細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

人生に与えられた時間と、飾らないこと

2020-10-11 16:52:08 | 人生論

10月に入り、私の大学の秋学期が始まりました。私は、秋学期の授業が多く、各講義の第1回目がすでに始まりましたが、私自身もやりがいを感じています。オンライン授業がほとんど、という状況は普通ではなく、いくらオンラインが便利とは言え、普通でない状況はいずれ人間社会をダメにするとほぼ確信しています。なるべく早く対面授業が支配的になることを願いつつ、今のオンラインの環境ででき得ることをやり切るのがミッションと思っています。

この異常な状況は、自分を見つめ直す機会にもなるのですが、1日、1週間、1ヶ月、1年、といった時間の区切りは、人間にとって適切で、ありがたい長さであるように思うし、おそらく人間の普通の一生も、適切で、ありがたい長さなのだろうと、今のところ思っています。

一生、については実際に終わるときでないと満足なのか後悔するのか、分かりませんが、現時点の私にとっては短すぎる、というものでは全くないため、悔いのない人生とすべく、自分なりに生きようと思います。

今日の日曜日は、6時半の起床以後、皿洗いや洗濯などの家事から積極的に動き始め、家族の朝食・昼食の準備、体操、入浴等を行い、活動的な一日の伏線を貼りました。そして、9時半ごろから、遅れている予算申請書の作成を、追い込まれたからこその、自分のベストのモチベーションで書きました。。。もっと早くやれば?、という話ですが、今の自分にふさわしい申請区分、申請テーマで結構悩んだので、今に至っております。無駄に飾るのはやめよう、という境地です。。。

無駄に飾るのをやめる、という意味では、

元々、肌が弱いのもあり、2019年の8月頭に白髪染めを止めました。若いころから白髪が結構あったのですが、年相応でよいかな、と。白髪染めをやめたことで、もちろん見た目には老けて見えるのでしょうけど、いろいろと無駄な行為も無くなりましたし、つまらないこだわりを一つ二つ捨てられたような気がして、自分としては心地よいです。

それから、過剰に卑下する必要はないとは思いますが、どうせ大した能力があるわけでもないので、他人と比較するのではなく、自分にでき得ることを一所懸命やろう、とより強く思うようにもなってきています。ただ、やるからには、自分の得意なことを中途半端ではなく徹底的にやって、結果的に誰もかなわないようなレベルに自分らしく到達できれば、それが社会への貢献に自然につながるのであろう、と思っています。