このブログの一つ前のを読んだ人の数がずいぶん多かったので
びっくり。
本のタイトルで書いたからこの本を読んだ人が多かったからか、、、
「認知症」についての誤解って凄く多いと思う。
私もそうだったけどこの本はその誤解が解ける事が多いと思うので、
たくさんの人が読むといいなぁと思ってる。
びっくりすることが多かったよ。
まぁ、認知症もアルツハイマーじゃないのもあって、
以前「東大教授が認知症になる」だったか正確な名前は忘れたけど、
その人の本とは全然違ってると思うのは、
この本の作者である佐藤雅彦さんは認知症になった事を最初は物凄く
ショックだったけれど、それを受け容れてからは、
とにかく、自分の認知症という病気にどんな症状があるのか、
冷静に捉えて、その一つ一つの症状に対しての
具体的対策をとっているという事だ。
風邪をひいたら安静にするとか、
骨折したら手術するとか、
手術後は安静にするとか、そんな感じで。
とにかく、傾向と対策を確立している。
その対策はとにかく具体的だ。当たり前か。
そしてそれをきちんとやる。
やってからは、出来ているか、必ず確認する。
そして、この人は発病前はシステムエンジニアだったので、
パソコン操作がプロだから、いろいろな事が出来る。
私なんかとそこがまるで違う。
けれど、スマホも同じような機能があるから、
私もよく忘れるので、忘れてはいけない事をメモしているんだけど、
それを見る事を忘れる事がある。やれやれ。
佐藤雅彦さんは目につく所に大きくメモを貼っておくそうだ。
私はテーブルの右端にメモ用紙を置いておいて、
それにメモすることもしてるよ。
けれど、自分で書いたのに、略して書いてあると
コレ何だ?になる事があるよ。
これにも対策をとるべきだね。正確に書こう。
とにかく、在りのままの自分を観ているもう一人の自分を
見失わないようにやって行こう。
そしてドクターに「認知症です」と言われるその日も
多分ショックなく受け容れられると思っている。
こう書いてる自分を観て、
私ってすぐ覚悟する人なんだなぁと又思った。
人生が全く変わってしまうような良くないことを想像して、
それを受け容れられるか?
と、自分に問うことを今まで何回もしている。
まぁ、そういった事が実際に起きたことがないので、
本当に自分がどう「なる」かはわからない。
けれど、それをしないよりする方がいい、と
なんとなく思っている。