酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

東京マラソン

2008-02-18 17:49:45 | Weblog
 2年連続で東京マラソンを走ってきた。快晴に恵まれ、一段と華やかさを増したように感じたが、当人の結果が伴わずうれしさ半分といった感じ。

 運営は格段に改善されていた。特に、走り終えた後の荷物の受け渡しはほぼパーフェクトだった。ナンバーカード別に整理されていて、番号を告げると2、3秒でバッグが出てきた。さまざまなシュミレーションを繰り返してここまでたどり着いたのだろう。

 給食不足もなかった。もっとも、今年はコンディションが良く栄養補給の必要度が低下していたと思われる。悪い条件のときどうなるか。さらに研究を進めてもらいたい。

 イベント性が増したのは、功罪両面があるだろう。有名人がたくさん走れば、沿道に出てみようという気になる。大会の盛り上げに一役買っているのは事実だろう。

 ただ、訳の分からないタレント連中がごちゃごちゃ言いながら走っていたのにはいささかげんなり。TPOをわきまえたおしゃべりを工夫してほしい。

 受付会場を東京ドームからビッグサイトに変更したのも納得がいかない。りんかい線やゆりかもめの売り上げ増を図ったわけでもあるまい。有明は不便だ。地方から参加するランナーのことをもっと考えてほしい。

 1万円の参加費は国内のマラソン大会では別格に高い。今年ぐらいの運営は出来て当然と言うべきかもしれない。同時に、参加費の減額も視野に入れた方がいい。いまのままでは、若い人が参加しにくい。カネに余裕のある人だけの大会ではつまらないのではないか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする