直立2足歩行による一連の関連疾患については、きのう紹介させていただいた『足のクリニック』という本で、よーくわかったので、すぐ四つ足歩きをやってみた単純オヤジである。
今朝、芝生の公園で裸足ジョグ40分。その前後に補強運動の一環として試してみた。
幸い、あたりに人影なし。
浅井えり子選手の本『新版 ゆっくり走れば速くなる』(ランナーズ刊) に書いてある記述に従って姿勢づくりから。
「腕・脚はあまり広げず、肘と膝を伸ばし、なるべくお尻を高く上げるイメージで20~30mくらい歩きます。
うまく連動しないと、なかなか前へ進みません。身体の連動を覚えるとともに、大腿部が伸び、その状態で歩きますから、動的なストレッチの効果もあります」
あかちゃんのハイハイみたいに膝を地面につければラクな姿勢だが、脚を伸ばして尻を高く上げた状態で歩くのはけっこう大変。前を見るために首を上げるのも負担になる。
馬がゆっくり歩くときのゆったりした常歩 (なみあし) をイメージして50mくらい歩く。
裸足走の後、今度は四つ足でちょっと走ってみた。走るときには、肘と膝は少し曲げたほうが動きやすい。(浅井さんの本にもそう書いてあった)
草の上を、まだぎこちないながら四つ足で走っていると、野生動物見習い1年生になったような気分。目線が、普段よりもグンと下がるのでそれもまた新鮮。目線が高くなる高下駄とは逆で、いずれにせよ新感覚で気持ちいい。
ワシがランニングバイブルとして愛読している金哲彦氏の『カラダ革命ランニング』(2004年、講談社刊) にも、ちゃんと書かれてあった。
「初心者に四足で走らせると、上半身と下半身のコンビネーションが格段によくなります。四足で走ったイメージのまま、ニ足で走ってもらうと、その効果はてきめんです。特に子どもはすごい。完全に背中が動いて、あっという間に速くなります。
この四足の走りを言いかえるなら、『背中で走っている』イメージです。上半身のリードが背中を伝って腰に行き、腰がパワーを生み出して地面に伝える。
この流れが表面の筋肉で行なわれるわけではなく、背骨から肩甲骨、肩甲骨から背骨の周囲の筋肉を動かし、それが骨盤を動かすというように、体幹で行なわれて強く速く走ることができるのです。
これは、頭で考えていてもなかなかできません。動物になった気持ちで、実際に四足で走ってみてください」
へい、親分。初読後2年もたってから、ようやく実行に移しやしたぜ、とTV時代劇の影響で次郎長風につぶやくオヤジであった。
というわけで、朝は裸足走のみ40分(約6km)、心拍109。
夜、気合を入れて力みは抜いて新聞突き破りなど定番トレ。
その効用は未知数ながら、走る楽しさをもう一度原点に帰って味わい直すような「走快感」はたしかなものとしてある。
「足」そのものへの関心と感心も格段に増してきた。
で、ふだんはあまり近寄ることもない医学書コーナーで、素人にも読めそうな足の本を探してみた。
あった。
『足のクリニック -教科書に書けなかった診療のコツ-』(井口 傑著/南江堂刊)
医学生向けの副読本らしいが、マンガ入りで図版も多数入っていて読みやすそう。
(A5判222ページで定価4500円+税、とさすがに一般書より割高)
前半が足の診療のコツと治療法、後半は足の部位別疾患につき各論的解説。
前半の総論は「読み物」としても、なかなかおもしろい。
「人間が2足歩行を開始したのは、たかだか600万年前のことであり、人類の進化の歴史からすればつい最近のことである。
そのため、人間の体は2足歩行に適応する進化の途上にあり、完成にはほど遠い。
つい数百万年前まで4本足で歩いていたのに、急に半分の2本足で歩き始めたのだから大変である。単純に考えても、倍の体重を支えなければならない。
体が前に倒れようとするのを前足で支える替わりに、1/10の長さもないつま先で踏み止まらなければならない。痛みや変形を起こしやすいのも無理はない」
なるほど、ただ歩くだけでも大変なことなのだ。
「水平の体幹に垂直に付いて体重を支えていた前足は、直立すると体幹からぶら下がることになり、肩は圧力から張力というまったく反対の力に対抗することになった(四十肩・五十肩)。
直立によって解放された前足は手となり、物を握るときに手関節を背屈位で固定する必要が生じた(テニス肘)。
股関節が伸展したので、腰腸筋は閉鎖孔を通り引き延ばされた(四十股・五十股)。
そして、足底の足指屈筋群は足指を曲げる仕事は放り出し、もっぱら前に倒れないように踏ん張る仕事に専念することになった(踵骨棘・足底腱膜付着部炎)。
直立という慣れない仕事で早く老化し、他の器官より『保証期間』が早く切れるため、直立2足歩行による一連の疾患が新たに生じた」
さらに、直立によって「心臓と足の上下関係は倍近く悪くなった」うえに、実用性から逸脱した靴もまた足の痛みや変形の大きな原因となっていると、足の環境悪化を著者は嘆いている。
ランナーズのHP所載の動画で紹介されている浅井えり子さんの「4つ足歩き」は、上記の観点から見ても有用な補強運動かも。
そういえば、以前、東京体育館RCでお世話になった金哲彦氏もこの動きを推奨しておられた。
明朝、人目のない所でやってみよう。
朝、16km 1:27'38"、ラスト1マイル7'17"。心拍172。
夜、高下駄バランスなど定番トレ。
能楽師・安田登先生の能エクササイズ講座を受講し、その中でエクササイズのひとつとして取り上げられていた「新聞紙突き破り」を始めてから1カ月余。
冷ややかな目で見ていた妻が、何の気なしにやってみたのが3日前。
すでにビシッと快音とともに突き破っている。
見ていると、腕が出るスピードは全然速くない。はっきり言って、へなちょこな感じである。なのに、なぜか見事にズバンと穴があくから不思議。
ボウリングとよく似ている。豪腕から繰り出される猛スピードの投球でも、ストライクが出るとは限らないし、ピンまでやっと届くようなヘロヘロ球でもパタパタと倒れてストライク、というのはよくあること。
小4息子に至っては、普通にやるとほぼ百発百中なので、寝転がったり脚を上にあげたり跳躍しながら、などなどいろんなポーズで始める有様。
そういえば空手の「たけださん」も、「新聞破りができる、ということは、当然百発百中」と豪語しているらしい。
妻によるとポイントは、やはり呼吸にあるんだそう。息を吐くのに乗っていくような感じで体が前に出たときにうまくいく。いかないときは、タイミングがズレているのだと。
呼吸とタイミングか……。今夜も成功率がイチローの打率並みのオヤジである。
新聞の印刷インクで拳の突き出ている部分が真っ黒になっている。
朝10km 53'49"、心拍162。
夜、高下駄しゃがみなど定番トレ。
能楽師・安田登先生の「能エクササイズ」を受講してから1カ月あまり。
エクササイズのひとつとして教えていただいたのが新聞紙突き破り。
突き破った時の感覚がおもしろくて、すっかり父子でハマッてしまったが、素人の悲しさ、だんだん突き破ることが自己目的化してしまい、いかに効率よくたくさん破るかの競争となりつつあった。
そのため、いつのまにか2人とも正拳突きではなく、指を伸ばしてそろえる手刀の形になっていた。
なんかズレてきた、と感じていたところにタイミングよく (?) 月刊健康誌『安心』(マキノ出版) 編集部から取材依頼の打診をいただいた。
さあ大変。ただただおもしろがってやってきただけで、その効用とか正しいやり方など、実は考えたことがない。
というわけで、「原点」に戻って安田登先生の近著『ブロードマッスル活性術』(BABジャパン刊) を読んだ。先生の最近の著書3冊のうち、新聞突き破りに関する記述があるのは、おそらくこの本だけ。
最大のポイントは、やはり呼吸法にあるようだ。
「完全呼吸を修得すると、新聞破りが簡単にできるようになる。深い呼吸によって、そこに鋭い集中が生じることによって、拡散しようとする無駄な力が少なくなるのだ。
完全呼吸での突きと普通の突きとでは、息の使い方が逆になる。
完全呼吸では突く時に息を『吸う』のだ。突きの直前までに腹筋を使って完全に息を吐ききり、そして突く一瞬に大腰筋と横隔膜を使って大量の息を一挙に吸い込む。
すると、前に出る腕の動きと、内に引き込む息の働きとによって生じるパリントニシティ (2方向性) の働きにより、集中的な力が生み出されるのだ」
この呼吸と腕の動きの関係は、能の大鼓の演奏に相通ずるものがあるそうだ。
「大鼓は打つ直前に、空間を引き裂くような裂帛の掛け声をかける。そして、そのすぐ後に、石のように硬く張られた革をカン!と打つ。打つその瞬間に発声しているわけではないのだ。
大切なのは、この裂帛の掛け声と『その後』の一打なのだ。
裂帛の掛け声は体内に残る息をすべて押し出し、身体は一瞬、真空状態になる (喩え)。その真空に引き寄せられるように腕は鼓の革をめざして疾駆し、そこで生まれた音は鼓の遥か彼方の地平にまで届くのだ。
これは、裂帛の掛け声とそれによって生み出される深い呼吸によって可能となる」
うーむ……。
ともかく、深い呼吸を心がけて正拳突きでやってみた。手刀突きに比べると、やはり破れにくい。が、息子のほうはすぐに今までと同様にズバズバ穴をあけている。本人が意識しなくても、ワシよりずっと深い呼吸が自然にできているようで、何も説明していないのに、打つ直前に気合の掛け声を発している。
息子のマネをして、やってみているうちに、ズバッと穴があいた。
[オーレオーレさんへ]
『安心』編集部・安藤記者がオーレオーレさんの話を聞きたいそうです。
「200m走で3秒短縮、早歩きがさらに速くなり、ボールが左でも投げられるようになった」、その詳細を。私(ハギA)もぜひ教えていただきたいので、安藤記者に連絡とっていただけませんか。よろしく……・ (メルアドは7/2コメント欄に)
朝、サッカー観戦で走休。ステップ運動30分、心拍94。
夜、高下駄しゃがみなど定番トレ。
高橋佳三先生の本『古武術for SPORTS』(スキージャーナル刊)でバランス感覚養成に効果が高いと紹介されていた。
ラクで安定した立ち姿勢を身に沁み込ませるにもよいそうだ。
野球選手で古武術の稽古も積んでいる元気な中学1年生・ミニボンズ君は、高下駄を履いて 「かなりの高速で走る」 (父上談) んだそうである。
5月下旬に盛岡の専門店「赤い花緒のじょじょ」さんに注文していたMY高下駄が、きょう届いた。
一本歯の高下駄というものを間近に見るのは初めて。
うー、ずいぶんと歯が高い(地面から足裏まで12cm)。 しかも細く感じる(幅3cm)。
歯の底にゴム貼りしていただいたので、ちょっとだけ室内で履いてみる。
こ、怖い。壁を頼りになんとか履いて立つ。たしかにバランス感覚を養うにはよさそう。
静止するほうがむずかしく、歩いているほうが安定する感じ。
見ていた小4息子がたまらず、「ボクにもやらせて!」
きゃーきゃー叫びながら喜んで履いて歩き回っている。
高下駄履いたまま新聞突き破りもやってみた、物好きな父子である。
朝11km走 1:08’17”、心拍164。
夜、卓球1時間。3セットマッチは1-2で逆転負け。
定番トレ。
このところ集中して読んだ身体操法関連書のうちで、最も触発された本。
(小森君美著/スキージャーナル刊)
ただ、この本の内容を要約してここにまとめることは非常に困難。
(つまり、まだ全然未消化)
本のオビにある惹句「さらば 筋トレ! スポーツ・武道・日常生活で動きの「次元」が変わる」と、章立てを紹介させていただくにとどめたい。
1章 活きた動きと死んだ動き
2章 ヒトの動きに「生命」を吹き込む
3章 「整体動作」を身につける
4章 動きの「生命」はいかに伝えられたか
5章 自然と必然を求めて
著者の経歴も興味深いものなので抜粋転記。
小森 君美 (こもり きみよし) 岡山市生まれ、陸上競技公認コーチ。
少年時代よりスポーツと武道を並行して学ぶ。
大学入学後、フルコンタクト空手に入門。筋力トレーニングに本格的に取り組む。
卒業後、岡山市立中学の教員となり、陸上競技部顧問に。筋トレやドリル練習を中心とした科学的トレーニングと熱血指導によって、無名だった中学を全国大会の常連校に育てる。
1998年、武術研究家・甲野善紀氏との出会いが大きな転機となり、それまでの指導法を改め、動きの本質を探究する方向へ。
「最も大切なことは、トレーニングによって自分の身体を変形させ、秀でた運動能力を獲得しようということではありません。
まず、『自分が持って生まれた能力を最大限発揮できる心身になろう』ということなのです。
ないものねだりではなく、今の自分を認め、今の自分を最大限活用しようということです。
今の自分を完全燃焼させることができれば、今にいたる過去の自分も輝きます。
これが、いきいきとした活力に溢れた人生を生きているということではないでしょうか。こういう生き方は『生命』が通った生き方だと言えるでしょう。
行動しない人には何も起こりません。何かをしようと努力する人には『流れ』が起こります。行動しないという『必然因』には何も起こらないという『必然果』があり、努力するという『必然因』には流れが起こるという『必然果』があるのです。
まずは行動です。行動することから、すべてが始まります」
朝、走休。ナンバ体操など各種体操、ステップ運動15分、心拍87。
夜、新聞突き破りなど定番コース。
W杯サッカー、次はいよいよクロアチア戦。にわかファンとしても試合の行方が気になる。
たまたま見させていただいた中田英寿選手のHPに、先日のオーストラリア戦を前にした感想が記されていて、今読んでも心に響くものがある。
「仙台国際ハーフ」から1カ月が過ぎた。制限時間(1時間35分) 内でのゴールを果たせなかったため来年の出場資格を確保できず、他の公認レースで取り直さねばならぬ。
で、地道なトレーニング継続が第一なのはもちろんで、新たに加入させていただいた刀水ACでFコーチの丁寧な指導を受けて基礎練習から積み直しているところ。
とともに「古武術を走りに活かす」がワシのランニングの大テーマであるので、以前読んだものも含め関連書を集中して読んでいるところである。
武術研究家・長野峻也氏の『あなたの知らない武術のヒミツ』(アスペクト刊) の中で、護身・健身に役立つ手軽な体操として推奨されているのが、スワイショウ。
これは立位で両腕を脱力させて左右に振り回す動き。
気功や太極拳などで準備運動的に行なわれているそうで、ラジオ体操にも似た動きがある。
体幹部をひねる形になるのが、ナンバ主義者のワシとしてはちと気になるところだが、股関節をたたんで胸郭をつぶす感覚でやってみると具合がよい。
肩のこりや痛み、腰痛、目の疲れなどに効果があるそうだ。
⇒具体的なやり方の詳細はこちらに。
なお、著者は日常の動き全般について、「骨盤から動く」ことに意識を置くよう強調している。
「骨盤をすべての動きの起動点にすることで、全身の動きが協調連動して最も効率よく疲れないで動ける」と。
残念ながら「ナンバ」には懐疑的な立場らしく、その批判に1章を割いている。
その当否はともかく、「本当の武術は護身・健身が一体化した活殺自在の武医同術を極意とするものであり、特別な人にしかできないものではなく、誰にも役立ち、かつ、人生に深い楽しみを与えるものだ」とする著者の主張には賛同したい。
朝10km 59’26”、心拍162。
夜、新聞突き破りなど定番コース。
剣道二段の留学息子が出発する直前に、思い立って始め、ごく簡単に持ち方・振り方・足さばきなど教えてもらったが、ほとんど自己流。
それでも、以前はパソコン作業の影響か、けっこう肩こりがしんどかったのが、すっかり忘れているのは効用のひとつかも。
ちょうど今読んでいる『武術体操』(生島裕著/柏書房刊) の中に、ワシのようなド素人向けの木刀素振り解説が詳述されており、熟読。
「剣道」としての正しい振り方よりも、あくまでも日常の健康法としての振り方に則しているのでワシにとってはありがたい。
(全158ページのうち約1割、16ページを木刀素振りに当てている)
たとえば、「剣道では『剣先がお尻につくように』と教えていますが、そこまで振りかぶる必要はありません。力みや反動を利用する振り方になりやすいため合理的な動きとはいえず、健康法としてもふさわしくないからです」といった具合。
著者は中国武術や空手雑誌の編集長などを務めたジャーナリスト。
広く浅く、一般人に近い視点から健康法としての武術体操を提唱している。
著者自身も肩こりや首のこりに悩まされていたのが、木刀素振りで解消したそう。
素振りの他にも、四股踏みやナンバ歩きなど著者が実際にやってみて効果を実感した武術的動きを日常的にできる体操として紹介している。
さらに日常の動作そのものを、これまで以上にトレーニングの一環としていこうと思うオヤジである。
朝走休。ナンバ体操など各種の体操後、ステップ運動15分、心拍97。
夜、新聞突き破りなど定番コース。
さあ、いよいよサッカー、オーストラリア戦!
「フォーム」は大きく異なる。一言でいえば、息子はボクシング風、ワシのはナンバ走り風。
オーレオーレさんのご指摘で「胸郭ボックスをつぶす感覚」を意識するようになり、いっそうナンバ走りに近づいた気がする。
ビシッと通った時と通らない時の差で、はっきりわかるのは「力み」である。
よしやるぞ!と力が入っていると目に見えて遅くなる。
「あああ、ダメか~」と力が抜けて、何気なくやったほうが意外にも速い。
きのうのコメントで、「ミニボンズの父」さんが書いておられたとおりである。
「大リーグボール3号」(おわかりになりますかね? マンガ『巨人の星』の最後の魔球=超スローボール) の感覚とも。
もちろん新聞紙に穴をあけるのが目的ではなく、より効率的な身体操法を探究する一環としてではあるが、それにしてもズバッと通ったときの快感は病みつきになりそう。あ、もう、なってますね。父子そろって。
というわけで、ボロ新聞の山を感謝とともに片付けるオヤジであった。
朝、走休。ステップ運動20分、心拍100。
夜、定番コース。
これが意外と奥が深くて……。
どうも新聞紙の破れ方が何種かあるようだ。
中央にズバッと穴があくのが、たぶん王道。
どうかすると横に裂けたり、縦に裂けたり。
失敗して、持っている指のところから破れたり。
その差がどこから出るのかは、よくわからない。
その、わからないのが小4息子には魅力でもあるらしく、夢中で、「今度はどう破れるか!?」を探究して突きまくっている。
ズバッと決まるときは、1点に向かって全身が収斂していくような感覚がある。
ナンバや古武術の講座でいささか体感した、全身を統一体として連動させる動きに通ずるような。
声は出さなくてもできるが、ワシの場合は「能エクササイズ」で教わったとおりに、いったん「む」と静止してから、一挙に「は!」と息に声を乗せると動きが滑らかになる。
いずれにせよ、もとよりド素人オヤジ談義のレベルでの話。多少とも空手や武術系の稽古を積んだ方々から見れば、苦笑するしかない次元だろうと思うが。
ともあれ今夜もズタボロになった新聞の山を片付ける父と子である。
哀れな姿となった新聞紙に感謝。きょうも元気に「稽古」ができて、ありがとうございます。
朝11km走 1:05’18”、心拍152。
夜、おんぶスクワットなど定番。