妹の夫

『玄関が開けっ放しでどこ？』

妹からの散歩中にメール着信。
朝早くなら居ると思って
婿ドノの里帰り土産を持ってきてくれていた。

この婿ドノとは夫の死の前後のいろいろあって
　　　「一生許さん」
と心に誓って幾星霜。
ちょっとこの前、妹の乳がん入院騒ぎまでは、この人とだけは没交渉。口も利かなかった。
妹の一大事に協力するしかなかった。
ヘンな奴だけど怒りは捨てざるを得なかった。と言うか、
怒るエネルギーが切れて怒っている事が面倒くさくなった。
原因ははっきり脳裏にあるが、ちゃらんぽらんの曖昧模糊でもう良いだろう？

我が家に妹のダンナから土産は絶えて久しい。
これ長崎土産よね？？？

　　

『鮒ずし』は滋賀県に住む婿ドノの弟君から？
恐らく、慣れない物は食べられない妹世帯。
なんでもいらっしゃ～い♪のウチへ回したのね？
「辛子明太子』は婿ドノが乗り換えの博多駅で購入？

はひふへほぉ～(^-^)/
妹に電話でお礼を言ったらピンポンだった。

　　おねぇちゃ～ん
　　大丈夫なん？
　　ドアくらい閉めたら？

カギの開け閉めが面倒くさい。
こんな姉でごめんちゃい(*^_^*)

更にないことが続いた。
母と妹と婿ドノと我が家の息子娘私の３人の計６人でお昼を食べに出ようと言う話がまとまった。
この面子で出かけることなど始めて。もしかして最後かもしれない。
てんでんばらばらのメニュー選び、噛み合わない会話もまた楽し。
血液型の話になって、妹ひとりがＡ型で残り全員Ｏ型なのに気が付いた。
婿ドノと一緒になって、妹が細かいの固いの融通が効かないのと散々、こき下ろした。
身内ならではの会話
夫が居るときのお盆は私の実家でバーベキューが定番だった。
妹の夫と男同士、がんがんビールを飲んでいたっけ。
もしかしたらあの時、亡夫がそこいらに居て笑っていたかもしれない

白い朝顔

夜明けが遅くなってきた。
暗いうちから散歩するのは気が萎える。
暑いうち、気候の良い間はその気になるが、
根性なしの朝散歩。
いつおしまいが来るだろう？

今年１月より４キロダウン。
また、散歩を止めると一気に体重が増え、
軟骨が摩滅している膝に痛みが生じる。
毎年、おなじことを繰り返してきた。

根性、努力からほんと遠い。
『居場所』と言う川柳の題を頂いて

　　　【ゆるいとこぬくい所を這い移動】

なんてのを思いつく…出す前に没（涙）
職場だって、１年も経つと完全に飽きる。
亡夫は私のことを良く知っていた。
『後は大丈夫。ちゃんと働くから』
と、言う私に
『がまんしろよ。すぐ辞めないで、辛抱しろ』
死の床で案じてくれた。

今、仕事を辞めないのは意地。
ケアマネ資格を取ってから、ころころ転職４回目。
やめてきた所は、地元業界通なら「やむなし」と思ってもらえるような所だった。
今の所も務まらないでは
私の人間的欠陥でしかなくなる。
定年までは意地。
ひとつくらい小さな意地を通そう。
人様に比べたら随分、小さな小さな意地だけど。（後3年半だし＾＾；）


清らかな朝顔発見。
写メを構えて
朝顔のいいお顔をさぐっていたら…
親指付け根に藪蚊！
くろぐろデカイ奴がジッと針を刺し込んでいる…
ふぇ～ん(//▽//)　カシャッ！

と、言う写真です。
早く帰って薬塗ろうっと。根性なし(=^▽^=)