企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

本、読んでますか? 私は体調よくなく・・あまり読んでません

2008年10月15日 | 本の紹介(ビジネス)
季節の変わり目?でしょうか、鼻風邪を引いてしまいました。今週は、仕事を控えめに(いつも?)して、身体をいたわりながらの生活です。不思議なもので、職場に出ると元気になってくるんですね。緊張感のおかげなのかも。

さて、久々の記事アップですが、本を挙げさせていただきます。ひとつは、恐慌前夜、すでに読まれた方も多いとは思いますが、著者は預金封鎖の話からして、一貫した主張をされています。
単なる予言・警鐘ものと違い、論旨としてはそうだよなぁ、と思わせるものであるため、全部が正論とは思わない(割り引いて考えたい、と思うほど)ものの、おきても不思議じゃないことを書いてあるんじゃないか?なんて感じます。
経済、金融がどういう状態にあるのか、あったのか、ひとつの理解としては知っておいてよいだろうことが書かれています。アメリカのI-Bankの破綻については、いずれそうなる、と予告していましたが、本当にそうなってしまっている。。
金融業界の人や、資産家の人は当然ながら、さまざまな業種で活躍している人にとって目を通しておく価値のある本ではないか、と考えますよ。

恐慌前夜
副島 隆彦
祥伝社

このアイテムの詳細を見る



あなたはSですかMですか?と一言で聞かれても、多くの人の場合、その両方の側面を持ち合わせているのではないか、と思います。S=サディスティック、と言っても、性の嗜好上の話ではなくて、性格的にS的資質をもっているのかどうか、ということは、感覚的にしか理解していないし、言えないのではないでしょうか?
そんな、サディスティックな性格というものについて、どういう傾向があるのか、どういう対処をすればよいのか、などを考えさせてくれる本が、今回紹介の「サディスティックな人格」です。
身の回りに、困ったサン、困った君がいないひとは皆無かと思います。そうした困った人のうち、パーソナリティ障害という面からサディスティックな性格を見て、どういうところに気をつけるべきか、など考えていけるようになります。
そういう本に目が行くことからして、私自身も、まったくSっ気がないか、というよりは、Sっ気がある方?でして・・。一部の著述については、自分もこういう面あるよなぁ、と思って読んでおりました。
なお、この本はSだけを論じた本ではなく、他人に依存してしまう人についても論じています。Mではなく、依存してしまう人、というのが、Sと同様に困った人になりえることから、それをまとめています。
組織でコミュニケーションの問題に悩まされている人、には、ぜひ一読をお勧めいたします。


サディスティックな人格―身のまわりにいるちょっとアブナイ人の心理学
矢幡 洋
春秋社

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 株価、いったいどこまで行く... | トップ | チャイコフスキー 交響曲第3... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本の紹介(ビジネス)」カテゴリの最新記事