ちょっとランクが落ちてますが、ブログランキング参加中です。このところすっかりピュアーオーディオ部門2位に落ち着いていましたが、もう一度首位を狙えるところにきております。
よろしければ、
にほんブログ村へのクリック、応援をお願いいたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d3/d0e525bca7d1384982aaef610b513ad6.jpg)
とりあえず、アンプのフロントグリルは開けっ放しで、とっかえひっかえの真空管交換遊びをしております。今日はロシア製のelecto-harmonixのものを聴いています。
というわけで、今日はこれまで聴いていた4っつをつらつら眺めて、聴き比べというより、見比べをしています。それにしても、4つの球を見比べると、それぞれぜんぜん違うつくりになっていますね。
とても、同じ規格とはおもえない、同じなのはピンの数や配置ぐらいで中の構造や、外見は随分違います。そんなことは昔から真空管になじまれている方からすると笑止でしょうが、規格というのは厳格なもので画一化されていると思いがちなので、これだけ構造の違うものを同じも規格としているのが不思議に思えて仕方ありません。先ずは借り物のコインベースの2兄弟。右が緻密な表現のSYLVANIAで左がリッチな感じのGEです。
2枚の板の間に挟まれて2本の柱状の金属の形状が、GEの方が平面的で、SYLVANIAの方が少し複雑に折れ曲がって構造的に強そうな形状です。さらにGEの方が全体にガラスの長さもながく、ガラスだけの余白空間が多いですね。どうやら響きにくい構造のSYLVANIAといろいろと振動しやすいGEというのが音に現れているように思えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/9f/f0e4b0dc36f5d8e9f7008cf8c22a9d62.jpg)
次に通常ベースのSYLVANIAとTUNG-SOLを比べると、
SYLVANIAの二本の柱状のものは少し幅が広いですが、先のGEのものとよく似ています。
決定的に違うのは、上のガラスの余白がとても少なく、その分振動が少ないのでしょうかね。
最後のTUNG-SOLは1945年以前のものらしいので、最も手作り感覚あふれる感じです。柱の部分の曲げに曲線が入っていたりして、複雑なつくりです。このあたりの構造の違いによる響きの具合が音に影響している大きな部分なんでしょうね。思い込みはよくありませんが、真空管を眺めながら音の違いの原因を推測してみるというのもそれなりに面白いものです。
ブログランキング参加中です。
にほんブログ村をクリック!引き続き、よろしくお願いいたします。