黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

針圧

2012-03-17 22:51:23 | オーディオ(アナログ)

今年の1/21に亡くなられた石岡瑛子さんの著作「私デザイン」のなかで、マイルス・デイビスのアルバムTUTUのアートディレクションの件を読んで、無性にその音楽を聴きたくなった。
ジャケットのアートワークの写真撮影のためにアーヴィングのスタジオに来た時の描写が印象的です。

「アーヴィングが出迎えて、きちんと自分の方から紹介を始めた。マイルスは一瞬戸惑った様な表情を見せて、照れたような挨拶をしている。身体中にジュエリーをつけて、ギラギラと派手な格好をしているマイルスに対して、白いシャツにジーンズと質素そのもののアーヴィング、ふたりの出会いがうまくいくようにと祈る私の目には、服装や、挨拶の仕方や、肌の色や、すべてにおいてあまりに異なるマイルスとアーヴィングは、そのとき、ふたつの異なった惑星から来た全く異なった生物の出会いのように映った。」

残念ながらTUTUはなく、マイルスのアルバムはアナログで三枚程しかなく、本の余韻にしたりながらターンテーブルにアルバムを載せて聴く…。なんだこの音…。まあこのアルバムがダメなんだな。とアルバムを変えて更に…。
ダメダコリャ。折角の本の余韻が台無し。
ん、ちょっとアナログの設定を色々弄って万全と思い込んでましたが、このところ割合大きな地震が続いたのでもしやと思い、アナログの調整を確認すると針圧が0.5グラムぐらいずれてます。そんなの地震でずれるものなのか…。
針圧計のほうがおかしいのかもしれないと、1gの分銅を計るとちゃんと1.00g。やっぱり、地震のせいか調整が狂ってます。

↓ブログ村ランキングに参加しております。↓
更新の励みにしておりますので応援のほどよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへにほんブログ村

人気ブログランキングへ
私 デザイン
石岡 瑛子
講談社