ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

なんで私がやらなくちゃいけないのか 

2012-10-18 21:09:27 | ひとの幸福
なんで私がやらなくちゃいけないの?・・

これもよくある。そして大体そういう時は不愉快。

ひとは元来自主的、主体的に行為したいものなので、

やらされるという思いには耐えられないように出来ている。

なので、こういう思いが湧いてくる時は不愉快に決まっている。

なんで私がやらなくちゃならないの、と思うことが嬉しくてたまらない人はいない。

今、言っているのは気持ちのことなので、

しなきゃならないの?というのが言葉だけで、喜んでいる場合はある。


動作的に同じ行為であっても、ひとによってその思いは違う。

その作業は男がやるべきもの・・というような判断があって、

その判断が絶対正しいになっていると、どうしても不愉快になる。

正しくないことを言ったり、やったりする人はダメだ、という見方があるから。

ひとは元来、真善美を求めてしまうものだから、そうなりがち。

けれど、本当の正しさはいつでもどこでも誰にでも当てはまるもの。

地域限定、時代限定、人種限定、などの正しさは本当の正しさではない。

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観察力とプログラム

2012-10-18 14:17:40 | ひとの幸福
例えば、「ねぇ、今お金持ってる?」と自動販売機の前で言われる。

その言葉を理解するのは3、4才児でも出来る。

あなたは現在お金を持っていますか?という意味だ。

暮らしの中ではこういう時、

その言葉を聞いて、「はい、持ってます」と答え、それでおしまいになることはない。

その人はその時お茶を飲みたかったのだけど、コインがなくて、

隣にいた私にちょっと貸してという意思があった・・というようなことかと察することが出来る。

どういう意図でその人がその場でその言葉を発したか・・

そのひとのその時の言葉の奥にある意志を “感じ”取っている。

「あるよ、幾ら要る?」なんてすぐに対応している。

自然に観察し、対応している。

何故そういう言葉の奥にある意志がわかるのかといえば

そういう場合にお金持ってる?と聞かれることはお金を使いたいということ・・

・・というようなプログラムが潜在意識に既にインストールされているからである。

それまでの人生の体験による観察によって創られたものだ。

小さな子供にはそういうプログラムはインストールされていないので、

お金持っている→持ってない・・で、終わりになる。

けれど、大人のそういうやり取りを何度もじっと観察し、自分のものにする。

(潜在意識にインストールする)

子供はこうして大人になるんだけど、

子供の潜在意識の材料・プログラムは全て周りを観察したもので出来ている。

そういう意味で子供は周囲の大人で創られている、と言っても過言じゃない。

どんな人間になったらその子が幸福か、描いて、そうなるようになるように行為することかと思う。

子供や小さな人はそれをじっと見ている。
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やってみてどうか・・の連続

2012-10-18 10:59:55 | 日々の暮らし・思い出
ここに来て分別の無い3才のイブと付き合っていると、

新しい体験が出来る。

叫んだり、泣いたり、ごねたりするので、

こちらがどういう自分で、どうしたら、イブはどういう態度になるのか・・

を観ることが出来る。

こうやってみたら、どう出るだろう・・

それもやった直後だけでなく、その後の時間も・・どうか・・

娘とナンタラカンタラ話をしながら、やっている。

やってみて、あーしたから、こうなって・・・だからこういうことなんじゃないのか・・

こうしてみたらどうだろ・・いや、あれがこうだったから、こうなったんで、

あれがこうじゃなかったら、また違うんじゃないか・・云々かんぬん

そんなことを話していながら、毎日過ごしている。

やってみて、どうなるか観るの前には必ず、「こうなることを描いて」がなければならない。

子もりだけに限らず、庭の片付けやら、植木の配置換えやらも、

ここで娘とやっているんだけど、

庭にしても、コレコレの庭にしたい、というのを描かないと、

こうしてやってみようが出てこないのは当然だ。

コレコレになるように、こうやってみよう、あーやってみよう、が出てくるわけだから。

描きとは願いが実現された姿だ。当たり前か・・





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