ふだんからよく言ってたんですよね。
「東側のワシントンに飛ぶのに比べれば
西側のシアトルなんて一っ跳び。
なにしろ9時間飛べば着くのだから
ホノルルとたいして変わらないじゃない。」
なんて。
ところが、
今回はとんでもないことになりました。
そして、とんでもない分、やたら疲れました。
結論から先に言っちゃいましょうね。
「選択肢があるならば直行便に致しましょう!」
事の発端は、予定を決めるのが遅れて
シアトルまでの直行便が満席だったことでした。
もちろん二倍の金額さえ払えば予約をできたのですけれど、、、、、
その結果、こんなことと相成りました。
NH(全日空)7016便とは名ばかりで実はUA(ユナイテッド航空)852便。つまり全日空のコードシェア便ですから、機体も中味もユナイテッド。押しなべて言えば、ANAやJALなどの日本の航空会社に比べたら米系航空会社のサービスたるや言わずもがな。
余裕しゃくしゃくで早めに成田空港に着いたとたんに、カウンターで言われました。
「お客様、サンフランシスコ行きの便は1時間以上遅れての出発となります。」
「そ、それではサンフランシスコからシアトルまでの乗り継ぎに間に合わない恐れもありますね。」
「まことに残念ながらそうです。一か八かでこのままの切符でお発ちになるか、乗り遅れた場合にサンフランシスコで次の便を手配するか、、、、、」
「次の便が満席ということだってありますよね。」
「まことに残念ながらそうですね。」
こうして「まことに残念ながら」が続いた後で
万一のために次の便に予約を変更することを決めました。
それが大正解だったのです!
もしそうしなければ
おそらくサンフランシスコで一泊しなければならなかったでしょう。
なにしろ、、、、、
一時間以上遅れて成田を飛び発った飛行機が
無事にサンフランシスコに到着したはいいのですが
そこからが予想をはるかに超えて大変だったのです。
乗り継ぎなのにイミグレーションを通らねばなりません。
そしてそこに至るまでが実に長い行列なのです。
30分以上は待たされました。
何とかイミグレーションを抜けたものの
今度は成田で預けたスーツケースを
カルセールからピックアップしなければなりません。
次に大荷物と共に3番ターミナルまでひたすら歩いて
再びユナイテッドのカウンターでスーツケースを預けます。
次にまた長い行列の最後について
今度は手荷物検査です。
次にまたひたすら早足で歩いて
はるか遠くの62番ゲートへと行かねばなりません。
62番ゲートの前では
すでにたくさんの人たちが
今や遅しとシアトル行きの搭乗を待っています。
これに遅れたらどうなっていたことでしょう。
しかも
搭乗口のボードには
ウェイティング待ちの乗客の名前が20数名も!!
つくづく思いました。
ああ、あの時成田で予約を変更していてよかったと。
さもなければウェイティングで待たされたあげく
泣きの涙で、飛び発つ飛行機を見送ったに違いありません。
とにかく、直行便がある場所に行くのなら
乗り継ぎ便はできる限り避けた方が無難です。
リスクが多い分、心身共に消耗しますし
予定外にホテルで一夜を明かさねばならなくなったりもして
結局は後悔します。
「ああ、あの時、差額を惜しまずに直行便にしていたら、、、、」と。
次回は
そうしなかったがために起きた
我が人生失敗の数々をご披露いたしますね。
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