『秘密』 『約束』―Hayashi Mariko Collection （１）（５）

朝から花散らしの雨が降っている。
ウォーキングは止めにして、
温泉を出たり入ったりしながら読みかけていた２冊の続きに集中した。
どちらも短編集。どこから読んでも、どれから読んでも大丈夫。
気まぐれ指数１００％で出勤前に読み終えた。
面白すぎる。
仕事にいくのがばかばかしくなったが、行かねばならぬ。
本を閉じて撫でさすった後、雨の中、薄給の職場へとご出勤～♪

	秘密―Hayashi Mariko Collection〈1〉 (ポプラ文庫)
	クリエーター情報なし
	ポプラ社

	約束―Hayashi Mariko Collection〈5〉 (ポプラ文庫)
	クリエーター情報なし
	ポプラ社

先に　嫉妬（４）と東京（２）を読んでいる。
残るは結婚（３）のみ。
自分でもあとがきに書いているところがいやらしいが、女が裏に持つ底意地の悪さを描かせたら実にうまい。
うかうか共感してしまうから、止められないんだろうと思う。
秘密だとか嫉妬だとか、きれいな仮面や表向きを一皮むけば
真実はホラーでミステリーなのかもしれない。
取り繕えば取り繕うほど、人は滑稽で愚か。
そんなにしてまで守らなくっちゃいけないモノなんか、ほんとうはどうでもいいモノ。
なぁんて、関係ないような顔をしている自分にもあるなぁ～きっと。

家柄・学歴・美醜でのランク付けと東京からみた地方蔑視と言う
分かり易すぎる価値観が、読み易さ、分かり易さであり、
林真理子は大っ嫌いに起因もしている。

そしてたぶん、　
　　　結婚（３）も図書館にあれば借りてくるにちがいない。




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