いかにも春らしい季語のひとつ、「やまわらう」。
木々が芽吹き、花ほころび、吹く風も春の訪れを知らせる頃、たしかに山々は微笑んでいるかのよう。
故郷や どちらをみても 山笑ふ 正岡子規
病床で長い時間を過ごした子規にとっては、ふるさとの山なみが笑う季節の到来は、ことのほか嬉しかったに違いない。
ちなみに万緑の夏は「山滴る」(やま したたる」/紅葉の秋は「山粧ふ」(やま よそおう)/草木枯れる冬は「山眠る」。
こんなに豊かな表現あふれる日本語なのだから、けなげに頑張ってくれている足の指にも良い名前をつけてほしいもの。
ジョグ俳句の増田明美さん、その増田さんの俳句のお師匠様・黛まどかさんのお二人が考案してくださればよいのだけれど。
などと、昨日もらった義理チョコを食べながら考えたオヤジであった。
そういえば、黛まどかさん作のバレンタインデーを季語(春)にした句がある。
バレンタインデー 夕星の薄ピンク
夕星(ゆうずつ) は金星のことで、ギリシア神話では美と愛の女神。薄ピンク色の明星を見上げる乙女は、この日に何を祈る?
朝30分ジョグ(約5km)。ラストに流しを入れ、心拍163。
夜、プールへ。平・クロール各500m、約30分。
去年ワシも参加して教わった水泳教室の今期が始まっっていた。それまでは50mをクロールで泳ぐと酸欠状態でゼーハーしていたのが、教室のおかげでkm単位で泳げるようになったのだった。ありがたいことである。
結論は、手の親指にあたる足指を「母趾」と呼ぶ以外は特に呼び名はなく、順に第1趾から第5趾と呼ぶんだそう。
ことばは関心の高い事柄には多彩・多様な言い表し方をする(たとえば色の名や天候に関する表現など) のに対し、関心が薄いとテキメンに粗雑になる傾向がある。
足の指って名前もつけてもらえないのだ。
健康雑誌『壮快』3月号(マキノ出版)の別冊付録「やせる!! 足の裏ゾーンセラピー」を見ながら、けなげな足指たちに感謝の念とともに、せっせと足裏ツボマッサージするオヤジであった。
朝、少し速めのジョグ30分(約6km)。ラスト400mほぼ全力、心拍165。
夜、プールへ。平・クロール各500m、約30分。
木刀素振り、など日課トレ。逆立ち50秒弱でツブレる。
※千葉マリンの不足距離、二転三転の末、どうやらさらに不足しているらしい。
きのうの「おわび」文中の2.3475kmに467m加わり、2.8145km。
これが正確な距離だとするとタイムにして2分近く。
幻の自己ベストはまさに幻と消える……。もういいワ。
文化庁が公募によって選んだ「親子で歌いつごう 日本の歌百選」が公表された。
最終的に選ばれたのは101曲。
去年9~11月に募集し、メールやハガキなどで総数6671通、895曲の中から。
選曲自体は12月15日の選考委員会で決定されていたそうだが、発表に併せて開くコンサートなどの準備もあってか(?)、約1カ月後の発表となったようだ。
「仰げば尊し」から「われは海の子」まで50音順に並べられた101曲を見ると、
①古典的唱歌……「朧月夜」「荒城の月」「蛍の光」など
②古典的童謡……「お正月」「汽車ポッポ」「ぞうさん」「めだかの学校」など
といったところが主流をなしているのは当然として、それらの他に
③昭和30年代前後のいわゆる歌謡曲……「いつでも夢を」「こんにちは赤ちゃん」「高校三年生」など
④フォーク・ニューミュージック以降の新しいもの……「今日の日はさようなら」「」「涙そうそう」「世界に一つだけの花」など
12/11の当ブログで紹介させていただいた「ヒーリングミュージック・トップ50」と重なっている曲が9つほど。
「赤とんぼ」「いい日旅立ち」「上を向いて歩こう」「川の流れのように」「秋桜」「時代」「翼をください」「花」(オレンジ・レンジが歌ったほう) 「故郷」
ワシがぜひとも「歌い継ぎたい名曲」と切望する「さとうきび畑」は百選に入っていない。反戦歌は時節柄ダメなのかな?
⇒ 親子で歌いつごう 日本の歌百選
本日休養、体操・日課トレのみ。
芝生の公園に行くと、とろどころが白くなっている。
これは、「霜が降りた」のか、それとも「霜柱が立った」のか?
ワシは校正を業としていながら、実はそうした類似語の使い分けはけっこう、いい加減である。
で、「広辞苑」で確認した。
降りるほうの「霜」=多く晴天無風の夜、地表面付近の気温が氷点下になって、空気中の水蒸気が地表や物に接触して昇華し、白色の氷片を形成したもの。古人は露の凍ったものと考えた。
立つほうの「霜柱」=寒冬、土中の水分が地表にしみ出てきて凍結し、細い柱状群となって上方に成長するもの。この際、多くは表土を押し上げる。関東地方の赤土に顕著。
というわけで、空中の水蒸気が氷結して下りてくるのが「霜」、土中の水分が凍って上がってくるのが霜柱。
公園の芝生には霜が降り、樹間の湿った土には霜柱が立っていた、ようだ。
その上を、一本歯の高下駄で歩き、ものの見事に転倒したオヤジであった。
ストライドを伸ばすと滑りやすいので、その後は小刻みにピッチ歩行で。
高下駄ウォーク35分(約2km)、心拍109。
夜、室内で小4息子とキャッチボール (スポンジボール使用) など。
今年の「新語・流行語大賞」に、「品格」と並んで「イナバウアー」が選ばれたそう。
ところで、イナバウアーがどういうワザであるかは、荒川静香選手の美技で目に焼きついているけれど、そもそもどういう意味のことば?
語感からしてドイツ語のようだが……。
と思っていたら、定期購読中の分冊百科「日本のうた こころの歌」最新号に答えが出ていた。
♪「白銀は招くよ」の解説文にあった。イナ・バウアー選手!
フィギュアスケート選手のお名前だったのね。(Ina Bauer)
男子スキーで3冠の名選手にして俳優・歌手としても活躍したトニー・ザイラーが主演した映画「白銀に踊る」(1961年)や「空から星が降ってくる」で共演したのが当時西ドイツのフィギュアスケート女王イナ・バウアー選手。
彼女の考案した得意技が、横に滑走しながら背をそらすあのワザ。
で、選手の名がそのまま技名になった。
1941年生まれだそうなので現在65歳で健在とのこと。
知らなかった。
実は、ワシはバランス感覚が良くないのでスキーやスケートなど、滑るものは全然やったことがない。
しかし、あんなにダメだった「かけっこ」も、4年で多少は走れるようになったことを考えると、やってみればもしかしたら少しはできるようになるかも、と思い始めているオヤジである。
朝、しばらくぶりで芝生の公園へ。地下足袋でナンバ歩き50分 (約5km)、心拍112。
もう日の出が6時半過ぎ(6:32) なので、5時台だとまだ真っ暗。だんだん早起きがつらくなるが、「12/17 駒沢8km勝負」が決まっている以上サボるわけにはいかん。
夜、今宵も踵立ちに励む。うーむ、きょうは最高37秒止まり。当面の目標1分はなかなか……。
M8.1の強い地震で、NHKはさすがにテレビ・ラジオとも全面的に津波情報を繰り返し放送している。被害が出なければよいが。
ワシが毎晩愛聴する「ラジオ深夜便」も大幅に時間がずれて始まった。
ところで、NHKのアナウウンサールームHPに、「みんなのうた」で一部にウケた「これってホメことば?」の続編公募の優秀作品が掲載されている。
(残念ながらワシにはそういうセンス乏しく応募せず)
きょうの午後、NHKラジオでそのひとつを梅津アナが、番組担当アナ2人を巻き込んでナマ歌で聞かせていた。
♪ 愛犬つれて散歩に行った 公園のベンチで女子高生に
「この犬 ぶさかわ~!」
これってホメことば?…… (福岡・くまこさん作)
といった調子でノロノリでうたい上げる。
ぶさかわ、とは不細工だけどかわいいの意らしい。「ヘタうま」と同じパターンか。
朝16km 1時間35分。超ゆっくりジョグから入ってビルドアップ、ラスト5km21'37"、心拍154。
夜、プールへ。クロール1km+平200m。
泳ぎ終わってプ-ルから外へ出たら、なんと大雨。雨支度なく、ずぶぬれで帰宅。
あまり気をつかいすぎると、文章を書くのが怖くなり、億劫になってしまうし。
たまたま目にしたランニング関連の掲示板に、「○○(地名) くんだりまで行って、走ってきた」という書き出しの大会参加記があり、それに対して「大会関係者と○○の方々にもっと感謝と配慮を」とのレス。
どうも当のご本人は、何が問題なのかピンとこなかったようで、そのレスへの返信は今のところない。
問題は、謙譲表現(自分を下げる)はよいが,相手を下げる表現は避けなければいけないということ。
この場合、「くんだり」とは「下り。接尾語。地名に付けて場末または遠隔の地を指すのに用いる語」(広辞苑) であるから、地元の方々が客人に対して「はるばる○○くんだりまで、おいでいただいて」と言うのはOKだが、行った側が使うと傲慢かつ横柄な差別語になりかねない。
たとえば、もてなす側が「何もございませんが」「お粗末ですが」と言うのはOKでも、それを真に受けて「ホント、何もないね。お粗末」と答えたらどうなるか……。
まことに言葉は難しい。自戒をこめて。
勝手に例示させていただいた筆者の方には失礼をお詫び致します。
朝、10km 55'29"。ラスト1マイル6'49"、心拍163。
夜、プールへ。平1km+クロール200m。
●「やおら立ち上がる」の正しい意味はどっち?
①ゆっくりと立ち上がる。
②突然立ち上がる。
●物語や歌、芝居などの「さわり」というのはどっち?
①最初の部分。出だし。
②いちばんの見どころや聞きどころ。
●「おっとり刀でかけつける」の正しい意味はどっち?
①こせこせしないで、ゆっくりと落ち着きながらかけつける。
②緊急で、取るものも取りあえず急いでかけつける。
●正しい使い方はどっち?
①自分の健康を、おざなりにしてはだめだ。
②自分の健康を、なおざりにしてはだめだ。
●正しい使い方はどっち?
①肝心な点は、言葉をにごして教えてくれない。
②肝心な点は、口をにごして教えてくれない。
で、次のはしばしば誤用を目にもするし耳にする問題。
●正しい使い方はどっち?
①今のきみの発言は的を得ているね。
②今のきみの発言は的を射ているね。
イラストの、みむらくみ子さんの4コマ漫画もほのぼのした感じで味がある。
朝、10km 54'06"。後半の5kmをレースペースで21'28"、心拍173。まだ、このペースではハーフを走りきれそうにないものの、体調は上向き。
夜、卓球1時間で汗びっしょり。
きのう、NHKラジオ「気になることば」を聴いて、ようやく疑問が氷解した。
基本的には同じ物で、呼び名が異なる。異なる理由に諸説あり。
①食べる時期の違いから。秋に食べるほうは秋の草、萩にちなんで「御萩」。春は牡丹にちなんで「牡丹餅」。
②あんこの違いから。秋取れたての小豆で軟らかい皮ごとつぶあんで作るのがおはぎ、収穫から時間がたち硬くなった皮を取り除いてこしあんで作るのがぼたもち。
③大きさから。萩の花のように小さいのがおはぎ、牡丹の花のように大きいのがぼたもち。
その他、一般的に言うぼたもちとは全然違うものを「ぼたもち」と呼ぶ地方もあるそう。
ああ、おはぎでもぼたもちでも、どっちでもいいから、目標レースで結果を出してから、たらふく食べたいオヤジである。
朝、ステップ運動30分、心拍90。今週は疲労抜きに当て、体調が良くなってきた。
夜、おんぶスクワットなど定番トレ。
フラフープで小4息子が202回の「自家新」。ワシの114回を大幅更新。うーむ、これは当分破れない大記録かも。
このブログの「言葉ネタ」として大変お世話になっているNHKラジオ・テレビの「気になることば」。その番組からできた歌が、8~9月の「みんなのうた」で流れている。
ご担当の梅津正樹アナみずから、ノリノリで歌いまくり、バックを務めるのも同僚アナらによる「アナウンサーズ」。
⇒NHKみんなのうた
若者言葉にとまどうおじさんの心情を赤裸々に(?)表現しきった名曲、と言えなくもない。
ラジオでは何度も聴いてアタマの中で鳴り響いていたが、昨夜ようやくTVで観ることができた。
梅津アナってこういう顔の人だったんだ(おおむね予想範囲内),、バックのアナウンサーズってけっこうカッコイイじゃん、と充分楽しめる映像であった。
好評を受けて9/22にはCDとDVDが発売され、続編も企画中で歌詞をNHKアナウンスルームで現在募集中とのこと。ワシもひとつ作ってみようかの。
朝やや冷たい雨の中、10kmを少し速めのペースで。52'12"、ラスト1マイル 6'52"、心拍166。
どうも腹筋が筋肉痛なので何だろうと考えてみたら、原因はフラフープと思い当たった。意外と腹筋を使うようだ。
夜、それでも小4息子とフラフープ勝負!