![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/94/9e7b5adbdaa2a4582e28d298b2b0117a.jpg)
写真1 ノウテゴリ(剪定)されたツイジマツ。幹の曲がりに強風を知る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/bf/0005d6c0aae509875c5132b3c296bd8f.jpg)
写真2 赤の石州瓦とツイジマツの緑、美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/97/7e98e1d17b29e90f741e2a4033b37741.jpg)
写真3 島根半島の山々をバックに台形状にノウテゴリ(剪定)されたツイジマツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e3/0ed9d0e61376747ea53a525093db5095.jpg)
写真4 長方形にノウテゴリ(剪定)されたツイジマツ(写真1と同じ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/1b/b38e278ac8c77b911cc3accde7c5d7d3.jpg)
写真5 平坦水田に点在する住居とツイジマツ
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/banner_14.gif)
斐伊川が宍道湖岸に造る出雲平野
冬の寒風シベリアおろしが島根半島を越えて吹き荒ぶ
とくに、斐伊川右岸、五右衛門川(出雲縁結び空港)との間は遮る山のない平坦地
水田の中に住居が点在する散居集落
そのため、先人は防風用に屋敷の北西側に樹木や竹を植えてきた
いわゆる屋敷林
なかでも、当地では黒松の屋敷林をツイジマツと呼ぶ
宮城県大崎平野等のイグネ、砺波平野のカイニョとともに日本三大屋敷林に数えられる
ツイジマツは、ノウテゴリ(陰手刈り・剪定)されて防風機能と美しい景観を維持
しかし、近年、伐られるツイジマツが出てきた
松くい虫被害、ノウテゴリ職人不足、住宅近代化などのため
写真のツイジマツは出雲縁結び空港から五右衛門川を渡り、徒歩で片道40分ほど行った所の近景と遠景
赤の石州瓦と緑のツイジマツ、美しい
この美しさが末永く続くことを願います。
引用・参考文献等: 弊ブログ2012年02月07日 <防風の生垣・樹竹 美しい出雲平野をつくる>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年01月27日 撮影地:島根県出雲市