おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

キヅルシ 稲わらを生立木に吊るし重ねて保存

2013年02月04日 00時00分00秒 | 農業
写真1 写真2

写真1 屋敷畑の生立木に稲わらを吊るし重ねるキヅルシ、仏塔のよう
写真2 キヅルシ(写真1を拡大)


写真3 粗くなった屋敷林の生立木に稲わらを吊るし重ねるキヅルシ

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 脱穀後の稲わらを生立木に吊るし重ねる稲わら保存
 キヅルシ(木吊るし)と呼ばれる(写真1~写真3)
 埼玉県東部、北葛飾郡域に見られる

 写真1のキヅルシ、その高さに驚いた
 とにかく、高い、でっかい
 高さは、手前にある生垣(高さ約1m)の5~6倍
 その後、この生立木に、この屋敷畑に稲わらは吊るされてない

 埼玉県吉川市で農業を営み、郷土史家のTさんは次のようにご教示
   キヅルシを造り、利用していた
   縄ない、莚あみ、畑敷物、馬の飼料などに使った
   必要とするときキヅルシの下部から抜いた
   上部の重みで稲わらは下がる

 引用・参考文献等:弊ブログ2012年12月17日10月30日23日2011年06月08日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2008年12月27日、写真3;2006年11月12日
 撮影地:写真1・写真2;埼玉県久喜市(旧栗橋町)、写真3;埼玉県久喜市(旧久喜市)
コメント
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