はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

9月議会最終日

2016-09-28 | 議会

9月議会最終日。

反対討論を2件行った。

 

一般会計補正予算では、

B型肝炎ウイルスの予防接種の経費

県民生協の子会社への助成金

給食費の値上げをねらう給食あり方検討経費

の3事業への歳出に対し反対の理由を述べた。

 

渕上市長は、市議時代から「こどもにツケを回さない」と

いう理念を掲げていたではないか・・・

だからこそ財政に対し厳しい目でチェックしていたではないか・・・

今はそのチェックの厳しい目は

市民サービスや福祉サービスの廃止や縮小に向けられているのが

残念であると討論の中で、述べておいた。

 

もうひとつは、福井国体関連の議案である。

運動公園の屋外プールに競泳用の自動審判計時装置と

コンピュータシステムを購入するという議案である。

8208万円という高額な装置は、指名競争入札で契約。

半額は福井県が支出。

およそ4000万円は敦賀市が市債を組むというのだ。

 

そもそも、文教厚生常任委員会での審査に

入札や計時装置の資料が1枚もなかったのである。

物品の購入なので出さない・・・という教育委員会に仰天した。

 

粘りに粘って、やっと出てきた資料が4枚。

現在、この案件の情報公開請求を提出してある。

後々、この装置の維持管理やメンテナンスにいったいどれくらい

かかるのか・・・

市のお荷物になるのは目に見えている。

 

しかし、この議案に反対したのは今大地ひとり。

50年ぶりの国体だから、行政も議会も市民も

オールジャパンいやいやオール福井でのぞむ国体?

国体が終わった後、借金まみれになっていたら

それこそ目も当てられない。

 

さて、本会議最後は、原子力発電所特別委員会が提出した

「もんじゅ廃炉」に関しての意見書、B議案第3号である。

「核燃料サイクル政策に係る国の責任ある対応を求める意見書」は

もんじゅの廃炉の決定を地元・敦賀市ぬきですすめるな!

ちゃんと地元へ説明しなさい!

という内容だ。

 

委員長の提案理由説明にたいし、質疑した。

 

特別委員会では、「決して存続を求めているわけではない」という

発言が相次いだ。

特別委員会として

あくまでも現状維持を求めていくのか

廃炉やむなしと受け入れるのかどっち?

 

意見書の文言に、敦賀市と敦賀市議会に対し、丁寧に説明し

理解を得るための取り組みを早急に行うこととあるが

市民6万7千人に直接説明することも対象になっているのか?

 

理解を得るための理解とは、もんじゅの「廃炉」についてのことか?

などなど問いただしたが、けっきょく明快な回答はでてこなかった。

 

討論のあと、賛成多数で意見書は可決された。

反対は、わたしと山本議員のふたり。

今回の意見書は、直接、国へとどけると聞いている。

はてさて、どんな約束を取り付けてくるのか・・・

気になるところだ。

 

 

 

 

 

 

 

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