杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス

2015年06月12日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2015年6月5日公開 アメリカ 122分

記念大会として特別に開催された第75回「ハンガー・ゲーム」の闘技場から危機一髪で救出されたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、滅亡したとされていた第13地区の地下にある、反乱軍の秘密基地に収容される。そこでコイン首相(ジュリアン・ムーア)率いる反乱軍は、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が君臨する独裁国家パネムを打倒し、自由で平等な新国家を建設するための戦いの準備を進めていた。政府軍に故郷を破壊され心を痛めたカットニスは、革命のシンボルとなり、反乱軍とともに戦うことを決意するが、狡猾な大統領は、人質にしたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)をTV番組に担ぎ出しプロパガンダに利用して、反乱の芽を摘み取ろうとする。ピータのやつれていく姿に胸を引き裂かれるカットニス。やがて両陣営の緊張が高まるなか、反乱軍はピータ救出作戦を決行するが、その先にはカットニスを襲うさらなる過酷な運命が待っていた。

スーザン・コリンズによるベストセラー小説を映画化した「ハンガー・ゲーム」シリーズの3作目で、完結編「ハンガー・ゲーム FINAL」2部作の前編です。が・・・二部作ぅぅぅ???
知らなったぞ。劇場でエンドロールが流れる中、「う~~ん、なんて中途半端な終わり方だこれは観客にその先を想像させる類の作品なのか?」なんて思ってしまった自分が情けなくって悔しい

12地区は破壊されたけれど、ゲイル(リアム・ヘムズワース)やカットニスの母、妹ら何割かの住民は助け出されていて13地区に身を寄せている設定。
破壊された12地区の通りに溢れる焼死体の山の映像はかなり衝撃的です。
こういうシーンを敢えて入れているのには、戦争したらこうなるよ!綺麗ごとじゃないんだよ!という訴えが隠れていると思ったのは深読みでしょうか

カットニスやピータのブレインのヘイミッチ(ウッディ・ハレルソン)は今回ほぼしらふなのである意味かっこよくない今やすっかり保護者の立ち位置だね
エフィー(エリザベス・バンクス)のファッションセンスはドレスじゃなくて戦闘服に反映されているけど、やっぱり前作と比べたら地味でした

反乱軍の旗頭に利用されるカットニスですが、大人しく担がれたままではいないでしょうけど・・・。それにしてもコイン首相も腹に一物ありそうなキャラだね。

好きな彼女の「彼氏」救出に向かうゲイルの胸の内もさぞかし複雑だろうなぁ
いやにあっさり救出成功したと思ったら、そんな残酷な罠を仕掛けてたなんて、ほんまに極悪非道なスノー大統領でありました

そしてお話は続くのです・・・11月かぁ~~

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