おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

アクマッパライのヘイソク

2013年02月02日 00時00分00秒 | 農村

写真1 門柱の脇に供えられたヘイソク(幣束・御幣)。写真2と同一ヘイソク


写真2 門柱脇のヘイソク(幣束・御幣)


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 正月松の内から2月
 筆者が暮らす地域を歩く
 門柱脇や宅地入口に真新しい白のヘイソク(幣束・御幣)がけっこう目に入る(写真1・写真2)

 当地に暮らす高齢女性(写真2のお宅の奥様)に聞くと次のようである
   毎年大晦日
   夕食を終えると、家長が氏神様のヘイソク(幣束・御幣)を持ち、家人の頭の上を払う
   その行為をアクマッパライと呼ぶ
   使い終わったヘイソクを門の脇に挿す、供える

   オカザリ(正月飾り)は12月28日か30日に飾る
   「苦」に通ずる同月29日とイチヤカザリ(一夜飾り)となる大晦日には飾らない

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年02月16日 撮影地:埼玉県久喜市(旧鷲宮町)東大輪新田
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