2009年5月8日(金曜日)
環境審議会を傍聴にいってきました。
その報告を書こうと思っていたのですが、
帰り際に、ハプニング!
わたしは救急車につきそいで乗ることになって
しまったのです。
友人のT記者は、ふだんから物静かな
落ち着いた雰囲気の人なのですが、
いつもにもまして、なにも話さないのです。
あれ? 変だな・・・
かならず、顔を見れば声をかけてくるのに・・・
会場のホールの出口で、どうしたの? と
声をかけたとたん、
大切なカメラをおとし、呆然自失・・・
すぐ隣にいたわたしに寄りかかるようにして
そのまま座り込んでしまったのです。
声をかけても、反応がなく、
意識が混濁してる様子。
すぐ近くにいた女性記者に救急車を手配するように
頼み、そのままT記者を支えていました。
脈拍は普通、身体の震えはなし。
名前を呼ぶとハイ・・・と返事はするけれど
めまいする?
どこか痛い?
胸は苦しくない? などと問いかけても
答えないのです。
わたしのめまいとはあきらかに状態が違うし
ひょっとして、これは脳梗塞かも・・・
救急車が到着するまでの数分がとてつもなく
長く感じられました。
その間に、T記者の同僚に携帯で連絡をいれたところ、
福井支局に泊まりの日なんだそうです。
折り返し連絡が入り、福井支局長と2人で
敦賀へ向かうとのこと。
おふたりが到着するまでは、
わたしがつきそってることにしました。
救急車の中で隊員のかたが名前や生年月日を
尋ねても何も答えられず、
運転免許証で確認。
血圧も正常、ただ心電図にすこし不整脈の兆候。
脳外科のある市立敦賀病院へ搬送となりました。
つきそっていってもできることといったら、
救急車を呼ぶまでのT記者の状況と状態の説明。
あとは、彼の荷物を抱えて待合室で
ウロウロするばかり・・・
待っている間に、2回も
ストレッチャーに乗せられたT記者が検査室へ
運び込まれました。
福井支局と、彼のおつれあいからも
電話が入りましたが、まだ医師からはなんの
説明もないので、状況がわかり次第
連絡するとしか、いいようがありません。
そうこうするうちに、同僚の記者と支局長も
到着し、あわただしくあいさつをかわしていたら
医師から説明があるとのことで
支局長が代表して診察室へむかいました。
やはり、一時的な脳梗塞だったようです。
脳の血管がつまっていたのですが、
検査をしているうちに溶けてなくなったとかで
急に意識もはっきりして、しゃべれるように
なったとのこと。
あ~、よかった・・・
でもまだ、わたしの心臓はドキドキ・・・
待合室で血圧を測ったら、案の定、180をこえてました。
あとは、おまかせして帰ることにしたのですが
自分の車は、東郷コミュニティーセンターだった・・・
タクシーで車を取りに行こうかとおもったのですが
明日、健さんに乗せていってもらうことにして
病院から家までブラブラと歩いてかえりました。
環境審議会の報告は明日のブログで・・・
どうぞお楽しみに・・・