ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

覚えた百人一首、なんと55首になりにけり・・

2018-02-26 08:07:35 | ひとの幸福

 

なんだかんだと日が過ぎて、今日はもう二月も末、26日なんだ~

毎日毎日飽きることなく百人一首を覚えております。

楽しいもんだねぇ。

今までに覚えた歌を思い出して声に出したり、紙に書いたりしてる。

50首書くのに30分くらいのものなんだけど。

こんなふうに意識的にものを覚えるという行為を

小学生、いや、小学生に限らず学生は毎日のかなりの時間を

それに費やしているんだなぁと思った。

一日のほとんどの時間を勉強と遊びで満たしてる。

なんてリッチなことだろう。

自分もそういう時代があったわけだけど、そういう自覚はなかった。

何故勉強?が楽しいのか・・知らないことを知る喜びが得られるからか・・・

それにはやはり自分がそれを知らないと知ることから。

この頃は何かにつけ、知らないことばかりだなぁとよく思う。

こんなふうな思いを持つようになったのはいつの頃からだろう・・・

それ以前は無意識のうちにだけど、

なんだかんだ知ってるという土台で生きてたんだろか・・・

いや、今だってそうだ。

自分がムキになったり、腹立ったりしてるときは

そんな自分なんだと思う。


「リンゴの花が咲いたあと」

2018-02-03 14:07:58 | 本を読んで

木村秋則さんの新しい本を読んだ。

本当に凄い人だ。無肥料無農薬でリンゴを作ろうとしてから40年くらい経つようで、

今では大きくて甘い最高のリンゴになった。

その農法、自然栽培でお米も作っている。

日本や外国に年がら年中講演や指導に駆け回っている。

政治家や役人や海外ではダライ・ラマやオノヨウコさんなんかにも会って

思っていることを素直に言い、相手の言葉をよく聴いている。

ずっとアゲインストの中でやってきた、とあった。

胃がんにもなり、かなり命までが危ないこともあったようだ。

こうして立派なリンゴやコメが出来るようになっても、

地元の農家の人たち、地元のJAは冷たく固まってしまっているよう。

村八分の扱いをしてきた人たちも心では済まなく、

謝りたいと思っている人もかなりいるんじゃないかと思うけど、

古いしがらみ、忖度ばかりの風が吹いている田舎で

木村さんほど強い心を持てない人たちを思うと切なくなる。

それにしても木村さんという人は強くて優しくてしなやかだ。

素晴らしい愛の持ち主だ。

リンゴや米、自然からの贈り物の一つ一つに心があると確信を持っている。

全部繋がっていると確信がある。

この農法で世界はよくなるという強い確信も持っている。

胃がんもおとなしくなって転移もせずに元気でおられるようにと

心から思う。

神さまにお願いしたくなる。