黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

音楽聴きの休日(本編)

2010-01-24 19:30:12 | オフ会(アウェイ)
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さてさて、今日は久しぶりの遠征オフ会です。池袋でhijiyanさん、Q.E.D さん、くされももんがさんと待ち合わせて、西武特急に乗って一時間ちょっとの小旅行です。Q.E.Dさん、くされももんがさんとは初対面ですが、同好の士ということで、早速のオーディオ談義。オーディオ仲間との珍道中というのはいいものですね。私としてはワインでも持ち込んで車窓からの眺めも肴にしながらわいわいというのも乙なものでしょうが、聴覚が鈍っちゃったら何のための小旅行か、本末転倒ですものね。駅に着くと、Mac_celさんのお出迎え。昨年の大阪でのファイルフェブ繋がりの新年会以来ですね。先ずは昼食に、ご当地でブレイク中というボリューム満点の豚みそ丼で腹ごしらえしえ。みそと炭焼きの香ばしさと豚肉の絶妙なハーモニーで旨い旨い。
昼食を終え、Mac_cel邸に到着です。目前には奥武蔵の名峰、武甲山をはじめ山並みが広がる絶景なロケーションです。
リビング脇のシアタールームは長さ6メートル、巾5メートル、天井高は4メートルとのことです。広さはもとより、天井高が何よりうらやましいですね。吸音と反射のバランスを考慮した石井式の調音方式をとりいえれられています。
視聴はU-571、潜水艦の爆雷シーンから始まりました。潜水艦の閉鎖空間と爆雷の恐怖感がリアルすぎで、もう潜水艦には乗れません。(もっとも、未だ乗ったことはありませんが…)その後ダイハード4から、オペラ座の怪人、エバンゲリオンなどなど、お勧めブルーレイディスクが次から次へと上演されていきます。とりわけ印象的だったのは、クラッシク演奏のブルーレイディスク、2009年のニューイヤーコンサート、コンセルトヘボウでのブルックナー9番小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ、マーラー、巨人これまで個人宅でのブルーレイソフトの再生にはあまり接していなかったので、あらためてみると130インチのスクリーンに展開される演奏の様子には圧倒されますね。
ただ、ムジークフェラインやコンセルトヘボウの後に見た松本文化会館は、演奏会場自体の装飾もしかり、舞台を延長するための張り出し、指揮台、演奏者の台座、演奏者の椅子のしょぼさ、さらに譜面台に貼られた備品管理番号シールなどに目がいってしまい、ヨーロッパとの歴史の違いをまざまざと見せ付けられている思いでした。まあ、そもそものコンサートの趣旨が違うとはいうのもの余計なところにまで目がいってしまうのは悩ましいですね。その後SACDマルチ再生などを経て、持ち込みディスクの視聴をさせていただきました。残念ながら、ブルーレイやSACDを持っていくという発想がすっかり抜けていて、いつもの通常のCDオンリーです。定番の鐘の音は鐘の音の方向に顔を向けると…ほとんど真上を向いてしまいました。天井の高さのなせる技なのか…、おもしろいものです。スコット・ロス、カナダの大学でのライブ録音、ゴルトベルク変奏曲での近くハイウェーを走るトラックの騒音もリアルで良いですね。(全く変な聴き所です)極めて私的な欲を言えば矢野絢子の切れっぱなしの歌声にもう少し色香があればというところですが、録音自体はあまり良い物ではないので素直な再生だとちょっと寂しく思ってしまいます。
それぞれの持ち寄りソフトやお勧めソフトを存分に楽しませていただき、その上、おでんまでご馳走になってしまいました。オーディオ談義にすっかり花が開き、楽しい時間を過ごすことができました。Mac_celさん夫妻はもとより、皆さん、ありがとうございました。
写真は1992年AV FRONTという雑誌で長岡鉄男のオーディオクリニックで掲載されたMac_celさんの当時のお宅。18年ほど前の話ですが、そこには息子さんたちと一緒に写った写真もあり、今のお宅に至るまでの道のりに思いをはせてしまいます。このところオフ会では、それぞれのお宅での音の違いもさることながら、それぞれの方のオーディオと生活の関係というものを中心にお聴かせいただいて、自分のオーディオとの関わりにいかせていければと思っています。私は十年後はどんな環境で音楽を聴いているのでしょうね。