陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

私が大将さんとヨイショさん

2006-09-13 08:06:08 | Weblog
『私って○○でないとダメな人なんです。』

私って↑みたいな話し方をする人がどうも苦手だ。

職場にいるその人の口癖。↓

『○○じゃない人って信じられない。』
『あぁ~いやだ。いやだ。』
『○○でないとダメですよ』

自己主張は構わないけど、
自分の思いや考えの違う人をガンガン排除している。

一方でヨイショ専門がその人の隣席に居る。

『そうですよね。ほんとうにそう思います。』
『すばらしいですね。』
『さすが○○さんですね。』
『勉強になりました。』
『また教えて下さい。』

↑ヨイショさんの口癖である。
彼女のもうひとつの癖は
会合へ着てゆく服だとか↓

『みなさんどうされます?』

細かに聞いて右にならえをする。
彼女は自分の考えを先に言う事がない。
ようするに何を考えているかまったく表面に出ないので
正直、気持が悪い。

事はなんだったか記憶から消えたが、
探し物をしていたか?何かこわれたか?
私自身が不注意だから犯人探しをしていた訳ではないのだけれど

『わたしではありません。』
『わたしは知りません。』
『いっさい触っていません。』

↑その時ばかりは彼女の自己主張を聞いた。
自分にかかる火の粉を必死でふりはらった。

このふたりが私の前の席で並んでいる。
私とは途切れる会話がこのふたりなら永遠と続く。
机にはPCが起立して壁のようになって
向うに異空間を作っている。

まいどのBGMと聞かないことにして
仕事に集中している。

ほめるってむつかしい。
迎合と紙一重の裏表。

息子にはしっかりほめることを心がけているが
私自身が本当に

 ステキ!スゴイ!

と、こころが動いたら
言葉にして
息子に返そう。


ヨイショさんは私と同い年。
子供ふたりを女手ひとりで育ててきた。
夫と言う後ろ盾でノウノウと生きてきた私とは
違う苦労があったのだろう。
どこかで身に付けた処世術なんだろう。

私は私で
主婦感覚が抜けないと上司に言われている。
どこか甘いんだそうな。

お互い今さら変われない。
そのうちいつか
ヨイショさんの本音が聞かれる関係になるかもしれないし…

やっぱり甘いか