おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

防風の生垣・樹竹  美しい出雲平野をつくる

2012年02月07日 00時00分00秒 | 景観

写真1 整えられた生垣・樹竹、残雪の集落道入口に石灯篭


写真2 生垣・樹竹のマサキ、橙色が緑に映える。写真1の左奥に生えている。


写真3 マサキ(写真2と同一)の実と葉。葉縁に鋸状の切込み(鋸歯)がある。


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 出雲平野は、冬、日本海から北西の寒風が吹き荒ぶ
 その季節風を遮るために、住宅など建屋の北西側に樹木や竹を植えてある
 それが、ツイジマツ(築地松)であり、本日紹介する生垣・樹竹である

 写真の生垣・樹竹は、一畑電車北松江線の美談(みだみ)駅近く、西谷地区にあり、美しく整えられている
 美談駅舎で会った高齢者が次のように教えてくださる
   旅伏山(たぶしさん)など山から近いツイジマツは、伐られて少なくなった
   松くい虫にやられて
   ここらは、雑木の防風林が多い
   ツイジマツは斐伊川の向こう、右岸に多い。
 なお、ツイジマツなど防風の生垣・樹竹は斐伊川洪水時の防水林の役割もある。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年01月26日 撮影地:島根県出雲市
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