アリアのプリのフォノとラインには、ともに6DJ8の真空管が使え、それぞれには、同規格の高信頼球のE188cc(写真左)とE288cc(写真右)が使われています。おそらく前のオーナーのところで、いろいろ聴き比べた上の結果でしょうし、恐らく私もそうしたことでしょう。6DJ8のペアーを探していると、以前ナグラのブリで使用していた12AX7のペアーを探すより困難で希少価値も幾分高い気がしています。12AX7の方が数か多いので、当然高いのもありますが、6DJ8の方が絶対数が少なく、さらに、その高信頼球のE188cc、更にそのサイズ違いで背の高いE288cc、そのペアーを探すのは結構厄介です。希少価値の高いE288ccをメインに据えるのは当然といえば当然。ただ希少価値が、必ず音に良い影響を与えるか否かは、別問題。ということで、フォノにE288ccを刺して、全体に関わるところに、E188ccを差し替えたところ、ラインは断然良くなった。フォノは幾分…。現在のE288ccがイマイチなのかもしれない。球は生もの個体差もあり一概な判断はむずかしい。まあ、この辺りは差し替え、聴きくらべがもう少し必要でしょう。
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