくる「持続的な経済成長」というキーワードは2002年2月4日の小泉首相の施政方針演説に登場したもので、それ以降、政策当者の間でよく使われている言葉です。
関連記事
フォアキャストする日本、バックキャストするスウェーデン① 「未来社会」の構想(7/21)
フォアキャストする日本、バックキャストするスウェーデン② フォアキャストvsバックキャスト(7/22)
フォアキャストする日本、バックキャストするスウェーデン③ 21世紀はバックキャストが有効(7/23)
敢えて、私のコメントを付け加えることもありませんが、このお二人の議論を見る限りでは、私の基本認識は鈴木さんの認識に極めて近く、その認識を見事なまでに実行に移してるのがスウェーデンであり、吉川さんの認識を基礎に行動を起こしているのが日本の現状ではないでしょうか。私はそう考えますが、皆さんはどう考えますか。
それぞれのマークをクリックすると、リアルタイムのランキングが表示されます。お楽しみください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます