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2017年製作 アメリカ
運命になんて負けない。私らしく生きていく。 選ばれしヴィランズの子供4人は、善人が住むオラドン合衆国の暮らしに馴染もうと奮闘。そんな中、「美女と野獣」ビーストの息子ベン(ミッチェル・ホープ)と恋人になったマレフィセントの娘マル(ダブ・キャメロン)は、王室の一員になるプレッシャーから逃れるために、悪のルーツである生まれ故郷ロスト島へ。そこでは、アースラの娘ウーマ(チャイナ・アン・マックレーン)が仲間を率いていた。自分たちをオラドン高校に招かなかったと妬むウーマは、フック船長の息子ハリー(トーマス・ドハーティ)と、ガストンの息子ギル(ディラン・プレイフェア)を引き込み、悪巧みをするのだった… 。
ディズニー映画の悪役の子どもたちが主人公の「ディセンダント」の続編です。
マルはベンが好きですが、ヴィランズの子供である自分が善人の国の妃になることへの違和感と、「本当に自分で良いのか」と悩みを抱えてしまいます。ベンのために作った料理が実は魔法の書の助けを借りたものだとばれた時、マルはそのプレッシャーをベンにぶつけてしまい、ロスト島に逃げ帰ってしまうのです。
マルの親友のイヴィ(ソフィア・カーソン)やジェイ(ブーブー・スチュアート)、カルロス(キャメロン・ボイス)はマルを心配して連れ戻そうとします。これにベンも加わって島に行きますが、ここでは善であるベンの浮いている様子がコミカルに描かれています。
戻らないと宣言したマルですが、ウーマに捕まったベンを助けるためイヴィたちと共に戦うの。交換条件に魔法の杖を差し出せと要求されますが、渡したらとんでもないことになりますから、偽物を作ることに。ここで3Dプリンターが登場するあたりは現代的ですね。
何とかベンを取り戻し、二人の仲も戻ってセレモニーパーティの場面。さて、ハッピーエンドかとみせてベンの心変わり?いえいえ、マルが落とした魔法の書を利用したウーマの企みです。(ちょっとベタ過ぎだけど)
マルの真心(真実の愛)でベンの魔法が解かれ、怒ったウーマが海に飛び込むと巨大なタコに対抗したマルはドラゴンに。(ま、母親がアレですから
)仲裁に入ろうとベンが雄叫びをあげたのでビーストに変身する?と思ったら海に飛び込んで説得始めちゃうし、それであっさりウーマは戦意喪失してるし・・・なんだこの展開
これで一件落着?と思ったら去り際にウーマは「これで終わったと思うな」的捨て台詞、ふ~~ん続編あるのね
ヴィランズ版青春ミュージカルですから、突然歌い踊りだすのはもう仕方ない(基本ミュージカル苦手なのでね)。学芸会だと思えば・・・それでもラスト部分の水浸しの甲板でのダンスはなかなか良かったです
(踊ってる方は大変だったと思うけどね)
今回は友情をメインに、自分らしく生きることを伝えています。マルたちに協力してくれる少女デイジー(アンナ・カスカート)は健気で可愛くて、ファッションセンスもありました。イヴィが頼んでデイジーもオラドンに来れることになって良かったね
ハリーが無駄にカッコいい・・けど出番少なかったので、続編に向けてのちょい出しだったのかな。