Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
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世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

あなたの居場所とは?

2013-08-18 23:47:42 | メイの教訓

最近、孤独感に慣れたとはいうものの、時々無性に淋しい感じに襲われる時があるの。そういう感じってある?

ええ、もちろん。毎日ある。誰かと会っても、また淋しい。

同じだね。なぜだろうねえ。

何なのかしらねえ。この底知れぬ淋しさって。年とっていくことへの不安かなあ。

生きていること自体の淋しさかもしれないわねえ。

結局はひとりでいかに楽しめる時間を持つか、充足できるかという課題よね。家族がいようがいまいが関係ないところでね。

でも、他者との関係の中で生きてきた私たちには、それが案外難しいのよね。

そうした反面、孤独感があるからいろいろなことが大切にも思えるのよね。いとしい感じが出てきて。いったい心地よい居場所って何なのかしらねえ。

これはメイと、メイよりちょっとばかり年上の友とのスカイプ会話です。良き家族にも、良き仕事にも恵まれて、どこからどう見たってうらやましいぐらいの環境にある彼女の口から、「時々無性に淋しい感じに襲われる時があるの。そういう感じってある?」なんて聞かれて、正直、とても驚きました。

昨日も引き合いに出した上野千鶴子さんの「おひとりさまの老後」にも、孤独がたくさんの言葉で語られています。

興味深かったのは、日本語の「孤独」には実はふたつの意味があるということでした。それを英語で言われればよく理解できます。ひとつは「Lonlines(ロンリネス=さみしさ)」であり、もうひとつは「Solitute(ソリテュード=ひとり)」なのですから。精神的なものと物理的なものと言い換えることもできるでしょうか。

上野さんいわく。「『おひとりさま』を選ぶことは、ソリテュードの楽しみを選ぶことだ。」「『ひとりは心地よい』と思えるあなたなら、安心しておひとりさまになれる。」

加えて、その後に続くメッセージが秀逸です。監督にして男優、二村ヒトシさんのせりふを紹介しながら、こう教えてくれるのです。

「『あなたの居場所』とは『ひとりっきりでいても淋しくない場所』です。」と。

さあ、居場所探しをしている避暑地のスカイプ友にすぐ伝えなきゃ。


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