ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

小さなものの引っ越しやなんか・・・

2016-04-24 12:41:49 | 日々の暮らし・思い出
夫が内地に帰り丸々十日経った。

一人暮らしのペースも出来たかなぁ・・・

楽ちん、快適が大好きな私の部屋は日々変わる。

ベッドの位置を今までと90度変えた。

寝る時、頭にする側を網戸の傍にした。

ホテルに使っていたというベッドなので、片側の脚がコロになっているから

私にもたやすく動かせるのが有り難いよ。

こうしていると、網戸だけにしてる吐き出し窓から風が入るのである。

風呂場の換気扇をこの地では一日中オンにすることになっているので(湿気が強いためか)

夜中はその出入り口を開け放し、空気が動くようにしてる(の、つもり)。

今の季節は昼間は暑いけど、夜や朝方は涼しいのでいい感じに寝られる。

これが6月頃からは夜に窓を開けてもむっとする暖かい風が入って来るだけだそうな。

で、エアコンに頼らざるを得ない。

でも、エアコンの無い時代もここには人が住んでいたので、

他にもなにかしら安眠する秘訣があるに違いない・・・と思う。

えーっと、部屋が変化するということを書こうとしていたのだった・・・

流しの全面に設置した収納のそれぞれの位置など、今のところ日々変わっている。

やってみて、ちょっと面倒くさいところややりにくいところがあれば、

すぐ場所を変えたり、本当にこの収納場所に置く意味があるのかと自問して、

その物を引き出しへと場所を変えたりしてる。

ベッドの位置変更に伴い小さなテーブルの位置も変えた。

そうそう窓用のレースのカーテンも変えたんだ。

家にあった使わなくなったカーテンを持って来たんだけど、

ここの吐き出し窓には寸足らずでつんつるてん。

つんつるてん・・なんて言葉は最近あまり聞かないなぁ・・

暮らしが豊かになって寸足らずの洋服なんてみんな着なくなったからかもしれぬ・・・

つんつるてんのカーテンはなんだか貧乏くさく、あまりいい感じじゃない。

貧乏なのはいいけど、貧乏くさいのは・・・・

まぁ、人によってで、そんなこと思わない人もいるだろな。

で、買おうかと思ってると娘に言ったら、

お店の事務室にかかっているカーテンと交換してもいいよと言う。

娘の店の窓も背が高いのでアパートの窓とサイズが同じなんじゃないかと。

アパートのはここでは寸足らずだよと言ったら、そんなの全然気にならんと。

お客さんから見える場所じゃなしと。

この娘が自分と違うそういうことにあまり構わない人でよかった。

本当に人それぞれだねぇ。いろんな人がいる世界は豊かだ・・・

・・という展開になり、交換♪

厚手の遮光カーテンの方も寸足らずなんだけど、ベッドが置いてあるから見えないし、

それを引くのは寝る頃なので私は見ないので、よしとしたよ。


話しは変わり・・・

アパートはトイレと洗面所と風呂が一部屋になってるタイプ。

これも好きじゃなかったけど、もう慣れたよ。

狭い中ではトイレの水洗タンクの上も立派な物の置き場所。

幅10センチもない狭いスペース。

飾り物を置くような贅沢はできません。

歯磨き、歯ブラシ、顔用ローション、クリーム、ひげそり、日焼け止めクリーム、

シミ隠しクレヨン、なんかが置いてある。

こんなに小さなスペースでもあると本当にありがたい。

それらを置く所も何度も変えた。

そんなの大して変わらんのに・・と思う人もいるだろな・・・

住み心地、使い心地、使い勝手を良くしたいという欲求が強いんだろうな、わたし。

洗面台というか洗面器が細い水道管の上に乗っているという感じだけど、

その細い金属製のパイプに500ccのペットボトルで作ったトイレブラシ入れや、

洗面台美化用に編んだアクリルたわしや風呂用洗剤をぶら下げている。

それも今のところ よし、という感じ。

でも、また変わるかもしれぬ。

この部屋に置くタオルも顔用とトイレ用と掛けてたんだけど、

本当に二つ掛けないといけないのか?が浮かび・・・

顔用は朝使うだけなので、朝顔を拭いたらそれをその後トイレ用にした。

顔とトイレの後の手と一緒にしていいのか?が浮かんだけど、

私の顔だし、ウンチ付きの手を拭く訳じゃなし、トイレ後タオルで顔拭くわけじゃなし、

よしこれで行こうとなった。

元々一枚の浴用タオルを掛けるだけの長さのポールだったしねぇ。

でもまぁ、人が来たら別の方法にしますので来られる方心配しないで下さい。


今日は夫についでに送ってもらった変わりポトスを娘の店の外回り美化の為に、

挿し芽をしに来たんだ。

無事に付くといいなぁ・・・

それも済んだから、アパートに帰って別のことをしましょう。

じゃあまたね♪

鍋を拾う

2016-04-22 07:26:48 | 日々の暮らし・思い出
拾うと言うべきではないかもしれぬ。

アパートのごみ収集所にステンレスで小ぶりな厚手の柄付き鍋をどなたかが出した様子。

これはちょうどいい!!

近くに来た年配の女住人らしき人にこれ頂いてもいいですかねぇ♪と声かけすると、

にこにこしていいんじゃないですかと。

今まで誰も見ていなさそうな時には数多くこういうことをしてきたけど、

人の見てる時ごそごそと袋から出し、また袋を閉じるようなことは初めて。

ちょっと勇気が要ったよ。

なんでそれが欲しかったかというと、炊飯の為だ。

3合炊きの古い炊飯器を娘からもらったんだけど、

2合の米を炊くのになんと50分もかかる!

電気代がかかる!!で、

自動炊飯のできるガステーブルなのでガスで炊こうと思ったんだ。

でもちょうどいい鍋が無い。

まぁ、大小フライパン二つ持ってきただけだからねぇ・・

渡りに船とはこういうことだねぇ。

グッドタイミングともいうのか。

けれど、それ用の鍋蓋がここに出ていない。

で、ホームセンターでサイズが合うのを探したが、1点のみ。

それは雪平なべにぴったりの感じの蓋で炊飯には不向き。

でもなんとかなるだろう・・・

値段的にはそんなに安物じゃないのでそれを買った。

炊飯はどっしりとした蓋が望ましい。

で、考える・・・重しを置いたらどうだろう・・・

で、アパートの外に出て石ころを探す。

で、それを7個か8個拾ってきてよく洗う。

で、研いだ米2合と水を入れた鍋に蓋をする。

で、蓋の上に大きめのガーゼのハンカチを広げ、

蓋のつまみの周りに石ころをぐるりと置く。

ちょうど蓋の上全部を石が覆う感じ。

で、風呂敷で包むように包んで対角線をきちっと結ぶ。

で、点火。後は炊飯器が勝手に火を強くしたり弱くしたりして出来上がる。

見事炊けました。

2合の米と水でその鍋にはちょうどいい量だったようで、一滴も鍋の外に噴きこぼれず、

美味しく炊けました。

まぁ、知人には洗面器(金属製の)で分厚い電話番号簿を蓋代わりにして炊飯した人もいるから、

こんなのは称賛に値するほどの事ではないけどね。

でも金属製の洗面器も電話番号簿もない今の私には上出来でありました。

小さな子供向けのテレビコマーシャル

2016-04-22 06:51:08 | 日々の暮らし・思い出
3才と一緒にテレビアニメの録画を見る。

何度もこのアニメを見ている3才はミニカーで遊びながら見ている。

コマーシャルになると手を止めてそれを見る。

アニメと一緒でその同じコマーシャルも何度も見てるんだけどねぇ。

お菓子だの玩具だのが色とりどりの画面で

ナントカだよナントカになるよとか尻あがりの言葉で子供の気を引く。

子供が身近にいなかった私はこんなコマーシャルがあるのか!!!と驚く。

3才はそれらを見るたびに「これほしい」と言う。

私はへぇとかふーんとかそうなんだぁとか言う。

それに対し3才は何の反応もせず、画面にくぎ付け。

大人がテレビコマーシャルを見て、あ、これいいなぁとか、

美味しそうとか、いろんなこと思っても、

次の瞬間それを忘れて番組を見るのと同じかなぁ。

でも、小さなうちからこんなふうな宣伝で欲望を刺激されると、

なにかしら影響があるんじゃないかなぁと思ったよ。

「これほしい」の言葉を真に受けて、

「ダメよ買わない」「そんなの要らないよ」とか「同じの持ってるでしょ」とか言うと、

自分のその瞬間の気持ちを否定されたと受け取って、

欲しいという気持ちが倍増されるなぁと思った。

これも観測者効果かなぁ・・・

受け容れがたいこと

2016-04-17 18:14:36 | ひとの幸福
人のどんな言動も受容するとは

自分でもよくここに書いてるけど、今は‘そうなっている’んだなぁと受け容れること・・・

様々な条件境遇暮らし環境生まれながらのものなどそういういろんな要因が

網目のように織られて今ここにそうなっている、

そのことをわかると在りのままを受容出来るようになるのかと思っていたけど、

人のある言動が自分にとって受け容れがたくて、苦しんだ。

そのあと、

その言動を作ったのは私だ、全人の私だと本当に思えた。

在りのままを受け容れるとはこういうことかと思った。

その言動はその人のことではなくなって、自分のことになった。

石垣島を自転車で走る・・・トライアスロンじゃないのはもちろん

2016-04-15 07:49:22 | 日々の暮らし・思い出
おはよう♪

石垣は位置が南だから朝が遅いよ。

前は6時頃に目が覚めてたけどここでは少し目覚めが遅くなるね。

昨日は公共料金の銀行口座引き落としの手続きをしようと思って、

自転車で行ったけど、着いてバッグを見たらハンコが無い免許証が無いお金が無い・・・

えーっ!ってなったけど、自分がした事である。よって、

またアパートに戻り、えっちらおっちら自転車をこぐ。太ももが痛くなってきた。

やっと銀行に着き、手続きをしようと話をすると・・・・

住民票を移してないし、ここに住んでいる証拠となる公共料金の領収書が無いと口座が作れない!!

でもよくよく話を聞くと免許証の住所を住所にすれば口座が作れるそう。

でもまだ、検針票が来ただけで払ってないから口座は作れない、ということになったんだよ。

まぁ、いまどき当たり前のことだ。

でも疲れた・・・それでも、せっかくここまで二回も来たんだから、

二回は関係ないか・・・百円ショップで買いたいものがあったので行く事に。

まぁまぁそこからの方が距離がありました。それにゆるやかだけどずっと上り坂。

帰りは最短距離の道を走ってきたけど、ほとんどずっと下り道。

で、アパートまで31分。往きだったら40分はかかるなぁ。

内地の家はとっても田舎だったので、ジムなど勿論のこと近くになく、

石垣に来たらカーブスという女性専用ジムがあるからそこに行こうかしらん・・なんぞと思っていたんだけど、

この道を毎日自転車で走ればタダで鍛えられると思ったわ。

でも、内地の家にいても自転車を買って走ればもっと鍛えられる坂道ばっかりだったなぁ・・・

でもえっちらおっちら懸命に走った先に用事がないのは走る気がしないもんで、

いや、歩くのは着いた先に用事が無くても山を見たり海を見たり草を摘んだり出来るけど・・・

それにあの坂道ばかりの道を思うと自転車・・・・・元気が出ないよ。


・・・・何かをしようかと思う時、

~をしたいという意志を持ったとしても、

なるべく楽をしたいという気持ちの楽さに負けて長続きしないだろうなぁ・・

・・・となることがある。

意志と楽さで葛藤することってある。

それは意志が弱いからだ・・って、自分の意志の弱さをダメとする私だったけど、

今はそんな感じもなくなってる。

自分の身体や経済状況や人の気持ち都合や時間的な事などいろんな条件で意志が変化することは当たり前だ。

そういうなかで、どうしてもこれはしたいっていうものもある。それと、

この人生を生きる信念みたいなものはいろんな状況に関係なくある気はするんだけどね。

えーっと何を書いてるんだっけ・・・いつもこんなだよ。

じゃあ、またね。

新しい暮らし

2016-04-13 20:27:49 | 日々の暮らし・思い出
3日に石垣に着いた。

なんだか遠い遠い日のようだ。

今日までずっと新しい暮らしの為の部屋作りを楽しんで来た。

うん、なかなかいい部屋だよ。

ベランダ側からは山やビニールハウスや牛舎が見える。

玄関側からは娘がやってる店や民家、少し遠くに海が見える。

朝は牛がよく鳴いてるし時々鶏も鳴いている。

昨夜は今までにないくさい臭いがして、何かこの部屋で腐ってるものがあるのかなと思ったら、

牛舎からの臭いだった。

でも、臭いのわけがわかると臭いのはくさいけど、

気にならなくなるよ。面白いねぇ。

臭いの元がわからないと不安になるけど、わかるとどうってことなくなる。

わけがわかると「なるほど」となるからだろうね。


話しは変わって・・・・

ホームセンターに何回通ったろう・・・

××を買いに行き、それでオッケイと思ったら、××がないと出来ない・・・

翌日××を買いに行き、それでオッケイとなるはずが・・・

あっ、××も要る、あの××も要る・・と・・

生活って細かなもので成り立っているもんだ。

以前にも何にもないと言えるほどのところから新しい暮らしを始めた事があるけど、

その時と同じで、

ちょっとした袋や買った物が入ってた段ボールや梱包に使った紐も捨てずに取っておくと

いろんな使い道が生まれて面白い。

無いところから工夫が生まれるなぁと思う。

それと小さなテレビやらなにやら二人の娘から使ってないからといろいろと頂き、有り難い。

もちろんリサイクルショップは大助かり。

これを書くのにも娘の店のパソコンを使わせてもらっている。

お店が終わった後、使っても構わないということでね。

この店とわが部屋はすぐ近くだからとても便利。もう一人の娘も徒歩圏内だしね。

古くても畳の部屋で押入れがあるのがいいなぁ・・と思ってたけど、

経済的なことや場所的なことで、小さな台所と小さなバストイレ洗面ルームと

クローゼット付きの8畳半のコンクリート打ちっぱなしの部屋のアパートに住んでいるよ。

家具のようなものは何にもないから割と広々としてる。


あれがいいこれがいいこうしたいあーしたいってその時その時思っても、

いろんな状況で思いもどんどん変わっていくもんだ。

それが面白かった。


そして何より、石垣は寒くないのがいい。

身体がのびのびしてる感じがする。

湿気が強いから風呂上がりに化粧水付けるのも忘れるくらいだよ。

でもお天気は変わりやすいねぇ。びっくりする。

ザーッと大降りだったのが、10分後には快晴・・・

今日の私みたいじゃないか。

いろいろ勝手に書いてるうちに気持ちが落ち着いて来たぞ。


多分もう泣かない。


今日でお別れ!?

2016-04-13 19:28:16 | 日々の暮らし・思い出
午後夫が飛行機に乗って帰ってしまった。

まぁ、今日帰るのは決まっていた事でなんの問題もないはずではあるが・・・・・・

空港へは夫の娘と孫が一緒だったので別れがしんみりもしなかったんだけど、

新しい家に一人帰ったらドアの前で第一波、部屋に入り第二波・・と寂しさ、空虚な感じ・・

が、押し寄せてきた。

こういう展開は予定になかったのである。

すぐに電話でも話せるし、メールだって出来るのである。

テレビ電話も出来るのである。

6月末には会えるのである。

だがしかし、泣ける。

さっきまでここに座ってた・・・

さっきここに立ってた・・・

ここでご飯食べてた・・・

ここで話した・・・

ここで笑ってた・・・

この小さな台作ってくれた・・・

この重いベッド動かしてくれた・・・

この棒を取り付けてくれた・・・

一人で部屋にいるとついついそんな思いが押し寄せてくる。

で、涙涙涙。年齢なんか関係ないね。

それで、気を紛らすのに段ボール家具というか、カラーボックスみたいなのを作り始めた。

一時間もしないで出来上がり。

その間もCDを付けっぱなし。静かなのが気になるんだ。

それからご飯をちゃんと作りました。

白米ご飯、ゴーヤと舞茸とシーチキン炒め、カボチャ煮(娘に頂いた)、

レタストマトきゅうり、ジーマミー豆腐(この地のピーナッツ豆腐これも娘から)

うん、結構なボリュームでした。


なにも一人暮らししなくても・・・・

そういう声もあるかもしれないねぇ。

でも始まった。賽は投げられた。ジャーン。

明日は泣かないぞ。