2020年 イギリス 95分 劇場未公開
宇宙戦争のその先へ。異世界サバイバル!
遥か未来。壊滅的な宇宙戦闘の後、墜落した女性戦闘機パイロットと相棒は、未知の惑星に不時着する。
生命維持装置のリミットは48時間。装置が切れる前にパイロットは負傷した相棒とともに、荒涼とした惑星に潜む脅威と戦いながらサバイバルすることを余儀なくされる。(「Oricon」データベースより)
『デューン砂の惑星』だと思って観始めたけど、なんか違う・・・でタイトル確かめたらサバイバーって…何? 失敗した~!
画面は粗いし、昔の特撮のような宇宙服に戦闘機。延々続く指令のやり取りがやっと終わったかと思ったら今度はダラダラと交戦し次々仲間が散っていく。彼女がリーダーって適正的にどうなの?と突っ込みたくなるぞ。
敵の攻撃により機体が損傷し不時着した惑星が「デューン」なのね。まさに砂地の過酷(そうな)地表。相棒は宇宙服が損傷して瀕死の重傷(生身ではこの星の大気に侵され生存不能の設定)。ヒロイン(フィービー・スパロー)はサバイバルテント(お粗末過ぎだけど)に彼女を引っ張り込んで手当したり、機体を修理しようとするけど、相棒は死んでしまい、部品も足りない。宇宙服のタイムリミットは48時間。
夜になると得体のしれない生物がテントの周りをうろつきますが、何故かこの時は襲ってはこない 更に味方は撤退を決め去っていくんですね。「置いてかないで~!」と叫ぶ彼女はただの「女の子」 絶体絶命状態ですね。二度目に襲われた時は戦闘機の武器で反撃して撃退し、この経験でちょっと自信がついたのか、敵機も数十キロ先に不時着したのを目撃した彼女は、敵機から部品を奪って来ようと思いつき歩き出します。(徒歩で数十キロ先って往復する時間的余裕あるんかい?とまたまた突っ込んでみる)
途中蒸気だか毒気だかのあがる場所で宇宙服損傷して応急処置(銀のテープ巻くだけ)しながら進んだ彼女は敵と遭遇。これが撃ち合っても互いに傷つかないってどんだけ凄い宇宙服なんだよ!結局相手のヘルメットを壊して外気に当てるのが唯一の方法ってのもなぁぁ。
敵が3人はいたけど、結局彼女一人でアドレナリン注入しながらやっつけてしまうという、お前は超人か!!な展開。そもそも銃って相手にダメージ与えるための武器なのに、全く機能してないのが笑えました。
無事に敵機からぶんどった部品を使ってこの星を脱出しましたとさ・・・ってもうどうでもいいよ!
数十年前の制作だと思ってたら去年って・・・C級にもほどがある