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あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

無血刺絡療法

2007-08-02 17:24:18 | Weblog
東洋医学を入り口に、本来生物の持っている自然治癒力というものが気に係り、ここんとこのマイブームとなっている。
本屋に行くと、いろいろと並んでいるが中でも自律神経と免疫の関係について述べている福田-安保理論について読んでいくうちに、長田裕先生の「無血刺絡療法」という本に行き着いた。
刺絡とは昔からある治療法で簡単に言って、東洋医学で言うツボに針を刺して瀉血して気の流れをよくすると言う治療法であるが、この長田先生は無血のごとく穿刺はせずに先端のとがったピンセットで痛み刺激を与えるだけなのである。
にわか信じられないような治療法であるが、このシンプルな方法でこれまでに何百例もの難病といわれる患者さんたちを治療し寛解・治癒させている。
思えば、この私も幼少のころ刺絡治療を受けた経験がある。今から25年ぐらい前の話だが、うちの両親は時々、鍼灸治療をうけており、私も風邪を引いたときなどは親指の爪ぎわから瀉血をしてもらった覚えがある。
効果があったかどうかはもう覚えていないが、、、。
この無血刺絡療法は、もしかしたら現代の行き詰った医療に革命を起こすのではと思っている。
今後の自分の選択枝の1つになるかもしれない。
もし今まで通り忙しい生活を送っていたら、こんなことには目もくれなかっただろうな。