![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f8/dc1d83026bc28ef719c26007debd57ee.jpg)
写真1 整えられた生垣・樹竹、残雪の集落道入口に石灯篭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/42/0e76a2667f7bb2ea7a5c80b6d80b99a3.jpg)
写真2 生垣・樹竹のマサキ、橙色が緑に映える。写真1の左奥に生えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/63/86680c32b48174ffebe3c2a8721ffe11.jpg)
写真3 マサキ(写真2と同一)の実と葉。葉縁に鋸状の切込み(鋸歯)がある。
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出雲平野は、冬、日本海から北西の寒風が吹き荒ぶ
その季節風を遮るために、住宅など建屋の北西側に樹木や竹を植えてある
それが、ツイジマツ(築地松)であり、本日紹介する生垣・樹竹である
写真の生垣・樹竹は、一畑電車北松江線の美談(みだみ)駅近く、西谷地区にあり、美しく整えられている
美談駅舎で会った高齢者が次のように教えてくださる
旅伏山(たぶしさん)など山から近いツイジマツは、伐られて少なくなった
松くい虫にやられて
ここらは、雑木の防風林が多い
ツイジマツは斐伊川の向こう、右岸に多い。
なお、ツイジマツなど防風の生垣・樹竹は斐伊川洪水時の防水林の役割もある。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年01月26日 撮影地:島根県出雲市