偶像崇拝・・・油を注ぐ

少し前だけど、日本の寺の仏像なんかに油が掛けられた事件があった。

やった人はキリスト教の一つの団体？の教祖？かなんかで、

偶像を崇拝するのは間違っている、油を注いで清める・・云々などと言ったらしい。

そうすることは彼にとっては良いことなのでやったのだろう。

偶像崇拝はけしからんということを言っている人たちは他にもいるんだろうと思う。

私も若い頃、仏像なんて仏教となんら関係ない、

あんなもの木やら石やらで出来ている物に過ぎない、

・・なんて思ってた。

だからそんなものに祈ったりすがったりするのは馬鹿げてると思っていた。

今は祈ったりすがったりはしないけど、そうすることを馬鹿げているとは思わない。

仏像に向かって手を合わせたり、神社で頭を下げたりしてる。

仏像の中には作られて千年以上も経つものもあるだろうし、

そんなにも長い年月たくさんの人たちに、

手を合わせられ、頭を下げられ、祈られ、すがられ、した物たちが

ただの木や石だ、とはとても思えない。

全ての物は固有の波動を発しているし、

仏だ、ありがたい仏像だ、と捉えられて木や石はそういうものになるんじゃないかしらん。

いわば、ピグマリオン効果みたいな。

そういうものとして扱うとそういうものになる、という奴。

役割が人を作るという。

課長が部長になると周りはその人を部長として扱う。

部長として扱われることでその人は部長になって行く。

同じその人でも家では課長から部長になったって扱われ方はそれほど変わらないだろうけど。

人間はそうでも、仏像はそのほとんどの時間をありがたいものだと扱われる。

そんな相互作用がずーっとずーっと続いている。

仏像を作る人は作っている最後にそれに魂を入れるとか聞いたことがある。

その人も魂を入れるんだろうけど、

千年以上も手を合わせ続けてきた人間一人一人もそうして魂を入れた・・んじゃないかなぁ。

いや、勝手な妄想だけどね。

きっと波動はどんどん上がって行くんじゃないかしらん。

仏像は何もしないで、なんでも聴いている？だけだからね。

拝んでいる人に反感買われることはほぼないだろうし。

偶像崇拝ダメ！と叫んでいる人以外は。

でも考えてみたら、油を注ぐ、というのも偶像崇拝みたいなもんだよね～

油を偶像視してるよ。

まぁ、油は偶像じゃないんだろうけど、

宗教的対象として崇拝尊重してる。

ただの油じゃない、というのだったら、

仏像もただの木や石じゃない、ことになるのにね。

気持ちを軽く口に出す

いやぁ、長いこと書かなかったなぁ。

それにしてもなんという毎日。

毎日毎日朝から雨雨雨・・・

今日七夕もやっぱり雨。

こんなふうに雨続きってここ何年かなかったような気がするんだけど、

気がするだけなのか、実際そうなのか・・・

わからないし、それを知りたいとも思わないんだけど。

青空が恋しいよ。

えーっと最近いろいろと心乱れて、気分が塞いだ日があった。

寒い、じゃないよ、塞いだ。

うつ、と言うより、ブルー、と言うより、

その言葉が合う感じがした。

自分でもびっくりするけど、そうなった。

まぁ、数日だけどね。2、3日か。

そうなるには必ずわけというものがあるはずで。

自分を観た。何があるのか。

このブログを使って

書くという行為で哲学的な問いを考えるのはとてもとても本当に面白かった。

そしてそれが今の自分に確実に繋がっている、というのははっきりあるし、

消えることはないけれど、

事柄としてその時期は済んだ、という気がしている。

高齢の義父が亡くなったこともあって、

いま、何をやりたいのか浮かんでこなかった。

そういうなかで、やっと～したい、というのが浮かんで来たんだけど、

それを口に出すことをしなかった。

相手がそれをどう思うか・・・で、それを言うのにためらいがあった。

えい、言おう、と思った。

言った。

相手はそれを納得してくれた。

ワクワクして本当にそうしよう、と思ってその準備をやっているうちに

やりたい気持ちを打ち消すような気分になってきた。

なんなんだ、これは。

気持ちを口に出したことで、心も状況も変わって、

そして本当にやる気でやってみたら、また心の状況が変わって来た。

やってみてどうか、だなぁと思った。

やらなくちゃ次が見えない。

今回、口に出す、行動に出す、自分の在りのままの心を観る、をやって

～するのがいいんじゃないか・・・というキメツケがあったこともわかったし、

そしてそれもどこかへ飛んで行っちゃったし、

気持ちを軽く口に出すことで展開が変わって行く面白さを再確認した感じ。

そして、自分の中にあったやりたい事柄もみつかった・・・かな。

まぁ、大したことじゃないんだけど、

今のところワクワクしてるから、まぁ、いいか。