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写真1 T氏が脱穀小麦(小麦の実)をトウミで選別
写真2 左上の漏斗状部位から脱穀小麦(小麦の実)を入れ、ハンドルを回し、重い実は、この出口から落ちる。
写真3 軽い脱穀小麦(小麦の実)は、この出口から落ちる。
写真4 使用前のトウミ。左に青色の足踏み脱穀機がみえる。
あなたはトウミをご存知ですか?。
写真の農具です。米、麦などの脱穀後の籾や実麦を選別する。手動ハンドルで中の風車を回して風を起こし、上の漏斗状の部位から選別すべき米麦の籾や実麦を入れ、その重量と風力との関係で充実したものとそうでないものを選び分ける。
さて写真のトウミは、写真1に記されるごとく大正8年(1919)10月05日にT氏のご先祖が購入。92年前には使われていた長寿の農具。T氏宅は物持ちがいいですねー。
数年前から、小麦を栽培するT氏が納屋から出して現役復帰させた。
引用・参考文献等: 当ブログ2011年12月10日 <赤米の実籾を選別 <八王子里山クラブ報告9>> * 当ブログ2011年8月11日 <業なり 農を楽しむ 豊かな人生>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・2・3;2012年01月29日、写真4;2011年12月11日 撮影地:宇都宮市宮山田町