杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ヤッターマン

2009年04月08日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2009年3月7日公開 

高田玩具店の1人息子のガンちゃん(桜井翔)は、父親の開発途中のヤッターワンを完成させ、ガールフレンドの愛ちゃん(福田沙紀)と共にヤッターマン1号、2号としてドロンボー一味と戦っていた。ある日、考古学者の海江田博士(阿部サダヲ)の一人娘、翔子からドクロストーンを探しに行ったまま行方不明になっている博士を探し出して欲しいと頼まれる。ヤッターマンに変身したガンちゃんと愛ちゃんはヤッターワンを出動させ、一路、博士のいるオジプトへ向かう!

今日は映画のハシゴ。午前中とうって変わってお気楽な作品。
公開後一ヶ月が経っても一日5回上映、しかも一番大きなスクリーン。小さな子供連れが多かったけれど、若いカップルや中高年もちらほらいました。

なんてったって、1977年に「タイムボカン」シリーズ第2弾として放送された「ヤッターマン」の実写化映画ですからね~~。懐かしのケンダマジック、シビレステッキ、メカの素といったアイテムや、「今週のハイライト」「ポチっとな」「やっておしまい」「豚もおだてりゃ~」などのお約束フレーズも満載されています。

加えて、嵐の桜井君がヒーロー、ドロンジョにはフカキョンがセクシー衣装で出演とあっては、アニメファン、桜井ファン、フカキョンのファン揃い踏みで熱い視線を集めているわけです。

アニメのドタバタ感をそのままに最新CGを駆使した画面はかなり満足度高いです。出演俳優たちもアニメのイメージにぴったりで良かったぁ。

冒頭の渋谷破壊シーンでは109→107、ハチ公→(みなしご)ハッチ公が登場。他にもノルウェーの森→ナルウェーの森、エジプト→オジプトといった具合に徹底的に元をパクってアレンジしてるし、お子様にはわからない下ネタジョーク(2号さん、ドロンボーたちのメカなど)が満載されてるしで上映中のクスクス笑いが止まりませんでした。

正直に言えば、フカキョンの衣装はもっとセクシー度が高くても無問題なんだけど、というよりそれを期待して行く人はちょっと不満かも。
その分、可愛さでカバーってとこかな。アニメではドロンジョは年増女のイメージだけど、今回はガンちゃんとのキスシーンもあるので若い設定ですね♪

ドロンボー一味の本物の声優さんたちも出演してますが、もう「声」で一発丸わかり~~嬉しいサプライズでした☆

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ザ・バンク 堕ちた巨像

2009年04月08日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2004年4月4日公開 117分 アメリカ

ルクセンブルクに拠点を置く国際銀行、IBBC。この銀行の不審な取引情報をつかんだインターポール捜査官のサリンジャー(クライヴ・オーウェン)とニューヨーク検事局のエラ(ナオミ・ワッツ)は本格的な捜査に乗り出すが、核心に迫ろうとするたびに関係者が消されてしまい……。(シネマトゥディより)


観客は男性も多かったような。但し、入りはイマイチ。

世界の富裕層から莫大な資金が集まる巨大銀行の取引に違法行為の疑いを持ち捜査に乗り出したサリンジャー。実は以前にも上司から圧力をかけられ証人を消されてぶち切れた過去を持つ男だ。インターポールに移ってからもIBBCを追い続けていた彼は相棒を目の前で毒殺され、証人も消されてしまう。

捜査するほどに追い詰められていくが決して諦めずに敵を追い詰めていくその過程は、マフィアの抗争のような激しい銃撃戦あり、スパイもどきの尋問ありと観客を飽きさせない構成になっている。

なっているが、なんか新鮮味がないんだよね(^^;
派手な銃撃戦も、殺された大物の暗殺場面や彼の息子たちがマフィアよろしく復讐の手を伸ばすのも、IBBC側の幹部が寝返るのも、以前他の作品で観たようなエピソードばかりって感じ。

クライブ自体に華がないというか、泥臭いというか・・・良く言えば男臭い人なんだけど・・。

そして結末にも希望はなく、悪の連鎖が続いていくことを示唆するだけ。
現実なんてこんなもんだろって今日びの観客の方が冷めているかも。

ロケ地はベルリン・リヨン・ルクセンブルク・ミラノ・NY・イスタンブールと景色は十分に楽しめます。(あ、そういえば、ホワイトが殺される場面のイタリアの湖畔の道路は007あたりで使ったのと同じかしらん?)ナオミも綺麗♪

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