はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

リレーエッセー「環境保全へ風力発電反対」

2008-02-19 | 風力発電

2008年2月19日(火曜日)
きょうの朝日新聞「あしたは晴れ」に
掲載されたのは
「環境保全へ風力発電反対」

風力発電に賛成のみなさまには
「ムッ!」とくる内容でございます。

渭南エココミュニティー
http://inan-eco.jugem.jp/
環境カウンセラー/高田義隆さんの
報告・提案もぜひお読みください。
風力発電のデメリットについて
とても詳しく書かれておられます。

高田さんのご了解を得て、載せています。
http://inan-eco.jugem.jp/?eid=811

ここからは、わたしのエッセーです。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000110802190001
【環境保全へ風力発電反対】

「はるみさんは大賛成なんやろ?」
「反対や!」
「うそっお~ 環境問題にあんなに
 熱心に取り組んどるのに? 
 原発やないんやで」

敦賀市から南越前町にかけて連なる
鉢伏山の山頂に
風力発電建設の話が持ち上がっている。
京都議定書やCO2削減、エコロジーなどと
いった「環境にやさしい」言葉で、
市民の心をくすぐる風力発電。
しかも、お国のお墨付き。
経済産業省所管の独立行政法人
「新エネルギー・産業技術総合開発機構」
(NEDO)は、
2010年までに、国内の風力発電を
300万キロワットにする計画である。
現在のおよそ倍だ。
メリットは確かに多いだろう。

しかし、山頂に建設となると、
建設作業用道路や資材置き場、
風車の設置場所など、
森林涵養となっている土地を掘削することになる。
各地の風力発電所では、オオタカなど、
貴重な野生種が風車にぶつかる事故も後を絶たない。

保安林や水源地であることなどが
問題視されているとは思えない現状であるのに、
事業者はNEDOからの補助金申請時期までにと、
地元住民説明会を開催し、
議会でも説明会を開いている。
議会の説明会では、この話は「取扱注意」に加え、
「他府県の環境団体から来るかもしれないが、
よろしくお願いする」との話があったと聞く
(今大地は欠席!)。
そもそも、非公開の場で、議員に説明し、
「ご内聞に」と言うことだけでも、
十二分に赤信号が点滅だ。
これぞまさしく「根回し」以外の何者でもない。
企業秘密をたてに報道機関の取材も
シャットアウトとか……。

しかも1年前には、美浜町の新庄や若狭町でも
同じ会社による同じ話があったと聞く。
今回、建設が持ち上がっている鉢伏山は、
木ノ芽峠・北国街道があり、
今庄365スキー場も近接している。

県の鳥でもある「つぐみ」が
渡ってくる場所でもある。

「似非・エコロジスト」とののしられようと、
わたしは大切な水資源や今のままの環境を守るために、
この地に風力発電を建設することに
反対を表明している。
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