はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

高畑英樹さん ほんとうにありがとう!

2009-05-16 | 日々の暮らし

2009年5月16日(土曜日)
高畑さんの葬儀に参列。
斎場は福井市西谷町なので電車ではとても無理・・・
健さんとふたり、車で朝8時半に家を出ました。

3月に結婚したばかりの高畑さん・・・
幸せいっぱいのふたりの結婚式の写真が
涙を誘います。

およそ200人ぐらいでしょうか・・・
あふれかえるその参列者の方の半数近くは
車いすの方でしめられています。

敦賀からは立石郁雄くんもご家族できていました。

きのうのお通夜の席には700人が参列したそうです。

高畑さんが全身全霊をかけて障がい者のために
運動を続けてきたあかしでしょう。

最後のお別れのとき、色とりどりの花に囲まれた
高畑さんは、結婚式のときのモーニング姿でした。

本当に安らかな顔で、ほほえみを浮かべているようでした。
いまにも長いまつげに縁取られたいたずらっぽい眼を
あけて、バァ!とおどけて起き上がってくるかのように
思えてなりませんでした。

高畑さん、よくがんばってきたね・・・
あなたが耕し、まいた種はきっと
社会のどんな荒波にも
どんな障害にも
どんな差別にもまけないで、
芽を出し育っていくことでしょう。

その芽をからさないように、丈夫に育つように
残されたわたしたちは
高畑さんの意志を受け継ぎつなげていきます。

出棺のときには、おおぜいの車いすの方々が
「高畑さん! ありがとう!」と
声をからして叫んでいました。

高畑英樹さん、ほんとうにありがとう!
それしか言葉が思いつきません・・・

コメント
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