「楚々とした佇まい・・・」は、キレイでしとやかで
やさしく可憐な女性を表現するときに、よく使われる。
色で言えば、淡いピンクとか薄紫なんかが思い浮かぶ。
今日、コンビニへカフェラテとスィーツを
買いに行った時のことである。
およそ、コンビニには不釣り合いと思われる女性がいたのだ。
セミロングの髪に、淡いブルーのワンピース・・・
ブランド名はしらないけれど、小ぶりのバッグを下げ
チョコをひとつ抱えてレジに並んでいた。
ピンクパールの小粒のピアスがよく似合う
まさに「楚々とした・・・」女性だった。
敦賀のまちにも、こんな女性がいるんだぁあ・・・
と感嘆しつつ、わが身のエゲツナイほどド派手な格好が
まるでピエロみたいに思えた。
で、耳にピアスのアンちゃんでさえ、彼女にレジの順番を譲っていた。
アンちゃん! 目がハートになってるぜ!
レジの順番がまわってきたとき、レジのお姉さんが
もう、クリスマスですか? サンタクロースみたい!
そう・・・今日のわたしは真赤っか・・・
燃えたぎるメスライオンだぜ!
アッ、ライオンじゃなかった・・・五黄のトラだった!
わたしの辞書には「楚々とした佇まい」はない!