永遠に続くかと思われた猛暑の夏もついに終焉の気配。
待ちに待ったシリーズ新刊がようやく出て、むさぼり読んだ。
『今朝の春』みをつくし料理帖シリーズ第4巻(高田郁著/ハルキ文庫)
以前ラジオで、俳優で名うての読書家でもある児玉清さんが、シリーズ第1作『八朔の雪』を激賞されていrるのを聞き、早速読んで即ハマッてしまい、文庫書き下ろしのためおよそ半年間隔で発刊される続巻を待ちわび、第2巻『花散らしの雨』第3巻『想い雲』を読んでますます先の展開が気がかりでならぬ。
9/15の発売日に書店へ走り、高速で読み進めたいのをぐっとこらえて、じっくりじっくり味わって今しがた読み終えて、これからの展開がさらに気になっているところ。
物語の骨格は、江戸で女料理人として腕をふるう澪(みお)とその周囲の人々をめぐる人情話。そこに料理勝負や切ない恋、幼なじみの野江との思いがけない再会など波乱万丈の筋書きで思わず引き込まれ、泣かされる。かつて、かなりハマッた韓流ドラマ『チャングムの誓い』を思わせる展開だが、こちらはなじみ深い江戸情緒たっぷりの時代小説である。
次の巻はもう年明けだろうか。それまでは既刊を再読しながら待つことにしよう。
今週はやや体調すぐれず、室内でステップ昇降中心で屋外走行わずか5km。夜のプールにはほぼ連日通い、体重増加はなんとか防止できている。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (49)
9月に思い出すのは、さわやかな歌声の、この名曲。
♪ September (竹内まりや/1979)
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