ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

炊き立てご飯と・・・

2017-12-17 09:43:53 | 日々の暮らし・思い出

昨夜のご飯は0.75合炊いた。

二人で丁度の分量として。

やっぱり炊き立てのご飯は美味い。

今までだって炊き立てのご飯を食べてないわけじゃなかったけど、

冷凍をチンしたご飯の方が多かった。

だって冷凍冷蔵庫と電子レンジがあるから・・・・

冷凍庫からご飯をワンパック出してチン!すれば

すぐに温かいご飯が食べられる。

便利だもの。

けど、いま冷蔵庫はあるけど電子レンジが無いので、

まとめて炊いて冷凍するとそれを食べるには蒸さなければ食べられない。

冷凍してから冷蔵庫で解凍して、それから蒸して・・なんてことはちょっとおかしいなと思って、

冷凍庫の在庫ご飯が食べ終えた時から

その都度食べる分だけ炊くようにした。

毎回ご飯が炊き立てで美味しい。

ご飯だけ食べて美味しい。

おかずが無くても食べられる。

夫と食べながら話した。今度の暮らしではこうしようかって。

それでおかずも昭和30年代のメニューにしようか・・・・

ご飯と味噌汁と漬物とちょっとしたおかず位の・・・

なんかそんなふうに考えたら、わくわくしてきた。

今までも夫にこんなにいろいろ作らなくていいよって何度も言われて来たけど、

頂き物が多かったり、畑でどっさり野菜が取れたり、

私が食いしん坊だったり、

栄養バランスが、とかの教養が邪魔したりして・・・

(教養が邪魔するって言葉、最近聞かないねぇ、今ちょっと使ってみたけど(^^)

ついつい品数が増えてしまったけど、

新しい生活には食生活も革命をと二人で決定しました。

炊き立てご飯からいろいろ思いが膨らんでこんなふうになったよ。

面白いねぇ。

 


事柄遂行と楽しさ

2017-12-16 09:35:21 | ひとの幸福

夫と二人、引っ越し準備であーじゃないかこーじゃないかとやってる。

なるべく経済的に安く上がるように・・・コンパクトに箱詰めできるように・・・

小さなことでも考えが違うこともある。

それで二人の間の空気が微妙に歪むというか、

イヤな感じのモードになったりすることがある。

こりゃなんじゃ?!と思って検査。

互いが「自分のやり方でやりたい」があるからだと思った。

このやり方の方がいい、と突っ張るからじゃないか。

そう気付いたら、どっちでもいいじゃん、と思った。

どっちに決めても時間的にも経済的にも大した違いはないのにねぇ。

こんな小さなことでイヤなモードになるなんて馬鹿らしい、と思った。

いや、小さなことでなくても、どんな揉め事も、

この我というか我執というかが根本にあるからだからねぇ。

正しく?生きたいのか、夫(人)と共に楽しく生きたいのか、

よ~く自分の胸に聴いてやって行きましょうと自分に。

 


「寂しい生活」・・えみ子さんの洗濯・・・ 

2017-12-15 09:13:12 | ひとの幸福

今のところ洗濯機はあって働いてくれている。

ここを出る前にリサイクルショップで引き取ってもらう予定。

『寂しい生活』の稲垣えみ子さんは洗濯機も放して、

洗面器で手洗いしているそう。

それが面白くてたまらないよう。

お気に入りのヨーロッパ製のチノパンを手洗いしたら色むらが出来てしまって、

じゃあ次はこうしてみよう、あぁしてみよう、と、めげない。

それが面白いと感じるよう。

まぁ、確かに一人暮らしと違って育ちざかりの子供が何人もいる共稼ぎの家庭なんかじゃ

特に洗濯機は本当に有難いもの。

最初の子供を産んだ頃、賃貸の古い一軒家でぼっとん便所だったから、

ウンコで汚れた布おむつのウンコだけ便所に捨て、

汚れたおむつは洗剤と漂白剤を入れたバケツに漬けておき、

手洗いもし、だいたい綺麗になってから洗濯機で洗った。

二人目の時は和式の水洗トイレがある家で、それが本当に嬉しかった。

汚れたおむつはそこで下洗いできたからね。

いやいや、それが言いたかったわけじゃなく、

いや、でも、洗濯機の在ることは本当にありがたいと思っていた。

私の母の時代は水道も洗濯機もないし、

井戸水を汲むための棒をガチャンコガチャンコ何度も押して、

おむつも何もかもたらいと洗濯板で洗い、

その上、井戸は外だったから冬なんか手は冷たかったろうし、

大変な肉体労働だったはず。

そんなふうにして育ててくれたんだなぁと思うけど、

今の子供には洗濯機のスイッチ入れただけじゃん・・と言われてもしょうがないねぇ。

けれど、けれど、家電は有難いものだとやはり思う。

けれど、けれど、達成感とかあっただろうなぁ・・・

自分のこの手で一つ一つ汚れを見ながら綺麗にしていく。

この前まで一緒に住んでた孫の靴下は洗ってあっても汚れている。

最新の洗剤、最新の洗濯機だけど。

でもまぁ、洗濯機は本当に便利だし、使える時は使っていきたい家電だけど、

えみ子さんが手洗い洗濯を面白く感じるのは、

自分の手でやった事の結果がはっきり見られることや達成感や、

汚れが落ちたり、失敗したりのプロセスがわかることなんじゃないかと思ったんだよ。

工夫の余地がたくさんある。

洗濯機にポンと汚れ物を入れ洗剤を入れボタンを押すだけで

洗濯が終わってしまうのは達成感も感じないし、面白くもない。

私は今、二槽式の洗濯機を使っているけど、

洗剤で洗った後それを脱水槽に移すと残った水の汚れが見える。

それだけでも嬉しく感じるんだ。

あぁ、こんなに汚れが落ちたんだってね。

そして、洗濯物が多い時はその水でもう一回洗濯機を回す。

こういうのもなんか好き。

結局のところ、自分の手で何かをするのは疲れもするし面倒くさいこともあるけれど、

直接身体に感じる感覚が豊かになるというか、

生きているってこういう事って言うか、

いろんなことを体で感じて生きて行くことの方が

便利さを感じることより人間の在りようとして真っ当なのか・・・

なんてことを思ってしまうよ。

どうだろうねぇ。

不便は楽しいと言ってもいい。

工夫の余地がたくさんある方が面白い。

若い頃から、それをすることが面白いか面白くないかが

行動を選択する基準だったことも多い。

面白いと言うと面白おかしいというふうに誤解されたこともあったから、

興味深くその事柄をやれるという感じといってもいいかもしれない。

まぁ、これから体力も落ちて来るだろうし、

既に落ちているし、

面白さと便利さとその都度、その事柄、によって選んでいくんだろうなぁ。


ごちゃごちゃすっきり安全ピン

2017-12-12 10:01:52 | 日々の暮らし・思い出

引っ越し準備で掛けてある布やカーテンや、棚なんかを外していると、

そこにしてあるいろんな工夫の跡が見える。

いや、たいした工夫じゃないんだけど、みな、取り敢えず、というか一時しのぎというか、

暫定的処置というか、そういったもの。

うむ・・・振り返ると私の人生、取り敢えずの精神でやって来た事多いような気もする・・・

掛けてある布、と上に書いたけど、カーテン以外何の布をぶら下げるのか?・・という

??を持つ人もいるかもしれないね。

それはボロ隠しというか、ごちゃごちゃ感隠し、というか、スッキリ感目指し用。

ちゃんとした戸のある家具や木製の物入れなんかに物を収めていないことや、

(そういうものを持ってないというのもある)

玄関入って2、3歩歩くと洗濯機のある一角が見えたりすることなんかの、

そういうごちゃごちゃ感、美しくない観を見たくないので隠すためにそれなりの布をぶら下げてるわけ。

押し入れ(一間を全部開けられるように戸を外してある)には段ボールで作った棚や引出しがあって、

それは便利に使っているけど、見せる代物じゃないんで布をぶら下げている。

こういうのも人によって違って、娘の一人は洗濯機が見えたってなんとも思わない、

布なんかぶら下がってたら邪魔くさいと言ってる。

ふむふむ、なるほど、それもそうだと思う。

人によってそういう快適さは違うからね。

 

なんか・・・自分を観ると・・・

人間関係でも、自分の心や気持ち、気分でも、着る洋服でも、部屋の様子でも、

ごちゃごちゃじゃなく、いつもすっきりしていたいというのがあるんだなぁ。

勿論、他の人がどんな洋服を着ようとどんな部屋に住んでいようとそれはどうぞご自由にだよ。

ごちゃごちゃしてる方が快適という人だっているはず。

それを見て不愉快になることなどない。

人も自分も勝手自由。

 

そんなもんで安全ピン、ホチキス、段ボール、布が活躍することになる。

今回のお仕事お世話になりました。次はどんなふうに活躍されるのか楽しみにしております。

と、布たちや安全ピンや段ボールに。

 


テレビが無い 電子レンジが無い 

2017-12-10 07:27:11 | ひとの幸福

引っ越し準備で部屋がどんどん変わって行く。

今回の石垣の暮らしが終わるというので、

友人たちが遊びに来てくれた楽しい半月間の暮らしが終えて、引っ越し準備がスタート。

元々広くないマンションだから物はそれほど多くないけど、

それなりにいろいろある。

昨日はこっちに来て買った中古の軽自動車に電子レンジやテレビなんかを積んだ。

この車、船会社が石垣港から船に乗せて東京の有明埠頭まで1週間くらいで運んでくれる。

軽でもなんだかんだ色々乗せられるからすごく助かる。

内地から物を運ぶより、離島から物を運ぶ方がお金が多くかかるようなんだ。

それに乗せて運ぶ物を厳選。

まだ10日ほどここに住むからそれに要るものは乗せるわけにいかないし、

宅急便で運びたくない物、運べない物を乗せる。

で、テレビや電子レンジも選ばれた。

今朝6時過ぎに目覚め、さぁ、テレビ体操をしましょうと思った・・・

そうだ、テレビないんだっけ。

昨夜も冷凍庫に在る凍ったご飯をチンしようと・・・あ、電子レンジないんだっけ。

で、鍋と小さなざるとご飯茶碗を使って蒸しました。

美味しいホカホカご飯が出来ました。

稲垣えみ子さんの「寂しい生活」にもあったけど、チンするより美味しい感じ。

テレビもなければないでやって行ける。

かといってテレビもチンも手放すつもりは今のところないけれど、

何かの事情で、例えば原発事故とか・・使うことが出来なくなっても構わない。いい。

そんなふうにあらためて思う。

在ればあったで使うが無くなっても構わない…だっけ・・

・・・確かこんな言葉があったけど、

そういう覚悟のようなものが自分や夫にあることを再確認する、

と言ったら大袈裟かもしれないけど、そんな暮らしが経験出来て面白い。

今も起きて来た夫が私がさっき淹れたコーヒーをチンしようとして・・

「あ、ないんだっけ・・」と。

昔の喫茶店でいい加減な店は冷めたコーヒーを鍋で温めていたけど、

それみたいに「鍋でわかしたらいいよ」と私が言ったら、

「いいよ、これで」と夫。

いい加減な私と夫でありました。

 

 

 

 

 

 

 

 


石垣に来てる

2017-12-08 10:41:53 | 日々の暮らし・思い出

先月の20日に来て、東京に帰る今月の20日まであと二週間を切ったよ。

来た頃は夜寝るのにタオルケット一枚でよかったけど、

この頃は急に寒くなって毛布を掛けるようになったわ。

でも、ここ集合住宅は暖かいので、部屋は今、24度。

東京に帰ったら寒いだろうなぁ・・・

ここに来ると東京の天気は晴れの日が多いなぁと思う。

毎日洗濯物をベランダで干してた・・感じ。

去年のことはすっかり忘れてるけど、石垣はこんなにしとしと雨と曇り空ばっかりだったかしら・・・

娘のお産でここに来る計画を立てたんだけど、

それだけの用じゃなくなりました。

去年の暮、急に私だけがもう一人の石垣に住んでた娘と東京で暮らすことになって、

夫は一人暮らしになってたんだけど、

今度一緒に東京で一緒に暮らすことになったんだ(^^)!!

そういうことにこれまた急と言えば急、そうでもないといえばそうでもないけど、決まり、

(先月ここに来た飛行機の切符を買った時はそういう計画はなかったの)
 
また一緒に暮らせることになって嬉しく思える自分が嬉しいよ。
 
夫も喜んでるというのも嬉しい。
 
本当に人生は何があるかわからないねぇ。
 
去年は二回引っ越しをし、今年もそうなったわ。
 
ここに住むことになった時も、この年齢だからだろう、
 
最後の住処なのか?と何人かに聞かれた。
 
正直な話、そうなるという確信も、そうならないという確信もなかった。
 
今度住む所もそういう感じがしてる。
 
私はずっとこんな感じで暮らして行くのかなぁ・・・・
 
そのことに何の不安も寂しさも悲しさもないんだけど、
 
興味はある。
 
私の人生劇場の今は幕間なのかな。
 
次の舞台はどんなふうになるのか・・・興味津々。