黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

ロー出し、ハイ受け

2012-04-30 09:17:41 | オーディオ(全般)

アナログの負荷(入力)インピーダンスを色々調整している過程で気になりだしたのが、「ロー受け、ハイ受け」。よく聞く言葉ですがイマイチしっかり理解できてません。
基本的には「受け側」のインピーダンスは「出力側」のそれの最低10倍は必要とされています。 例えば、プリアンプの出力側が500Ω だとすれば、パワー・アンプの入力インピーダンスは5000Ω ( 5KΩ )以上でなければならないのです。 プリ・パワー間の様に、出力・入力共に電気回路に直接繋がっている場合には( トランス等が間に入っていない場合 )、受け側のインピーダンスが高ければ高いほど送り出し側のアンプに掛る負担が減り、プリの性能が充分に発揮されるようになります。
引用元はこちら
更に気になる記述が続きます。
プリ・パワーの接続で問題になりやすいのは、真空管のプリ・アンプとトランジスターのパワー・アンプを組み合わせる場合でしょう。 真空管式は通常出力インピーダンスが高いからです
おや、我が家の場合、プリが真空管、パワーはハイブリッドアンプですので念のため使用機材のインピーダンス調査。
プリアンプ
Nagra PL-L 入力インピーダンス 110kΩ以上、出力インピーダンス 60Ω
パワーアンプ
Aria WT350 入力インピーダンス 470kΩ
と言うことで、その比率7833倍で余裕の10倍以上。
ちなみに、改めてAriaのマニュアルを確認すると、最初の方にちゃんとその旨記載がありました。
High 470k ohm input impedance provides an easy match
for all tube and solid-state preamplifiers.

ついでに他の機材も確認
カートリッジ
Clearaudio Discovery;内部インピーダンス 50Ω
フォノイコライザー
Pass Xono 入力インピーダンス 5~47kΩ(47kΩに設定)出力インピーダンス 300Ω
カートリッジとの比率は940倍、プリとフォノイコ間366倍
デジタル系統はトランスポートからD/D、D/Aのインピーダンスは、AES/EBU 110Ω
D/AコンバーターのML360L出力インピーダンス、6Ω以下ということで、プリとの比が18333倍。いずれも危ういところはありません。
よかったよかった。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ワタナ)
2012-04-30 11:44:32
ブロック型でゴム製のインシュレーター知ってます?床に置きケーブルを穴に通し3~4本まとめて浮かせます。単行本サイズ。
返信する
へぇ (amber)
2012-04-30 20:28:33
そういえば、ホームセンターにブロック型のゴム見かけたことあります。
アイデアもんですね。
返信する

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