東京の友人たちからこんなメールが続きました。
「空は秋空ですが28度ぐらいあって蒸し暑いです。」(10月9日)
「今週いっぱいは28度とか29度のようですが、来週は22度から24度らしいです。」(10月10日)
「シアトルはもしかしてもう紅葉?」(10月11日)
「10月らしくない暑さ。いつになったら東京で紅葉が見られるかしら。」(10月12日)
「この連休に日光に行きます。紅葉が見られるといいなあ。」(10月12日)
今日、月曜日のシアトルの天気予報は、最高気温が63度(摂氏17度)、最低気温が45度(摂氏7度)。暑くもなく、さりとてひどく寒いわけでもなく、出かける時は薄手のコートはいるものの、なかなか過ごしやすい気候です。もちろん木々は秋色に染まり始めています。木の種類が違うせいでしょうか。日本の紅葉とはまた違う美しさです。
などと日々感激しているのはメイばかり。
アメリカはもちろん、カナダでもヨーロッパでもニュージーランドでも美しい紅葉をたくさん見てきましたけれど、みんなけっこう恬淡としています。「紅葉狩り」なんていう風雅なものに該当する言葉もありませんし、メイが赤く染まった落ち葉を拾って丁寧に本のページの間に挟んでいたら、何してるの?とばかりに不思議な顔をされました。
1月の松に始まって、それぞれの月ごとに梅、桜、藤、菖蒲、牡丹、萩、芒(すすき)、菊、紅葉(もみじ)、柳と続いて、12月の桐まで来れば花札になりますが、これもまたいかに私たちが昔から四季折々の自然を愛でていたかということでしょう。
そうした情感にひたるまでには行かなくとも、ここだって美しい物は美しい。これまたきっと、「なんでそんなに夢中になって葉っぱの写真を撮ってるの?」なんて思われているのでしょうが(笑)。
写真は、昨日のシアトル、ワシントン大学キャンパスの紅葉模様です。
足長おじさんのように長く伸びたメイの影が写っているのもあります。
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