ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

お盆を過ぎて

2015-08-19 09:15:09 | 日々の暮らし・思い出
いやぁ、久し振りです。

どの位久し振りなんだろ・・ま、いいや。

今年のお盆は義父の初盆。賑やかに盆を迎えたよ。

それ以前から関東の義弟、10日から岩手の孫小学4年生、が我が家に。

12日深夜から夫の息子家族3人、

13日朝から関東のもう一人と岩手から夫の娘、

同県内の夫の義弟二人、その晩には義弟の婿さん、

と、まぁ、賑やかなお盆でした。

こんなふうな田舎のお盆の暮らしも今年で10回目。

亡くなった義父はいつも「食いごとがえらい(大変の意)やろ・・」と労わってくれたっけ。

その義父もきっと何処かで見ていてくれたに違いない。

身体的にはそりゃそれなりに疲れたけど、気持ちがこんなに楽なのは初めて。

それが本当に嬉しい。


(こんなにお金を使えない)とか

(スーパーの物なんか出せない)とか

(布団やらタオルやら見苦しくないように準備しなくちゃ)やら、

自分の子供や兄弟じゃなく、夫の親族ということで

なかなか(ちゃんとしなきゃいけない)という

常識的な思いが外れなかったんだろうと思う。

勿論、岩手の夫の娘や孫たちには最初からそういうのはなかったけどね。


また、元気な孫たちにも5,6年前の私は、

その元気さを曲解して批判的に観てたこともあったなぁ。

そんなのがなくなって、在りのままを受け容れられるようになったのも

本当に嬉しいことだ。


いろんな(一人で頑張らない)を実践出来るか、

今年のお盆は待ちに待った機会なんだよ。

今までのお盆の暮らしのその年その年、

やってみて自分の気持ちがどうだったか、

いつも心の整理をして来たお盆という機会、後悔したこともたくさん。

無理して頑張ってやって・・・疲れ果て・・・

年ごとに進歩はしてきてたかな、というのはあるけれど、

やっとやっと、一つの義務感もなく、やりたい気持ちだけでやれた。

やらなくちゃ時代は終わった!!

大げさに言えば、「我一人」の世界から、「共に在る」世界へと

変化!した。

~ねばならない、という義務感や、

~はこうするもの、というキメツケを

一つ一つ解放してきたここでのお盆だったなぁ・・・・・

(~ねばならない)という義務感も、

元々は来てくれた人たちをもてなしたいという気持ちなんだけどね。


一つの義務感もないやりたい気持ちだけでやれたのは、

私だけで出来たわけじゃないのは無論だ。

夫や娘や義兄弟の気持ち、行動、

近くの店や、スーパーなんかが在ることや、

その他たくさんの諸々のことが集まって、

そういう協力の元にこの調和が出来た。

本当に嬉しい。

まぁ、ずいぶん長いことかかったな、はありますが、

仕方ない。仏教用語でいえば、それだけ我執の多い私だからね。

まぁ、これからもここをスタートとしてやっていきたいな。

退歩しないように、くれぐれも自分の気持ちを観ること忘れずに。