「学生で妊娠中絶、経験胸に性教育 女の子へ伝えたいこと」
という朝日新聞の記事を読んだ。
http://digital.asahi.com/articles/ASKBB619PKBBUTIL047.html?iref=comtop_photo
今、学校現場では、どんな性教育をおこなっているのだろうか・・・
この記事の中にも出てくる
2002年からの「性教育バッシング」は、
山谷えりこが、国会で取り上げたのが発端である。
当時、学校で使われていた性教育の副読本がけしからん!
と、糾弾しそれが全国に広まっていったのだ。
記事を読みながら、20数年前の思い出がよみがえってきた。
うちの子どもたちも学校でこの副読本をもとにした
授業を受けている。
小学生の娘が
「男の子のおちんちんはね、ペニスって言うんだよ」
「女の子の大切なとこは、ヴァギナ」
と、一生懸命、おばあちゃんである英子さんに教えていた。
「おばあちゃんも言うてみ・・・ペニスって」
「いややわ・・・そんなんよう言わん」
なんて、やりとりが繰り広げられた我が家・・・
あの副読本は、学校から回収されたという。
それ以後、副読本もなく性教育は
全教科で学ぶことだから・・・などとうやむやにされたままだ。
2005年の文科省の中央教育審議会の学習指導要領
「性教育について」には、
『性教育を行う場合に,人間関係についての理解やコミュニケーション能力を前提とすべきであり,その理解の上に性教育が行われるべきものであって,安易に具体的な避妊方法の指導等に走るべきではないということについておおむね意見の一致を見た。』
と、書かれている。
のぞまぬセックスや妊娠、中絶などをさけるためにも
自分自身の性器がどうなっているのか、
知ることはとても大切なことだと思う。