黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

大きなつづらと普通のつづら

2014-04-07 22:16:45 | オーディオ(真空管)

アリアのプリのフォノとラインには、ともに6DJ8の真空管が使え、それぞれには、同規格の高信頼球のE188cc(写真左)とE288cc(写真右)が使われています。おそらく前のオーナーのところで、いろいろ聴き比べた上の結果でしょうし、恐らく私もそうしたことでしょう。6DJ8のペアーを探していると、以前ナグラのブリで使用していた12AX7のペアーを探すより困難で希少価値も幾分高い気がしています。12AX7の方が数か多いので、当然高いのもありますが、6DJ8の方が絶対数が少なく、さらに、その高信頼球のE188cc、更にそのサイズ違いで背の高いE288cc、そのペアーを探すのは結構厄介です。希少価値の高いE288ccをメインに据えるのは当然といえば当然。ただ希少価値が、必ず音に良い影響を与えるか否かは、別問題。ということで、フォノにE288ccを刺して、全体に関わるところに、E188ccを差し替えたところ、ラインは断然良くなった。フォノは幾分…。現在のE288ccがイマイチなのかもしれない。球は生もの個体差もあり一概な判断はむずかしい。まあ、この辺りは差し替え、聴きくらべがもう少し必要でしょう。
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ペアー探しは、そうそううまくはいかない

2014-04-06 19:24:01 | オーディオ(真空管)

久しぶりにチューブチェッカーSDサウンドTC2を引っ張り出してきた。前に使ったのがおよそ5年前。さらにその前は7年前。めったに使わない機材ですがあると便利です。
付属のバイアス電圧表には、6DJ8についての記載が無いので、メールにてSDサウンドに問い合わせたところ夕方近くにおそらく石上さんご本人からお電話を頂き色々と教えていたき感謝感激。というわけでおおむね以下の要領にて測定。
DC電圧モード(電流も電圧モードで測定した値を読み替えます)に設定したメータをGV(バイアス電圧)、PI(プレート電流)、PV(プレート電圧)にそれぞれ接続。測定する真空管を所定の位置にセット。バイアス電圧表に記載のある真空管であれば、S1スイッチを入れてGVに繋いだメーターの値を所定の数値にあわせれば良いですが、6DJ8はリストに無いので、S2スイッチを入れてバイアスを調整しないといけません。
バイアス調整スイッチは3段階の切り替えとスイッチとレベル調整のつまみの調整が必要です。三段階の切り替えを左端、レベル調整も左端にしてレベルを調整。この段階でPVの値を確認するとだいたい260Vほどを示しています。測定時にプレート損失(W)を超えないようにしないといけません。プレート損失はPI(プレート電流)×PV(プレート電圧)。データーシートを探すと6DJ8のプレート損失(最大値)が1.8W程度ですから電圧が260Vだと6.9mAが電流の最大許容量。余裕をみて最大値の8割程度の5.5mAを目安に、バイアス電圧を調整します。
6DJ8の場合は切り替えスイッチを最大の3レベルにして、レベルスイッチを真ん中程度にした、-7.8V程度にバイアス電圧を調整したところでまずは測定。4本のPIが5.9、4.8、3.3、2.5
一応2本づつで近いといえば近いですが、マッチドというレベルにまでは達していない様子。バイアス電圧をいくつか変更しながら、再測定しますが、だいたい誤差は同じ程度。
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ジワリジワリと増殖チュウーぶ

2014-04-05 10:52:20 | オーディオ(真空管)

「ま~た、なんかとどいたわょ~!」と嫁さんの機嫌があまりよろしくない。それもそのはず、ワレモノ扱い、ガラス製品の小箱が続々到着中。今回届いたのはAmperex 6DJ8が4本。久しぶりにチューブチェッカーSDサウンドTC2の登板予定。6DJ8にも対応しているはずですが付属のバイアス電圧表には6DJ8の電圧記載がありません。ちょっと色々と調べ物をしないといけなさそうです。

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まずは一番大きな真空管を

2014-04-02 23:12:43 | オーディオ(真空管)

プリアンプの真空管をいくつか手配。6種類の真空管が、どういう役割を果たしているか、イマイチ判別できていませんが、とりあえずは一番大きな6GC5から交換してみました。元からついていたのはアメリカ製のSYLVANIA。オークションで手に入れたのはLINDAL社製。アメリカの電子部品商社の使用していたブランドらしいが、真空管にはmade in JAPANとしっかりと書かれてます。日本の何処かのメーカのものを、LINDALとして売っていたんでしょう。早速差し替えて、昨日からトレーに入りっぱなしだったCDを聴いてみます。
あらら、全然ダメだ。演奏がてんでバラバラに聞こえてしまいます。
まあ、せっかくだからとしばらく聴いていると、だんだんとまとまってきました。未使用というのは偽りなしだったようです。ということで、しばらく様子伺いです。

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そろそろ真空管を下調べ

2014-03-30 23:43:40 | オーディオ(真空管)

プリアンプも到着後、ひと月半を経過し、そろそろ真空管交換が、気になってきました。早速いくつか手配してみましたが、6種類の球のうち、最も気になるのが6DJ8。現在使用中なのは、SIEMENS E188ccとE288cc。それぞれ6DJ8の高信頼球。E288ccはサイズが長いタイプで、通常サイズの高信頼球E188ccが、フォノ回路に使用されています。まずは、ここを入れ替えて変化の傾向をみることもできそうです。
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6種8本の真空管たち

2014-03-26 00:28:38 | オーディオ(真空管)

ナグラのプリアンプも真空管アンプでしたが、使用する真空管は二種類三本で、真空管をとっかえひっかえしても、たかだかしれたものでしたが、アリアのプリアンプでは、フォノアンプも真空管で、6種類8本の真空管。基盤上にVナンバーと種類が記載されています。この番号で列挙すると、V1.V2が、フォノ回路用の6DJ8/6922 TYPE
V3.V4が、6DJ8 TYPEあるいはECC99 TYPEで、それぞれの系統に応じたバイアスの切り替えスイッチが、基盤にあります。さらにここの真空管を変えることで、ラインステージのレベルの調整が可能な仕掛けになっています。V5は6CA4/6C4/6BW4
V6は6GC5.V7が6JC6A.V8が5651A
まずは、V3.V4が肝になりそうなので、ここから交換を始めて行くべきでしょう。

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互換球?

2013-05-15 09:25:38 | オーディオ(真空管)
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箱書きが正しければ1942年9月にアメリカで製造されたTANG SOLの真空管。
日本と戦うためにつくられた部品でしょう。
普段使いにはもったいなすぎる、とはいえ普段に使わずいつ使う…。
しばらく楽しませてもらったけど、また新たに探してずっと使い続かるか…。
希少価値にお金を払うのもいいけれど、やはり現在の製品にしようということで、昨日中国より届いたのが、Psvane CV181-TII。
6SN7の互換球ということですが、並べてみると大きさは随分と違います。

もしかしたら、他の部品と当たって入らないかも…
と一瞬、嫌な予感がよぎりましたが、部品周りはなんとかクリアー。

フロントカバーも何とかあたらず収まっている感じです。
とりあえずエージングはなしに、普段聞かない曲を何曲か慣らし鳴らし。
まだ評価はくださないほうがいいですが、一聴した感じは随分と明瞭な感じです。
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待ち人来る

2013-05-14 22:57:22 | オーディオ(真空管)
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連休前に注文した真空管が届いた。初めての購入先で、しかも中国ということで、無事届くか一抹の不安もありました。注文後、すぐに注文確認のメールがあり、PayPalでもすぐに支払い処理がされましたが、なかなか、発送されましたという連絡がきません。連休が開けてしばらくたって、痺れを切らせて確認のメールをいれたら、4日前に発送しているとのこと。ようやく、トラッキングナンバーがわかって、後は気長に追跡です。しばらく、中国で移動してましたが、今朝日本到着。明日には家に届くと思って、家についたら、嫁さんに、なによ!これは!と言わんばかりでんと置かれた小さな荷物。

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たまには続けて球あそび

2011-06-02 07:39:13 | オーディオ(真空管)
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昨日に続いてパワーアンプの真空管交換。GEのコインベースを聞いてみよう。ガラスの中の真空部分が贅沢にとってあります。
SYLVANIAの優等生的な感じとは逆に、べらめい、てやんでいと口の悪いやんちゃです。それにしても同じ規格でありながら、大きさが違うは、構造は違うは、当然、音もぜんぜん違うというのは、不思議なもんです。

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