ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

もう10日

2012-10-14 15:11:06 | 日々の暮らし・思い出
石垣に来てもう10日になる。

振り返ってみれば、夫や義父のこと、ほとんど思い出すこともない。

忘れている、といってもいい。

夫も義父も本当に快くここへ送り出してくれた。まぁ、いつもそうなんだけど。

ひと月近くここに居る事を、もし夫や義父が渋々やイヤイヤながら送り出したなら、

私はそういう彼らのことが気になってここに居ても、

彼らに関心が向くことになるんじゃないだろうか。

心地よい関心ではなく、今頃、どう思っているんだろう、とか、

早く帰って来いと言うんじゃないか・・という不安で。

彼らのことを忘れるなんてことにはならないだろう。


私が家に居ないことを彼らが忌々しく思うわけがないと、

わたしの心は100%なっている。

こういう私の心は彼らと共に作って来たこころだ。

私たち家族が共に作って来たものだと確信を持って言える。

どちらか一方だけで作って来た心じゃない。


そういう心だからかと思う。彼らのことを100%忘れてしまう。

彼らを思い出すにしても、心地よく思い出すだけだ。一瞬の間。

済んだ過去のナニカが気になることがない。

これだから、過去にやったこと、やらなかったこと、みんな忘れてしまうのか・・と思った。

気になることは忘れないからね。

昔、研サンが進むと忘れっぽくなる、という謎の言葉を聞いたことがあるけど、

もしかして、こういう意識の仕組みでそうなる、ということなのかなと思った。


それと同じように、これからの未来のことも不安に思うことがないというのは、

一瞬先も明日のことも1年後のことも10年後のことも気になることがないからなのか・・

と思った。

具体的にこれからがどうなるかなんて皆目わからないけど、

不安に思うのは当たり前でしょう、と言われたとしても、不安に思えない。

どの人ともこの心さえあれば、何があっても何がなくても大丈夫。

コメント
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