夕方から降り始めた雨は、明日も１日中降り続けるらしい。
ちょっと肌寒い。
午後８時過ぎには、大雨警報まで発令された。
土砂降りの雨の中を～・・・と口ずさみつつタミヨさん家に向かう。
シューズも５本指ソックスも、雨のせいでドボドボだぁあ！
でも雨ン中を歩くの、ホンマは好き！
なんで好きなんかは、自分でもようわからんけど・・・
ひょっとして前世は、カエル？ な～んてね。
今朝は、不覚にも寝過ごしてしまい、気が付けばお昼だった。
午前中に片づけるはずだった、通告書もまだ未完成のまんま。
明日も１日、タミヨさんにお付き合いだし、
あたしゃ、もすこし時間が欲しい！
今日はリハビリで、福井厚生病院へ・・・
昨日、名古屋行きで走ったせいで、パンパンになっていた
両足のふくらはぎが、リハビリのおかげで
ずいぶん柔らかくなった。
膝の裏側もしっかり伸ばしてもらい
なんだか足が長くなった気がする。
リハビリに通うようになってから、足のむくみもなくなってきた。
でもまだ正座はできない。
ねん挫したときの後遺症なのか、
正座をするとすぐに右の足の甲が痛くなるのだ。
まあね、近ごろじゃ正座しなければならない場面ってのも
あまりないけどね。
さて、いよいよ月曜日から６月議会である。
まだ、一般質問を何にするのか決めかねている。
今回は、代表質問があるから
ハーモ二アスポリス構想や敦賀ムゼウムもかぶりそうだし、
はてさてどうしたものか・・・
悩んでるヒマなんてないんだけど。
朝一のしらさぎは、米原止まり・・・
新幹線ホームを走り、やっとこせ自由席の乗り場へ。
すでに大勢の人が並んでいたけれど、なんとか席を確保できた。
で、名古屋駅の新幹線ホームと、東海道線ホームは
なんたっていちばん離れた場所に位置してるから
そこでまた通路をひたすら走り、発車ギリギリに駆け込んだ。
名古屋から尾頭橋までは、たったの３分・・・
走っていた時間のほうがだんぜん長い！
血圧も脈拍もきっとスゴイ数値になっていたはずだ。
３分だけど、席に座り冷たいお茶を飲み続けた。
脳神経外科には、予約の１０時ジャストに到着。
待ち時間３０分で診察室へ、呼ばれた。
とりあえず、血液、CT、MRIなどの検査の指示が出た。
CTは、骨密度の検査も受けることになっていた。
MRIの検査が始まったのは、１時半過ぎ・・・
検査を終え診察室にもどったら、加藤Dr.は緊急オペに入ったという。
朝から、お茶しか飲んでいないからハラペコあおむしだ。
Dr.が戻ってくるまでにランチをすませることにした。
再診察は、午後３時半・・・
でね・・・脳内はキレイだと太鼓判を押してもらい、
もう一つ持っている動脈りゅうも大きくなっていなかった。
そのかわり（？）お腹ンなかに３センチ大の動脈りゅうが
なんと！ ふたつも見つかったらしい。
それから外科のDr.の予約を入れてもらい
動脈りゅうの状態について説明を受けた。
３センチだと破裂する確率は、高くないらしいが
５センチになると危ないという。
画像には、まんマルなお団子がふたつ・・・写ってた。
３兄弟だったら、受けたのに・・・双子ちゃんだったのネ。
場所はどのあたりですか？ と聞いたら
おヘソのあたりだそうな。
現時点での治療はしないでいいけれど、
半年後に検査を受けるように言われた。
気を付けることは？ まずは血圧をあげないこと！
そりゃ無理！
毎日毎日、血圧の上がるようなことばっかなのに・・・
新しモン好きの敦賀人らしく
またひとつ、新しい病気ができちゃった。
でも、新しい病気の「おかげ」なのか「せい」なのか、
元気がムクムクと湧いてくる気がする。
毎日新聞のデジタルニュースで
https://mainichi.jp/articles/20190612/k00/00m/040/235000c
「上関原発建設計画を巡り中国電力（広島市）は、
予定地の埋め立て海域でボーリング調査を実施する許可を、
近く県に申請する方針を明らかにした」というのを見た。
祝島のみなさんの気持ちを思うと、
わたしの心にも怒りの炎がメラメラメラ！
権力で住民をおさえこむ構図は、沖縄の基地問題と同じだ。
なんの力にもなれない自分のふがいなさに、腹が立つ。
祝島へ、駆けつけたい気持ちをなだめながら
月曜日から始まる６月議会の議案書に目を通す。
今回、補正予算の基本質疑を出さなければならないし、
一般質問の通告もある。
それに明日は、朝一で名古屋の病院だ。
遠く離れた祝島のみなさん、がんばって！
と、心の中でつぶやく。
日曜日の夜、久しぶりに孫とふたりで晩ご飯を食べた。
運動会のことや、部活のことなどなど、
いっぱいおしゃべりした。
孫は、ずっと娘のことを「ママ」と呼んでいたのに
知らんまに「おかあさん」にかわっていて、おどろいた。
会うたびに、大人びていく孫・・・１５歳だもんね。
その孫が突然、ムゼウムの話を持ち出してきたのである。
そう・・・新しいムゼウムだ。
なんで新しく建てなきゃアカンの？
今あるムゼウムだとなんでアカンの？
あ～・・・バァバはビックリして、うれしくて、
もうウルウル！
孫と政治の話をする日がくるなんて・・・
勉強もスポーツもあまり得意じゃないと、
本人は言うけれど、小学校１年生から今日まで
１日も学校を休んだことがないのは、スゴイ！
本を読むのも好きだし、まじめだし、
いいとこいっぱいあるよ！
あなたたちの未来に、ツケを残さないようにガンバラなきゃね。
今日は、タミヨさんが待ちに待った同窓会だ。
わたしは、議会運営委員会と午後からも議員説明会があるから
健さんにタミヨさんの送り迎えを頼んだ。
午後６時に帰宅・・・リュックサックを背中から降ろしたところへ
タミヨさんから電話が入った。
気分が悪い・・・すぐ来て！ というヘルプ。
わたしもかなりヘロヘロなのに・・・
タミヨさんは、吐きそうなのに何もでない、
胸もお腹も気持ち悪いというので、病院へ行こうか・・・
と言ったらそれはイヤだ！ と拒否。
冷たいお茶を、飲まして布団に寝かせたら
今度は背中をさすってくれ・・・
言いたいことは山ほどあるけれど、飲み込んで背中をさすった。
もうエエわ！ と、突然怒った口調で言われた。
以心伝心・・・イヤイヤさすってたのがわかったようだ。
１時間ほど様子をうかがっていたけれど、
落ち着いたようなので、声をかけたら
もう帰ってエエわ・・・
で、携帯を枕元において
また具合が悪うなったら、電話しぃや・・・と言いおいて帰ってきた。
健さんの話では、メッチャ元気やったし
帰りの車の中では、楽しそうに同窓会の話、しとったでぇ。
張り切りすぎて、おかゆから突然ごちそう食べて
しゃべりすぎて、疲れがドッとでたんちゃうか？
たぶんそうやろな・・・
せなあかんことは、山ほどあるのに
何も手につかず、ボ～っとしているわたし。
こりゃ、チコちゃんに叱ってもらわなアカンかもしれん。
明日は、６月議会の１週間前の議会運営委員会が
１０時から開催される。
午後からは、議員説明会もあって、
いよいよ議会モードにスイッチオンである。
すでに、時間に追いかけられている気分だ。
つい「時間よ！ 止まれ！」と言いたくなる。
そんな超能力がホンマ！ 欲しい！
あ～・・・昭和のドラマ・・・
当時、我が家にはテレビがなかったのになぁ・・・
たぶん、お向かいの酒屋さん家で、観せてもらってたんだろう。
昔、昔の話になると、議会モードがどっかへ消えてしまう！
と、思いつつ「ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団～」を
口ずさむわたし。
今日の午後一で、タミヨさんが退院。
１０日の同窓会のために、明日は美容室へ行くんだそうな。
で、「晩ごはんは八新のおでんでええわ・・・」という。
「ついでに、卵もこうてきてや。」
「安いのはあかんで！」
相変わらず、注文の多いタミヨさんである。
わたしは、歯医者さんの予約をしてあるので、早々に退散。
歯医者さんでは、また歯に穴を開け、薬を入れ、
ふさいだあと、レントゲンを撮った。
そのあとは、歯石の除去だけどその前に
ずっと気になっていることがあったのでDr.に聞いてみた。
実は、１週間ほど前から、左の抜歯したその奥の歯茎のところに、
なにやらコリコリと固いモンが盛り上がってきていた。
指でさわると、まるで歯！ みたいだったので
ひょっとして、歯が生えてきてるんですかね・・・
Dr.は、両手でこっちが歯茎、これが歯で・・・
クサビのようになっていて・・・
抜歯すると歯茎のふちが、盛り上がってくるんですよ
と丁寧に説明してくれた。
そうだよね・・・もうすぐ、７０に手の届くようなバアサマに、
歯が生えてくるわけはないわな・・・
ホンマにアホや！
きっと、わたしが帰ったあと、大爆笑していたかもしれない。
ご教訓カレンダーから・・・
今日は、リハビリを受けたあと、
魯山人の器に会うため、福井市美術館へ行ってきた。
父・ナオゾウさんのせい（？）というべきか、おかげというべきか
書画骨董や美術、茶道にも、興味をもつことができた。
今じゃ、お点前はまったくできないけれど・・・
稀代の芸術家といわれる魯山人の器の数々に、
圧倒されながら、こういう作品をつくってみたい！
という思いも、わきあがってくる。
いつまでたっても凸凹なモンしか、つくれないのに・・・
思いだけは、いっちょまえである。
１６日には、ナオゾウさんの法事が執り行われることになっている。
いろんなことに興味を抱かせてくれた
ナオゾウさんに感謝！
親不孝モンのわたしらしく、右手の人差し指の
サカムケが痛い！
バンドエイドを貼ってはいるが、けっこう痛い。
６月に入っても静電気が、ピリピリするぐらいだから
きっとお肌が乾燥しすぎているんだろう。
今日、銀行のATMでお金をおろすとき、エラーになった。
キャッシュカードは、静脈認証になっていて
バンドエイドを貼った人差し指では、認証できなかったのだ。
そんな親不孝な娘を持ったタミヨさんと看護師さんとの会話・・・
檀野さん、すごいですよね・・・ひとり暮らしですってね。
何でも、自分でできるってすごいですよ・・・
だって、わたしには、わたしのやり方があるし
この子らのやり方は、気にいらんから！
今でも、わたしがこの子の面倒、みてやっとるんやから！
と、言い放ったタミヨさん・・・
でね、ある書類に住所、名前、生年月日プラス干支を
書いたタミヨさん・・・
干支に「寅」ではなく「虎」と書いていたのである。
おお怖っ！
どうも、パソコンさんのご機嫌がよくない。
さっきから、漢字の変換はできないし、
全部、カタカナになっちゃうし、
なぜか途中でせっかく書いた文章が、消去することすでに、３回。
３０分かかってやっと、ここまで到達。
もう何を書こうとしていたのかさえ、思いだせない。
午後７時過ぎ、タミヨさん家の庭の植木や草花たちに
水をやりにいったときに、写してきた花の写真を
アップしておしまいだ！
そろそろ見納めになるサツキ
６月といえば、アジサイ・・・でもまだ色づく前
庭一面にひろがるドクダミの花
こちらも終わりかけのホタルブクロ
夕闇があたりを包み込むころになると
白い花たちが、なんとも妖艶・・・
今日は朝から、タミヨさん家とドラッグストアと病院を３往復。
その合間に、市役所と、銀行と法律事務所を回り、
夕方には、タミヨさん家の庭の水やり・・・
夜、またタミヨさんから携帯の充電器と時計、肌着と
ノンシュガーのど飴、尿漏れパッドのご注文が入る。
８時過ぎにまた病院へかけつけるハメに・・・
ベッドの上のタミヨさんは、抗生物質の点滴中だった。
で、血糖値もあがっているらしい。
だからノンシュガーだったのか・・・
やっと我が家にたどり着き、パソコンの前に
座ったはずなのに、気が付けば
なんと！ パソコンに突っ伏して眠っていた！
オデコにいくつも、四角いキーの痕がついていた。
明日もまた、朝から走り回ることになりそうな予感が
脳裏をよぎる。
午後、タミヨさんから息も絶え絶えな声で、
電話がかかってきたとき、わたしはまだ、市役所。
健さんにヘルプコールして、
かわりに病院へ連れて行ってもらった。
タミヨさんによれば、午前中に内科を受診。
肺炎の兆候が見つかり、入院を勧められたのに
点滴をしてもらって帰宅。
横になっていたけれど、身体に震えがきたらしい。
午後３時半過ぎに、わたしも病院へかけつけた。
今日は、時間外も救急も超がつくくらい、混雑している。
診察を受けたのは、５時前・・・
動脈からの採血もして再検査の結果、血中の酸素が不足気味らしい。
しかも熱が８度６分もあるし寒気がするという・・・
なのにである。
入院どうしますか？ と聞かれたタミヨさんたら
１０日に同窓会があるから入院しないと言いだすのだ。
わたしが幹事やから、やすむわけにはいかん！
で、１６日にはナオゾウさんの法事もせんならんし・・・
あんなあ・・・そういう問題やないし・・・
家で急に具合が悪なったり、したらどないするん？
２４時間、タミヨさんにつきっきりなんて
わたしも健さんも、とうてい無理やし！
せめて肺炎の兆候が消えるまでは、入院していてほしいと
健さんとふたりで、懇願。
何とか入院にこぎつけたけれど、病室に入ったのは
それから２時間後・・・
注文の多い患者さまは、家からアレとアレとアレと・・・
折り返し、病室へ持ってくるもののリクエストが多すぎ！
リクエストの数々を病院へ運び、
入院の手続きの書類をもらって、家に帰ってきたら
すでに午後１０時を過ぎていた・・・
は～・・・わたしは昨日の休日で貯めこんだ活力を
使い果たし、ヘロヘロ、クタクタ・・・
ここ数日、ちょっとガンバリすぎたせいで、
今日は朝からメッチャしんどい。
外出もひかえて、１日中、ウツラウツラ状態で過ごした。
「ようガンバッたね！」と、神さまからご褒美の休日！
ちかごろ、アンタ、歳、わすれとるやろ？
と、よう言われるけど、年齢のこと考えて
動いとる人って、おるんやろか・・・
なんかに、夢中になったり、仕事に没頭しとったら
歳のことなんか考えるヒマもないんちゃう？
な～んて思いながら、あと３ヶ月で６９歳！
さっき、何の気なしに洗面所の鏡を見たら
シワシワだらけのババァが映っていて、ビックリ！
ハハハ・・・顔はウソつかんのやね。
６月３日が誕生日の孫のために、健さんがランチに
誘ってくれた。
わたしを刺そうってことは・・・ワリカンのため？
４人で楽しいひとときを過ごしました。
で、娘が、いやがる健さんとのツーショットをパチリ！
ラヴ・ラヴモードに、見えなくもない・・・
と、そこへタミヨさんからのヘルプコール。
咳が止まらん、乳白色の痰が山ほど出た、肺炎かもしれんから
今すぐ病院へ連れて行ってほしい・・・とのこと。
健さんを家に送り届け、タミヨさん家へ。
痰が出たらすぐレントゲンを撮るように、
医者が言うとったから、敦賀病院へ連れて行け・・・
との指示。
時間外診療に行ったら、今日の担当は整形外科のドクター。
ドクターが言うには、熱もないし血圧も正常、
とてもお元気だし、
月曜日に内科を受診されてはどうですか・・・
ぜったいに、納得しないタミヨさん。
とにかくレントゲンを撮ってくれ！
これまでも３回、肺炎で入院しとるんやから・・・
と、タミヨさんにしつこく迫られ、
ドクターもレントゲン撮影を手配してくれた。
その結果・・・肺はきれいですよ・・・
画像を見せられ、フ～ン・・・と不満気なタミヨさん。
自分の判断が覆されたのが、気にいらないようだ。
肺炎じゃなくてよかったじゃない！
入院する準備もしとったのに・・・
おい！ おい！ 入院したかったんかい！
という言葉は、飲み込んでやっとこせ、
家まで送り届けたら、お茶でも飲んでく？
いやいや・・・まだ用事があるから・・・
と、慌てるふりして、逃げかえったわたしでした。
