足指グーパー体操

体操指導の菊池和子さんがラジオで指導されていた。

①イスにすわって両脚を伸ばし、かかとを床面につけ、つま先を軽く持ち上げる。

②足指全部をグッと握る。指の関節がポコポコ出るくらいに、しっかりと。

③今度は足指をパッと開く。1本1本の間にすき間をつくるように思いきり。

力をゆるめてから、またグー・パーを繰り返す。肩を下げ、おなかは引いて。

「指は一本一本が脳と直結してるんです。とくに普段触れることの少ない足の指をよくさわってみてください。さわると、もっとグー・パーがしっかりしていきますよ。くすり指と小指はさぼってることが多いんですけど、どうですか？」

うーむ、たしかに。とくに小指が、ワシの場合ちぢこまってしまっているなあ
手でさわって補助すると、動きが大きくなる。

「片方の足の裏を上に向けて、よーく見てください。たったこれだけの面積で、一生、立ったり歩いたり走ったりして、その大切な場所を支えているのが足指なんです。もっと意識を向けて、さわって、感謝して育てていく。それで、からだ全体が活性化していくんですよ」

なるほど。けなげに働いてくれている足指に対し、あまり関心を持たずにいた。反省。
これからは、日常の中で足指への意識を高め、やり過ぎない程度にグーパーしてみよう、と、またひとつエクササイズがふえたオヤジであった。

なお、菊池さんが提唱する「きくち体操」は、今どきの「鍛えない・頑張らない」路線の草分け的存在。
ラジオから流れる声を聴いていても、からだを動かすのが大好き、幸せ、ありがとう、という気持ちがにじみ出るようでステキなおばさまである。

「きくち体操」
⇒　http://kikuchi-taisou.com/


朝、ステップ運動２０分、心拍１００。
夜、プール。平・クロ各２５０ｍ、２５ｍ走５本２８～２５秒。