この本でよかったのは、ルービックキューブを著者がどう解いたか?ということを書いた章以降の部分です。真ん中の色は、相対的一関係としては必ず動かないわけだから、そこを鍵にして他のキューブの場所を論理的に詰めていけば、かならず解けるというあたりが、なるほどなぁ、と思いました。これまで分からなかった自分が恥ずかしいです。
いろいろな問題に対して、どう論理的に考えていくか?をまとめている部分で、ここは、人に紹介したいと思うほどの内容でした。
それ以外の部分も、論理(特に、AND、ORなどの概念)を分かりやすく著している本ではあると思います。
ただ、一つ気になったことがあります。著者は、ORのつもりで書いた例題(手元に本がないので、例は異なりますが、構造は同じ)、「太郎君は、図書館かレコードショップのどちらかに行く、と宣言して出かけた」が、それがウソだとわかった。というもの。ウソであるということは、実際はどうだったのか?という設問ですが、どちらかに行くがORだったら、確かに本書の通りに、その否定が、両方行っていないが真実なんでしょう。ただ、どちらかにしか行かない、という意味で使っていたとしたら・・・(XORの場合)。両方共に行ってしまったという場合も、ウソになる。そこを見落としていたのではないか?(というか、この程度は論理演算の基本だと思うが)と思ってしまいます。
基本書としてはよいかもしれませんがXORが欠けているのはちょっと残念。現実に、そういう会話があり得ると思うので(^-^;△フキフキ
いろいろな問題に対して、どう論理的に考えていくか?をまとめている部分で、ここは、人に紹介したいと思うほどの内容でした。
それ以外の部分も、論理(特に、AND、ORなどの概念)を分かりやすく著している本ではあると思います。
ただ、一つ気になったことがあります。著者は、ORのつもりで書いた例題(手元に本がないので、例は異なりますが、構造は同じ)、「太郎君は、図書館かレコードショップのどちらかに行く、と宣言して出かけた」が、それがウソだとわかった。というもの。ウソであるということは、実際はどうだったのか?という設問ですが、どちらかに行くがORだったら、確かに本書の通りに、その否定が、両方行っていないが真実なんでしょう。ただ、どちらかにしか行かない、という意味で使っていたとしたら・・・(XORの場合)。両方共に行ってしまったという場合も、ウソになる。そこを見落としていたのではないか?(というか、この程度は論理演算の基本だと思うが)と思ってしまいます。
基本書としてはよいかもしれませんがXORが欠けているのはちょっと残念。現実に、そういう会話があり得ると思うので(^-^;△フキフキ
仕事に克つ論理力―東大合格請負人の思考プロセスライブドアパブリッシングこのアイテムの詳細を見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます