杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

スパイダーマン ホームカミング

2018年02月11日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2017年8月11日公開 アメリカ 133分

ベルリンでのアベンジャーズ同士の戦いに参加し、キャプテン・アメリカのシールドを奪ったことに興奮するスパイダーマンこと15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、ニューヨークに戻ったあとも、トニー・スタークからもらった特製スーツを駆使し、放課後の部活のノリで街を救う活動にいそしんでいた。そんなニューヨークの街に、トニー・スタークに恨みを抱く謎の敵バルチャー(マイケル・キートン)が出現。ヒーローとして認めてもらい、アベンジャーズの仲間入りをしたいピーターは、トニーの忠告を無視してひとりで戦いに挑むのだが……。ジョン・ワッツ監督。(映画.comより)


サム・ライミ監督&トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」(2002~07)、マーク・ウェブ監督&アンドリュー・ガーフィールド主演の 「アメイジング・スパイダーマン」(12~14)に続き、3度目の映画化となる新たな「スパイダーマン」。「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(16年製作公開)で初登場を果たした後のスパイダーマンの戦いを描く。(映画.comより)

設定が15歳と若くなったピーターは、めっちゃガキです トニーに認められたくて一生懸命自分をアピールするけれど、全く相手にされずに苛立ち、独りで手柄を立てようと深く考えもせずに棄権に飛び込んでいく無鉄砲さは少年特有のもの そんなピーターを表向きは無視しながら遠くで見守るトニーが今回はちょっとだけ大人に見えました。 メイおばさん(マリサ・トメイ)がものすごく若返った年齢設定で違和感

副題の「ホームカミング」はアメリカの高校で卒業生を招いて開催されるパーティの名称なんだそうです。ピーターの恋のお相手のリズ(ローラ・ハリアー)は知的美人。でも彼女のお父さんのトゥームス氏の正体が・・・ということで、この恋は儚く散る運命

ピーターの親友はコンピュータオタクのネッド(ジェイコブ・バタロン)。口が軽そうに見えてちゃんと大事な約束は守るし、ピーターの正体を知ってからは彼の良き協力者となります。「椅子の人」に憧れるという意味は後にピーターを助けて活躍する場面で納得そういうことですか。

アクションスーツや人に頼ってばかりでは一人前でないとトニーに突き放されるピーターですが、バルチャーの正体を知り、彼を止めるために戦う姿はカッコいい!瓦礫の中で諦めかけたとき、この言葉が頭に浮かんで力が湧く展開も そしてバルチャーを炎の中から助け出すのはまさにヒーロー的行為ですね。 エンドロールの後で刑務所の中での会話シーンで、バルチャーがスパイダーマンの正体をばらさなかったのは、その恩義があったからかな

トニーの提案(アベンジャーズ入り)を辞退し普通の高校生として「ボランティア活動」を続けるというピーターは確かに成長した感があります。トニーの思惑は外れてしまい、集めた記者たちへの説明に窮する場面で、トニーの運転手でピーターの監視役のハッピー(ジョン・ファヴロー)が8年越しの婚約指輪を差し出すのがけっこうツボ。トニーとペッパーの仲も修復ですかね


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 帝一の國 | トップ | レイルロード・タイガー »
最新の画像もっと見る

映画(DVD・ビデオ・TV)」カテゴリの最新記事