黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

球換え

2011-05-24 00:00:30 | オーディオ(真空管)

久しぶりの球交換。確か2ヶ月ほど上の写真のTUNG SOL 6SN7GTを使ってました。57年製造とのことですから、今から54年前の球です。使わないのも勿体無いですが、あんまし常用するのもちょっと勿体無いのでそろそろ交換。交換したのはSYLVENIA。

朝のうちに交換しておいて、家に帰ると急いで電源を入れて、FMを流しながら食事や身支度。泡盛の水割りを用意して、早速聴き始めると、いいじゃん。TUNG SOLのリッチな風合いは魅力ですが、音の切れはこちらの方がいい感じ。
まあ、球をちょこっと変えたら、音もコロッと変わってしまうのがいいのか悪いのか…。

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これでいいのだ

2010-09-29 22:54:25 | オーディオ(真空管)
真空管選びも落ち着いて、というか9/12に交換して以降いじらず、弄る必要も感じずにCV4024とSIEMENS ECC83の組み合わせで寿命まで頑張っていただきましょう。そろそろプリアンプの上蓋のネジを締めようかと思って、あっその前に、真空管ダンパーであるemsamble社製のtubesoxを試しておきましょう。
ケプラーと金属線で編んであるとのことで、放熱効果はそこそこあるようですが、なんか寿命が縮みそうでいやですね。無しで済むならそれで越したことはナシ。最近何かとシンプル志向です。
で早速、履かせてみるとなんだかユルユル。前に使っていた真空管が少し太かったようですね。こりゃだめだなと思いつつ、試聴してみると少し良いかな…。まあ、少しなら無くても良いか…。と思って、思い立って一度外して縦方向に少し力を入れて伸ばしてやると内径が縮んでぴったりフィット。
で、聴きなおすと、こりゃはずせません。
静寂さがアップ、音の立ち上がりがアップ、アップアップで良いですね。
制振効果だけでなくノイズ対策の効果もあるようです。まあ、案外と精神効果だけなのかもしれませんが…。
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そして今日も球遊び

2010-09-12 00:02:03 | オーディオ(真空管)
昨日はシッカリ飲んだので、今日は休肝日。柿の葉茶が切れちゃったので紅茶を飲みながら球遊びです。今日のメニューはCryosetで購入したムラードの軍用球CV4024。いつ買ったのか忘れましたが、Sovtek 12AX7WXT+を買うついでに、送料のこともあるのでまとめて買ったと思います。一度使っているはずですが、どうも印象に残っていないのであまり期待せずに差し替え。慣らし運転の後、聴き入るとなんとも甘美でつやがあり、しかも繊細。何でこれ使っていなかったか不思議で仕方ないです。おそらくSovtek 12AX7WXT+との相性があまりよくなかったのでしょうか。円高のうちに追加で買っとくかなあ…。
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今日もまだまだ球遊び

2010-09-08 21:56:02 | オーディオ(真空管)
さて、まだまだ続く球遊び。とりあえず12AX7はSIEMENS ECC83でしばらく固定。12AT7を昨日に続いて差し替え。本日はプリントハゲハゲのTELEFUNKEN、確か秋葉原の店頭で、けっこういい値段を出して買ったもの。今はケチなので、真空管にとても大枚払えないので、我が家の貴重な過去の遺産。後生大事に抱えていても仕方ないし、使わないとただのガラス球。
差し替え直後は昨日よりはマシですが、ちょっとこじんまりとした感じで、あまりよろしくない。しばらく音楽を聴いていると、おお。良いじゃん。
でも、交換前、最初に刺さっていた球の方が良いような気もするし、悩ましい。明日もまた差し替えるでしょうが、こいつはもう一度、聴き直す必要ありですね。
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今日もたまたま球遊び

2010-09-07 22:53:10 | オーディオ(真空管)
昨日の真空管交換がけっこう良かったので、今度は12AT7の方を交換してみましょう。こちらはペアでなくて一本で良いので割りと種類がそろっています。とりあえず今日は、12AX7と揃えてSIEMENS ECC81への交換。期待をしながら、CDのプレイボタンを押すと…音が出ない。一瞬焦って確認すると、パワーアンプのスイッチを入れてませんでした。気を取り直して、PLAY…しかし音が出ない。
と思って確かめたら、DACのスイッチ入れてませんがな。全く機械のスイッチが多くてたまりません。さあ、今度こそと音を出すと…なんだか期待はずれ。
ちょっと詰まった感じで、伸びが無くかれた感じです。おそらくこの組み合わせは以前にも試しているはずで、良かったらそのままにしているはずなので、まあ、そんなところかなあ。一日のうちにいろいろ試した方が、違いは判りやすいでしょうが、一日に何度も電源入れたりきったりして、機材に負荷をかけるのは嫌だし、少し時間をおいて判断しようと、しばらく曲を流していると、詰まった感じは幾分和らいで、伸びやかさも出てきました。少しかれたような印象は残りますがそれはそれで味わいで良いかなあ。
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たまには球遊び

2010-09-06 22:09:19 | オーディオ(真空管)
久しぶりの真空管交換。わざわざ日記に書くほどのことも無いのですが、こうして書いておけば、いつ交換したか解るので備忘録みたいなものです。
SOVTEK 12AX7WXT*からSIEMENS ECC83への交換。SIEMENSはちょっと高かったので、せっかく買ったのに余り使ってなかったのですが、死蔵させていても仕方ないので、たまには使ってみましょう。SOVTEKはクライオ処理されているということもあいまって、やや繊細な感じですが、SIEMENSはやや骨格がはっきりして、リッチな風合い。泡盛のお供にはこちらの方が良いですね。
さあしばらくこれで良くとして、12AT7の方もこれに合わせて、ちょっと探ってみましょう。
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昔々の真空管

2010-03-18 23:25:47 | オーディオ(真空管)
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家に帰ると、小さな宅急便の荷物がひとつ、『何よこれ!(怒)』とメモ書きは無いまでも、置き方がそう語っています。
このところオーディオ的な買い物って…おそらく引っ越してからしてないんじゃないかなあ。
とはいえほんの小さなもの、パワーアンプ用の真空管です。
嫁さんには内緒ですが、決して安くはありません…。
私の昼飯かけそば、およそ184日分です…。
もしかしたらお見通しかなあ…。
で、肝心の音の方は…はじめはちょっと眠い感じがしてやばい…と一瞬、思いましたが、2時間ほど経過して、ようやく以前から使用している同世代、同種の真空管の感じになってきました。
まあ、変に変化が無くてよかったですね。
今回のが良すぎら、現行の同等真空管の資質に関わりますし、逆ならば、今回買ったものが怪しい…。というわけで似たような方向性になっているということでとりあえずOKじゃないですかね。
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だらだらと聴き比べ

2010-02-09 23:13:48 | オーディオ(真空管)
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パワーアンプのアリアの真空管6SN7の聴き比べをしていると書いたのはちょっと前の話ですがいまだにダラダラと差し替えながら聴いています。このところにようやく差し替えるのが面倒になってきたというのもありますが、どうやら落ち着いてきました。
それは私としては予想外のダークホース、エレハモの球です。まあ、値段も手ごろなので普段使いに気兼ねが無いというのもありますが、2本のマッチングが一番取れている気がします。他の球もたいがいマッチングが取れているとして買った球ですが、球数が多い中でのマッチングと希少な1940年代の球のマッチングとは、やはり随分違うのでしょうね(お値段のほうも随分違いました…)。最古参の軍用球はやはりなんともいえずいい味わいがする(気が…)しますが、精緻な音楽という意味ではどうなんでしょうね。プリアンプのナグラの真空管も何の変哲も無い球を使ってますが、ナグラの選別というところに拘っているようです。
ただ、こうしてマッチングの取れたパーツによる音をよし、と突き詰めていくなれば、真空管ではないだろうし、もっといえば、モノラルアンプ二台という世界でもないのでしょうね。悩ましいところです。とはいえ、球の差し替えをしながら、やはり私の中ではアリアのパワーアンプの存在感は増していったので、いい加減と精緻の間を行ったり着たりのさじ加減なんでしょうか。

みんな違ってみんな良い

2010-01-20 00:05:16 | オーディオ(真空管)
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とりあえず、アンプのフロントグリルは開けっ放しで、とっかえひっかえの真空管交換遊びをしております。今日はロシア製のelecto-harmonixのものを聴いています。
というわけで、今日はこれまで聴いていた4っつをつらつら眺めて、聴き比べというより、見比べをしています。それにしても、4つの球を見比べると、それぞれぜんぜん違うつくりになっていますね。
とても、同じ規格とはおもえない、同じなのはピンの数や配置ぐらいで中の構造や、外見は随分違います。そんなことは昔から真空管になじまれている方からすると笑止でしょうが、規格というのは厳格なもので画一化されていると思いがちなので、これだけ構造の違うものを同じも規格としているのが不思議に思えて仕方ありません。先ずは借り物のコインベースの2兄弟。右が緻密な表現のSYLVANIAで左がリッチな感じのGEです。
2枚の板の間に挟まれて2本の柱状の金属の形状が、GEの方が平面的で、SYLVANIAの方が少し複雑に折れ曲がって構造的に強そうな形状です。さらにGEの方が全体にガラスの長さもながく、ガラスだけの余白空間が多いですね。どうやら響きにくい構造のSYLVANIAといろいろと振動しやすいGEというのが音に現れているように思えます。

次に通常ベースのSYLVANIAとTUNG-SOLを比べると、
SYLVANIAの二本の柱状のものは少し幅が広いですが、先のGEのものとよく似ています。
決定的に違うのは、上のガラスの余白がとても少なく、その分振動が少ないのでしょうかね。
最後のTUNG-SOLは1945年以前のものらしいので、最も手作り感覚あふれる感じです。柱の部分の曲げに曲線が入っていたりして、複雑なつくりです。このあたりの構造の違いによる響きの具合が音に影響している大きな部分なんでしょうね。思い込みはよくありませんが、真空管を眺めながら音の違いの原因を推測してみるというのもそれなりに面白いものです。
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たまには球の聴き比べ

2010-01-19 00:00:30 | オーディオ(真空管)
たまには球の聴き比べ
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ようやく借り物の真空管の聴き比べをしております。以前はスピーカーの後ろに横向きに置いていたアンプの向きを変えたので、フロントグリルを外せば真空管にイージーアクセスで聴き比べも楽ですね。ただ気をつけないと、何かの拍子に子供が乱入してきたら、子供もイージーアクセスなので双方危険です。面倒がらずに、外出時にはちゃんと閉めておくのかなあ。そりゃ随分面倒です。
聴き比べといっても、一日に何度も差し替えるというわけでなく、毎日とっかえながら聴いています。
借りている球はSYLVENIAとGEの80年代の比較的新しい球で、外見としてはベース部分の樹脂が小さいのが特徴です。コインベースって言うんでしたっけ。
対するこれまでにうちにあるのは、同じくSYLVENIAでも古典的なスタイルのもの。TUNG-SOLのVT231。その他にもエレハモが2組あります。
借りている2個は全く対照的で、SYLVENIAは繊細でクールな感じ、細かな線描画のような描き方、一方のGEは響きがとても豊かでリッチな感じです。同じSYLVENIAでも古典的なのはぜんぜん印象が違いむしろ、GEほどではないにしても、リッチ系。やはりTUNG-SOLが一番安して聴けるます。脚色が無いというか自然な感じです。しかし、なんせ値段が高かったので…やはり通常はSYLVENIAの古いタイプを基本にするのが良いかなあ。まあ、もう少しいろんなジャンルの曲で聴きながら性質を確かめていきましょう。それにしても、これだけ球の一個で音変わられたら、どれがオリジナルの音なのか…まあ、オリジナルなんて無いと思って、趣味の音楽を楽しみましょう。
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