はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

CEF社、東証マザーズ市場へ新規株式公開だって・・・

2009-12-04 | 風力発電

2009年12月4日(金曜日)
ひさびさに、体調が良くない・・・
腕や足の関節も痛くて、だるい。
しかもお腹の調子までもがもひとつ、すっきりしない。

は~、でるのはためいきばかり・・・

なんとか月曜日までには少しでも元気を取り戻したいなぁ~

さて、新舞鶴港で広大な土地を取得し、大々的に風力発電の増設を
目指すらしい、CEF社・・・

補助金申請もままならず、ファンドも立ち消えになったというのに
どこに資金があるのだろう?
と、思ってましたがいやはや、こういう手があったんですね・・・

ひょっとして、敦賀・今庄ウインドファームも
あきらめていない?
と、ちょっと不安になってきましたね。
敦賀市の環境審議会はしっかりしているから大丈夫だとは
思うけれど、イエスでもなくノーでもない答申だと、
市長の決断に委ねられることになります。
それがわたしを不安にさせる・・・

経済のニュースからそのCEF社の記事を紹介しておきます。

記事の中にあるマザーズ市場ってなんだ?
東証マザーズのホームページを検索してみました。

http://www.tse.or.jp/listing/mothers/

マザーズってのは、将来成長が期待される新興企業に対して
早期の資金調達の機会を提供する観点から
「利益などの財務数値」に関する基準を設けていないそうです。
つまり、CEF社は将来有望?


CEF:来秋にIPO、主幹事は野村へ-資金調達で風力発電増強

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=arLcE5eJxIeo

12月4日(ブルームバーグ):
風力発電事業者のクリーンエナジーファクトリー(CEF)は、
2010年秋ごろに東証マザーズ市場へ新規株式公開(IPO)する。
主幹事会社には野村証券を選任する予定。

同社の鎌田宏之社長(49)は2日、ブルームバーグ・ニュースとの
インタビューで、IPOで最大100億円程度の資金を調達し
風力発電の設備能力を現在の18万4500キロワットから
「3年から5年で50万キロワットまで拡大したい」と語った。
さらに、10年後には100万キロワット程度まで増やすことを計画している。
風力発電所建設の対象地域として東京電力、関西電力、
中部電力の管内を考えているという。

経済産業省が昨年まとめた長期エネルギー需給見通しによると、
地球温暖化対策の一環として風力発電は20年までに
現在の約5倍の500万キロワット規模まで導入が進むとみている。

民主党はマニフェストの中で、風力や太陽光など
再生可能エネルギーの1次エネルギー供給全体に占める割合を、
20年までに10%程度まで引き上げるとしている。
国際エネルギー機関(IEA)のデータによると、
06年にこの割合は3.2%だった。

鎌田氏は、同社が「半周遅れで風力発電事業に参加」したことから、
日本風力開発(2003年3月東証マザーズ上場)など先行した事業者と
競合するため、建設関連など独自技術の向上に努めたと強調した。
その結果、高さのある風車などを建設地に運搬するために
通常は幅12メートル程度の林道が必要だったが、
特殊な重機を導入することで約5メートルの林道だけで
済ませることが可能になったという。
さらに自社で建設作業員を育成した結果、1基建設するための工期を
通常の15日から5日まで短縮した。

低周波音の被害

再生可能エネルギーとして脚光を浴びる風力発電だが、課題もある。
鎌田氏は風車建設地周辺の地元住民への対応を課題のひとつに挙げた。
同社が運営する伊豆熱川ウインドファーム(静岡県東伊豆町)では、
近隣住民が風車の出す低周波音が原因とみられる健康被害を訴えている。
こういった問題について、
鎌田氏は「我々も地域と接点を持っており不感症ではいられない。
風力発電は強引に入っていくビジネスではなく、
あくまでも共生を目指すビジネス」との立場を示した。

東伊豆町議会議員の藤井廣明氏によると、伊豆熱川ウインドファームが
風車の試運転を開始した07年12月以降、
風車の近くの住民の間で不眠症やいらいら、
吐き気などを訴える声が高まったという。
08年4月にはブレード(羽根)が折れる事故が発生し
風車の運転が停止すると、近隣住民への影響も収まったことから、
何らかの健康面への影響があるとみられている。

09年2月に風車は運転を再開したが、再度5月にブレード破損事故が起き、
以後運転停止の状態が続いている。
藤井氏によると、周辺住民は夜間の一部風車の停止や減速運転などを
CEFに対し求めている。

総務省のウェブサイトによると、健康被害の原因が
同風力発電施設から出る低周波音だと特定することを求める申請が
7月に公害等調整委員会に提出されている。

CEFは伊豆熱川ウインドファームのほか、
9カ所の発電所で合計100基の風車を運営している。
白馬ウインドファーム(和歌山県日高郡)でも09年3月、
試運転中にブレードが破損し運転を停止している。
破損事故が起きた風車では、いずれもゼネラル・エレクトリック製の
ブレードが使用されている。

地元住民への対応不可欠

鎌田氏は「ストレスを軽減するための手段として距離が必要なら距離、
それ以外に付随するものが必要であればそういうものも対応しないといけない」
とし、「少なくとも既知となっているマイナスの部分については、
新しい案件からは削減する方向で計画している」と述べた。
そのうえで、新規の事業で得られた知識と経験を
伊豆熱川ウインドファームなど既存の風力発電設備で起きている
問題について活用することが重要との見解を示した。

同氏は、伊豆熱川ウインドファームの試運転に向けては
経済産業省の原子力安全・保安院と協議中と述べるにとどめ、
再開時期の明言は避けた。

ドイツ証券の直原知弘アナリストは
「投資家は注目するだろう」としたうえで、風力発電事業の成長については、
再生可能エネルギーの普及加速を狙って民主党が掲げている
固定価格買い取り制度の導入が「大きな鍵を握る」と指摘した。

直嶋正行経済産業相は9月の就任時に、再生可能エネルギーで発電した
電力すべてを一定期間、一定価格で電力会社に買い取らせる制度について、
「なるべく2年以内に導入したい」との方針を示している。
11月から始まった買い取り制度では、
対象は太陽光発電の余剰分に限定されている。

記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 岡田雄至 Yuji Okada
yokada6@bloomberg.net

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1 コメント

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固定電力買取制度 (冬季雷)
2009-12-08 00:09:17
が導入されると風力事業者儲けが大きくなりますので、それをネタにマザーズに上場し、一気に資金調達、大開発作戦でしょう
もちろん、儲かるので民家の隣の低風速エリアでも採算性が高くなり得ますよ
正直、この会社は風力業界から早急に退場願いたいのですが、逆に100万kWも作るつもりとは
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