ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

病気を得て

2018-01-30 15:15:31 | ひとの幸福

COPDは今より良くなることがないようで、

いわゆる進行性の病気らしい。

そうネットで読んでもあぁ、そうか、としか感想がないのは

未来のことも過去のことも頭に浮かばないわけで、

もしかしてこれは 今に生きる ということをしちゃっているのではあるまいか・・・

と、能天気な私は思っているんだけど・・・

でも、こういう持病を持つようになって自分の中が変わって来たこと・・・

は、ある感じがする。

なんというんだろう・・・まだはっきりとは観察できてない気もするんだけど、

自我、というか、何かこう・・強いものが幾らかかもしれないけど、

減った・・ような感じ。心の中がなんとなく静かな感じ。

悲観している、とかそんなんじゃないんよ。

 

今まで人からこうした方がいいんじゃないか、なんて言われても、

そんなのしなくたって大丈夫だよっ!・・・みたいな感じで、

人が言ってくれている、その気持ちを聴こうという姿勢がなかったと思う。

いや、ズバリ、なかった。

こうして書いていると、はっきりしてくるもんだねぇ。

自信たっぷりな感じ。恥ずかしいねぇ。

こうして病気を得たことは当然のことだし、

わたしには必要だから起こったというふうにも思えるよ。


COPD、その後

2018-01-29 17:22:10 | 日々の暮らし・思い出

最初の診断日から一週間経った先週の月曜日、二度目の診察を受けた。

初めての診断では、吸入薬と二種類の飲み薬を処方されたんだけど、

一週間それでやってみての話をしたら

飲み薬の一つの方はそんなふうだったら飲まないでいい、

苦しい時だけ服んでと言われた。

どんな薬でも必ず副作用があるから・・とドクター。

それを服用してた一週間とのまなかったその後の一週間は何にも変わりがない感じで

薬が減ってよかったなぁと思ったよ。

薬の効果だろう、以前と何ら変わらない暮らしだ。

薬はすごいなぁと思ったよ。

花粉症歴が35年くらいの私はほとんど薬をのまないでやってきたんだけど、

この気管支の収縮を抑える飲み薬は花粉症にも処方されるもののようで、

そのせいか鼻のムズムズ感がなくなった。

吸入薬は一回にワンプッシュを朝晩の二回。

これがステロイド剤のようだ。

風邪をひいても医者には行かず葛根湯を飲むくらいだったのが

ステロイドのお世話になっている。

きっとよく効いているに違いない。

日常の暮らしで気を付けたらいいことをドクターに聞いた。

タバコを吸わないこと、吸っている人の傍にはいかないこと。

その二つ。それはもう出来ていることだから、

で、聞いた。

今までやって来てるラジオ体操とか、太極拳とかハイキングとかはどうか?と。

そういうのは大変結構だという。

わぁ、嬉しいと思ったよ。

エレベーターなんかにも乗らないで階段も上がったり下りたりするといいという。

肺活量を増やすのがいいらしい。

へぇ、そうなのか!

で、なるべくそうしてる。

いま、ネットを見たらいろんな肺活量の増やし方があるようだ。

後でじっくりと読むことにしよう。

新しいことをやるのは面白い。

以前から、いつ死んでもいい、という覚悟のようなものはあるけれど、

いい加減な暮らしはしたくない。

生きている間は生き生きと面白く暮らしていきたい私であります。


百人一首を一日一句ずつ覚え・・・  ・・

2018-01-22 15:51:12 | 日々の暮らし・思い出

元旦の翌日から百人一を覚え始めた。

一日一句覚えたら三カ月で全部覚えらえる、と夫に言われ、

そうかと思ってやり始めた。

今のところなんとか覚えてるけど、覚えるまでに時間がなんとまぁたくさんかかる。

なんせ認知症の予備軍だろうから短期記憶がダメ。

本を見て読んで、本を閉じるともう忘れてる。

でも、解説を読んだりしてるので、

え~っとコレコレこういう意味だったよなぁ・・・

とそれは思い出すんだけど、句を思い出さない、いや、思い出せない。

でも、思い出そうとする、というそのことが脳にはよいらしいので、

頑張る・・・・え~っと・・・

一回読んだだけでは頑張って思い出そうとしても真っ白。無理とわかる。

そして本を開く。あっ、そうだ、これこれこれだった・・・

で、声に出して何回か読む。

本を閉じる。思い出そうとする・・・下の句が出たり、

途中の句が出たりすることもあるけど、まだダメ。

こんなことを何回も繰り返してやっとこさ覚える。

その後、家事をしながらとか風呂に入りながらとか、

布団に入ってからとか、おさらいするが・・・完璧に覚えていず・・・

本を又見る。あ~、こうだった・・

とにかくめげずに頑張っております。

今日で21首憶えているはず。毎日最初の日からの句を

そらんじたり、書いたりする。

だいたい今のところ全部書けることが多いけど、

繰り返し思い出している初めの頃の句はスムースに出て来るけど、

昨日、一昨日、先一昨日くらいのはやはり短期記憶のせいか、

う~んと…こんな意味の歌だった・・・

と、時間がかかる。

・・あ、こうだ!となる時は嬉しいもんだ。

高校の古文の授業などまったくダメで、こりゃ英語より難しい、

と思った記憶がはっきりとある。

で、それから一切その辺のことからは遠くに遠くに・・・

でも約50年ぶりの和歌のお勉強は楽しく感じる。

歌が書かれた頃のことなども知りたくなってくる。

日本史音痴なので、ちょっとそういった本も読もうかなぁ・・なんて

思いも浮かんできて面白い。

般若心経もついでに覚えることにした。

自分なりだけど意味がわかると記憶しやすい。

意味を分かって納得しないと覚えにくい気もする。

その後は何度も何度もそらんじることが記憶の定着なのかなぁ。

 

さて、今日の一句はなんだっけ??あれ??!!!

「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」

思い出しました!思い出すのになんと2分かかった!

 


引っ越し、風邪?インフルエンザ?、COPD

2018-01-17 13:41:10 | 日々の暮らし・思い出

久し振りのここだ。

約ひと月になるんだなぁ・・

ひと月前は石垣だった。暮れに東京に越してきて、

片付けやらしてた時、風邪を引いてしまった。

9度の熱が出た日もあったので、友達はインフルエンザじゃないかと

言ったけど、かったるくて病院に行く気にならず、

どっちだったかわからない。

熱が下がってしばらくしてからだけど、

一日中起きていられるようになって、簡単なお雑煮を作ったりしてたんだけど、

だるさが続いて、そのうちなんだか息苦しくなってきた。

横断歩道を渡る時、車が待っているときには

さっさと小走りに走って渡るのが普通だったのに、

さっさと渡る気が起きてこない。

息が切れるからだ。

そんな日もあれば、さっさと渡れる日もあった。

けれど、こういう経験は今までになかったので、

病院行くのが好きじゃない私も医者に診てもらおうという気になった。

で、一昨日行って、様子を話すと、

コレコレこういう可能性があるかもしれないから

一つ一つしらべていきましょう、と。

で、甲状腺の検査と肺の検査を。

そうしたら、出ました。はっきりと。

ドクターが2つの肺の写真を見せ、私のが左、普通の肺は右と。

明らかに私のは全体に黒っぽい。

で、COPD、閉塞性肺疾患ではないかと。

それはネットで見てもらえばわかりますから、と。

その日私がネットで初診予約をしたからそう言ったのか、

誰にでもそう言うのかわからないけど、

最近は病気の説明は医師がするんじゃなくネットなのか、と思ったよ。

病気について無知な私はドクターに

これは薬を飲めば治るんですかと尋ねたけど、

無言のお返事。

これは薬で治るものじゃないんだなと思った。

で、隣の薬局でもらった薬は錠剤が2種類、喉にする噴霧器が一つ。

どれも気管支を拡張するためのもの。

これで私も持病持ちになったんだなぁ。

お薬手帳を所持するようになったんだなぁ。

帰ってからネットで調べた。

COPDと見るとどれも慢性閉塞性肺疾患とある。

ドクターが慢性という文字を書かなかったのは、

まだ慢性といえるほどの時間が経ってないからなんだろうと思ったけど、

どうなんだかわからない。

この病気は結構発見が遅れることが多いよう。

風邪と症状が似てるからだろう、きっと。

私は今までいわゆる異常は表に出なかったので、

普段と違う身体の異常さがよくわかったのかも。

何故身体がこんななのかわかりたくて医院に行ったのは

我ながら、というか我にしては上出来だったと思うよ。

喫煙経験者の確か3割ぐらいが発症する、

とネットにあった。

わたしも昔タバコを吸っていたし、

それだけじゃなく、まぁ私にはわからないいろんな要素が複雑に絡み合って、

今というとき、こうなったんだろうなぁ…と深い納得。

治らなくてだんだん悪化するらしいけど、

それを読んでも、あぁそうなのかと。

鼻にストローみたいな管で酸素を送るという道具も使うようになるらしい。

そういえば、そういう人を見かけたことがある。

私もそうなるのかもしれないし、そうなるまでに

他の何かで死ぬかもしれないし、先のことは本当にわからないもんだ。

息苦しくて死ぬのは嫌だなぁと思うけど、

その時のことはその時だ。

それはたった今のことじゃない。

わたし、感情がなくなっちゃたんだろうか、と思うぐらい、

落胆してない。

誰でもこういう場合こうなのか、わからないけど。

病気になったことも、しょうがないと思う。

 

新しい部屋もどんどん変わっているよ。

テーブルの位置ももう2度変えた。

いろんな都合で一番いい場所は何処かって。

5階だから富士山がすごくよく見えるんだ。

一日いつでも富士山とその手前の山々が見えるようにレースのカーテンもしてない。

台所のいろんな物の位置も使い勝手がいいようにお引越しを何度も。

今はリサイクルショップで買った書斎兼納戸の椅子の座面を

好きな色の布に変えて居る最中。

こうしてひとつひとついい感じにしていく、そのことが大好き。

こんな感じの2018年の始まり。

さて、今年は・・・