陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

喪服の色気

2010-09-19 06:34:46 | Weblog
川柳仲間から来たメールへの返信です。
句の話が充分にはできない句会の後談義。
以下、返信

****************************

> 喪服着て後姿にある色気   一 郎               

色気など感じてもらって迷惑至極。
「勝手にせい」
と、私には気分よろしくない句です。
一郎さんの女性観には年中カチンときていますね^^;
寡婦となった日の心情を思いつくままの句をお送りします。

   
    嫁入りに持った喪服の寡婦成る日

    ひとりきり送りたいのに義理並ぶ

    胸絞める喪服の帯解く骨の前

    悲しみは我ひとりだと喪服剥ぐ

    何もかも置き去りにされ喪放心

    出て来てよ幽霊でもと崩れる夜

    
アメリカの9.11のニュースを
○○赤十字病院の緩和ケア病棟で
数日遅れで意識が戻った夫とテレビで知った事を今も克明に思い出します。

     知ることのなき情勢憂う緩和ケア

2001.9.22 亡夫は逝きました。55歳でした。
一郎さんと同期の○○工業高校 電気科卒。
最後はなぜか土建屋をやっており、
現役の悲しさ、仕事関係者がうじゃじゃ集まった葬儀でした。
私はあれから葬儀嫌いです。
自分の葬儀は「なし」にして欲しいと思っています。

     あなた逝く彼岸の花がまた巡る

                  みかん


にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ